DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

再開!…忘れた頃に…そして、たぶんまた存在を忘れる…

映画「ジャッキー・ブラウン」(JACKIE BROWN)

2008年11月22日 | 映画感想

      

原作 エルモア・レナード
監督 クエンティン・タランティーノ
主演 パム・グリアー サミュエル・L・ジャクソン ロバート・フォースター 
1997年 アメリカ

【ストーリー】
スチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、密売人の売上金をメキシコからアメリカに運ぶ副業を持っていた。だが、ひょんなことから逮捕され、捜査官レイに密売人オデールの逮捕に協力するよう強要される。オデールが証拠隠滅のために自分を消そうとしていることを知ったジャッキーは…(allcinema ONLINEより引用) 


大好きな「110番街交差点」「ストリート・ライフ」の2曲を劇中で流したというだけで個人的に星が一つ増える映画。

軽妙に小悪党な連中が丁々発止なやりとりしてるだけの映画ですが、これが面白くてしょうがない。
小悪党好き(どんな趣味だ?)におすすめ。

ちなみに公開当時、タランティーノのファンからの不満な感想を時々見ましたが、これは監督本人が原作者の大ファンだから、いつものタッチと違ってもしょうがないでしょう。
むしろ、原作を滅茶苦茶リスペクトすることこそが監督のやりたかったことだったんでしょうねえ。

あ、エルモア・レナード(原作者)ファンには問答無用で評判いいと思う。
私がそうですが。
あの原作の軽妙なタッチを見事に映画的に翻訳した手際に感心しました。

あと、女性キャラが全員好みなのもポイント高いです。
特にパム・グリアー演じる主人公が現実に身の回りにいたら間違いなく、彼女の人生の踏み台にされて「この女だったら、これでいいや」とか思っちまうでしょう←あ、それでいいんだ、君の人生

              
        タランティーノの映画は食事を美味しそうに撮る率が高いと思う。
        もっとも 「キル・ビル」の千葉ちゃんの鮨みたいな例外もありますけど

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