水曜日は今年最後の窯出し日

先週、札幌と小樽に大雪が降った日、望来は少ししか降らなかったのですが、昨日今日で追いつきました。いや、追い抜いたかも。

雪が降っても降らなくても、風さえ強く吹かなければ窯入れができるのですが、なかなかチャンスが巡って来ませんでした。

こんな時は、気候が厳しい土地柄なのに、陶芸経験ゼロの人ばかりのスタートだったのに、なぜ灯油窯を選んだんだろう？と思ってしまう。

当時の窯選びには全く関わっていない私。

いつか聞いてみたいと思っていたけれど、お相手は空の上にいて、もう聞くことはできません。

釉掛けしたうつわを窯小屋まで運ぶこともできないほどの吹雪だった週末。

お店の中にはみ出して置いていました。

今日やっと風が弱まったので遅れ遅れの本焼きができました。・・まだ焼き上がっていないのですけれどね笑。

今月中に2回窯出しが目標でしたが、ごめんなさい、22日(水)の窯出しが2021年のラストになってしまいます。

体調は徐々に戻りつつあります。

今日は雪かきして窯詰めして窯に火を入れて、温度管理をしながら先日掘って来た土を冬眠ボックスに移し、それから粘土作りと藁灰作り。

つい最近まで粘土を練るだけで息切れしていたことを思うと、普通に仕事ができることがうれしくてうれしくて。

今年の営業日もあと6日。

どうか無事に終えることができますように。