所用があって、厚田に行きました。
バスを降りたら、ちょうど、旧厚田村役場が取り壊されているところでした。
写真は、もう半分しか残っていなかった役場。
子供のころからずっとここにあって、おとなになってからはアルバイトをしていたこともあり、実家がごはんのお店をしていた時は、毎日のように出前のカレーやお弁当を届けに来ていました。
この建物が作られた時、床が固まらないうちに歩いてしまったらしい猫の足跡が、点々と残っているのがとても好きでした。
時の流れとともに、いろんなことも、ものも、思いも変わって行くのはしかたのないことだけど…
あって当たり前と思っていたものが消えて行くのは悲しいね。
3時間ほどして望来に戻る時、役場は既に跡形もなくなっていました。
胸はぎゅっと痛んだけれど、涙はこぼしませんでした。
大丈夫。
たとえ壊されても、断ち切ろうとする力が働いても、大切な思い出や、築かれて来た歴史や絆は、けっして消えることはないと、わかっているから…。
バスを降りたら、ちょうど、旧厚田村役場が取り壊されているところでした。
写真は、もう半分しか残っていなかった役場。
子供のころからずっとここにあって、おとなになってからはアルバイトをしていたこともあり、実家がごはんのお店をしていた時は、毎日のように出前のカレーやお弁当を届けに来ていました。
この建物が作られた時、床が固まらないうちに歩いてしまったらしい猫の足跡が、点々と残っているのがとても好きでした。
時の流れとともに、いろんなことも、ものも、思いも変わって行くのはしかたのないことだけど…
あって当たり前と思っていたものが消えて行くのは悲しいね。
3時間ほどして望来に戻る時、役場は既に跡形もなくなっていました。
胸はぎゅっと痛んだけれど、涙はこぼしませんでした。
大丈夫。
たとえ壊されても、断ち切ろうとする力が働いても、大切な思い出や、築かれて来た歴史や絆は、けっして消えることはないと、わかっているから…。