一人の俳優がさまざまな役に挑む

2010-02-18 | 日記
 大河ドラマの魅力の一つに「一人の俳優がさまざまな役に挑む」というのがあります。これは、当たり前といえば当たり前のことですが、大河ドラマの中でも同じ俳優がまったくちがう役をしたりします。これをいいだすときりがありませんが、私の好きな二人の俳優さんを例にとって紹介したいと思います。まずは西田敏行さんですが、大河ドラマには多数出演されています。細かくあげればきりがないので思いつくままに書きますと、まずなんといっても「おんな太閤記」での豊臣秀吉、そして「翔ぶが如く」での西郷隆盛、「八代将軍吉宗」での徳川吉宗、かわったところでは「武田信玄」での山本勘助、「葵徳川三代」での徳川秀忠とどれもまったく性格の違う人物を見事に演じておられました。これはすべての俳優さん達にいえることですが、本当にさすがですね!
 
 ところでもう一人の俳優さんは高橋英樹さんです。私が初めて見た大河ドラマ「国盗り物語」の織田信長役、最高でした。(今「龍馬伝」で山内豊信を演じておられる近藤正臣さんが
明智光秀を演じておられたのが印象的でした。)それ以前には「竜馬が行く」で武市半平太を(きんちょうで有名になりました。)また、「花神」での河井継之助がよかったです。それまでこの河井継之助のことは知らなかったので、長岡藩で中立を守ろうとした姿に大感動しました。「義経」では藤原秀衡をやっていました。(大貫禄物でした。)そして同じ島津
の藩主を2回やっています。それが「翔ぶが如く」では島津久光をしていたと思ったら、先の「篤姫」では島津斉彬をやっていました。その役の違いがとても面白いです。本人もその事で何かコメントを出しておられました。このように調べれば調べるほど面白いです。これも大河ドラマの醍醐味です。お気に入りの俳優がおられたなら一度こんなふうに調べてみたらいいと思います。きっと新しい発見、感動がありますよ。 

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