福山龍馬最高ぜよ!

2010-11-23 | 日記


 さきほど、スタジオパークの放送を見て、興奮さめやまない時間です。
さっそく感動を伝えたいと思います。福山龍馬最高でした。ただ残念なことが一つ私の質問に答えて下さらなかったことです。でも、それに近い言葉を語って下さったので感激です。

 ところで、今回の放送でホームページで1万人が選んだアンケートの中からベスト3が発表されました。以下結果を報告致します。

        1位 寺田屋騒動
        2位 遥かなヌーヨーカ
        3位 清風亭の対決
 私が選んだシーンが2位に入っていました。龍馬が父に桂浜で「黒船で家族を連れて世界を廻る」というくだりですが、香川さんも名シーンになるだろうと言われていましたが、多くの支持があったようです。

 ところで、先ほどの放送では驚きの裏話がでてきました。

 ①寺田屋騒動での屋根の上のシーンは順撮りではなく、先に撮ってつなげたものであったこと

 ②福山さんが印象深いといった「長次郎が切腹した後に龍馬が駆けつけるシーン」では、長次郎  役の大泉さん自身が涙をこらえるのが大変だったとか

 録画して、何度見てもすばらしいスタジオパークでした。

 そして、次回がいよいよ最終回です。皆様お見逃し泣く(?)


福山龍馬と共演したぜよ!

2010-11-22 | 日記


 龍馬が天国から帰って来て、私が海援隊の仕事をしている所を案内しています。

 私が龍馬に語りかけます「龍馬よ!今、海援隊ではこんな仕事をしているぜよ!」

 龍馬は自分が築いた海援隊が今まで見た事もない品物を扱っているのを見て、驚きます。

 これは、大河ドラマの「龍馬伝」ではありません。

 昨日の「大政奉還」を見て、何か心から喜べず龍馬が暗殺されてしまうと思うと、せつなくなっ

 ていた私が明け方見た夢でした。

 夢でもとても嬉しかったです。そして、明日「スタジオパーク」で福山龍馬が生出演です。

 あまりにも混雑するために、いろいろ制限されたようですが、行くには遠く、やはりテレビで

 見るのが一番です。大河ファン必見です。それではまた、明日お会いしましょう!
 
 

ダイジェスト放送を見たぜよ!

2010-11-21 | 日記


 昨日お知らせしたダイジェスト放送を見ました。NHKワンセグ放送とありましたが、見逃しても3分で内容がわかるってすごいですよね。

 長いこと大河ドラマを見ていますが、こういうのって初めてです。
連続ドラマって、1回でも見過ごしたらつながりがわからなくなってしまうので嫌ですよね。
それで、総合テレビの再放送とか、ホームページとか見ないとわからないですが、これを見ると本当にあらすじだけはわかるって感じですごいです。こんなの前からあったんでしょうか?いいですね、でも本編はやっぱり見逃せません。万が一見逃しても再放送は見ないと…

「大河ドラマ50」キャンペーン スタート!!

2010-11-20 | 日記


昨日、紹介したダイジェスト放送ですが、以下のように変更になりました。家は京都なので朝起きて録画できているかと思いきや、アジア大会が放送されていました。それでホームページを見ると以下のように変更されていました。

【総合テレビ】
<赤字のように放送時間が変更になりました>
第01回~第13回 11月14日(日)/午前3:00~4:05
第14回~第23回 11月15日(月)/午前3:00~3:50
第24回~第28回 11月16日(火)/午前3:30~3:55
第29回~第33回 11月21日(日)/午前3:30~3:55
第34回~第38回 11月22日(月)/午前3:10~3:35
第39回~第47回 11月23日(火)/午前3:20~4:05

<大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県・奈良県・滋賀県は
以下のように時間が変更になりました>
第29回~第33回 11月21日(日)/午前3:30~3:55
第34回~第36回 11月22日(月)/午前3:55~4:10
第37回~第39回 11月23日(火)/午前3:55~4:10
第40回~第47回 11月24日(水)/午前3:25~4:05

 ところで、タイトルのように、来年大河ドラマが50年ということで、キャンペーンがスタートしました。来年1月2日にはBShiで午後6時~10時まで特番をやるそうです。楽しみですね。
ところが家ではBSは見られません。(残念)見られる人がうらやましい。
タイトルは「大河ドラマ50~見せます!大河のすべて~」です。ぜひ見て下さい。
そのサイトを開くとベスト1を投票できます。私は今回「龍馬伝」を投票しました。
で、いよいよ明日がその「龍馬伝」です。(大政奉還ですね)それではまた。

龍馬伝のダイジェスト番組を放送中!

2010-11-19 | 日記


 大河ドラマ「龍馬伝」のホームページを見ると、11月14日からNHKワンセグ2で放送されていた、ダイジェスト番組を総合テレビで放送ってあったので、録画しようとした所、番組表にありません。そこで、その翌日も番組表になく、たぶん放送中止になったのと思い、諦めていました。

 今日(19日)、休みだったのでNHKに電話で問い合わせしてみました。念のため、ホームページをもう一度見ると、何と午前3時からの放送でした。夜中の放送とは思わず、午後3時って思っていたのです。本当に思い込みってあるんですね。そこで急ですが、以下スケジュールを書き込みます。関心のある方はぜひご覧下さい。

 ところで、21日(日)は「大政奉還」です。予告で「これが日本の夜明けぜよ」っていうシーンがありましたが、早くみたいです。そしていよいよ28日が最終回、「龍馬暗殺」です。その前に23日(祝日)に福山龍馬が生出演します。この公開番組には1万人以上が応募したそうです。定員は50人ですからなんと212倍!の倍率だそうです。これは「土スタ」始まって以来とか…
では、最後まで「龍馬伝」を楽しみましょう!

       あと2回のダイジェスト番組 スケジュール(NHK 総合テレビ)
         
       29回~38回  11月20日(土)午前3時20分~4時10分
       
       39回~46回  11月21日(日)午前3時30分~4時10分

       

今日は龍馬の命日

2010-11-15 | 日記


今日は龍馬の命日です。本当はお墓参りがしたかったのですが、時間がなく、近江屋跡でお祈りしました。こちらはだいぶ以前に来たのですが、久しぶりに来ると、解説文を書いた木板がかけてありました。地元の商店街の方が作られたとか、花が添えてあって、石碑が立っています。坂本龍馬と中岡慎太郎の名前があります。以前は旅行会社でしたが、今はコンビニになっています。そこでしばし、お祈りを致しました。

 ところで「龍馬伝」ですが、昨日の放送では山内容堂との対面、迫力がありました。いよいよ大政奉還が動き出しました。そして、次回が「大政奉還」です。そしてその次が最終回です。

 私は以前、松原智恵子のファンでしたが、今回龍馬との再会が見られなくて残念でした。
 もう一度、最初の頃の坂本家の様子を見てみたいという思いがしました。

 今回の最後のシーンに龍馬が「必ず土佐に帰ってくる」と乙女姉さんに言っている姿がとても
せつなく感じてしまいました。

もしかして?「ローマの休日」をパロッたのか?

2010-11-11 | 日記


 先回の「龍馬伝」のタイトルを見て…「これってあの『ローマの休日』をパロッたか?」と思ってしまいました。
そういえば他の番組でしゃれで作った作品があってそのタイトルが「龍馬の休日」で龍馬がスクーターに乗っていました。(笑)

 前置きはこれぐらいにして、今回はいろいろと情報があります。

①先日、テレビで以前紹介した、霊山歴史館が出ていて、龍馬を暗殺した刀の実物が展示してあるということでした。(私はまだ見ていませんが…)

②「龍馬伝」のホームページが熱い!
 名場面を選ぶアンケートがあり、総集編で出されるとか出されないとか?
 11月23日祝日の「スタジオパーク」で福山さんが生出演される!
 私、思わず福山さんへの質問を書いてしまいました。
 質問「龍馬を演じられて、感じられた魅力と人間像を教えて下さい」
 ぜひとも、福山さんに答えてほしいです。

③来年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のホームページが公開されました!
  
 いやあ本当に大河ドラマってすばらいしですね。
 ではまたお会いしましょう。「さよなら、サヨナラ、SAYONARA!」

「龍馬伝」を100倍楽しむ方法

2010-10-28 | 日記
 前回の「船中八策」の最後に大久保一蔵(利通)が意味ありげの発言がありました。ひよっとして、「龍馬暗殺」にかかわりありか?複数ある説の中で誰が黒幕でしょうか?今後の動向が気になります。  さて、今回は「龍馬伝」を100倍楽しむ方法と題して私なりの楽しみ方をご紹介致します。ぜひぜひお試し下さい。  ①まず何と言っても「龍馬伝」のホームページは必見です。私は、隅から隅まで読んでいます。特に、毎回の放送後数日で更新される。あらすじを前もって読んでおきます。(予習)そして特に私が注目するのは、おすすめシーンです。毎回その中のおすすめシーンを紹介しています。私は必ずそれを頭に入れて放送を見ています。  ②地デジのNHKオンライン「龍馬伝」 これは、地デジでしかも電話回線をつないでいる方だとNHKオンラインに接続して、その中の「龍馬伝」を選びます。私のおススメは、本放送の始まる、5分ぐらい前にこのページを開きその中のトピックスを読んでいます。毎回本放送のゲストのインタビューや裏話などが載っています。5分ぐらいで読めるので、タイトルバックが始まる前に見ておいた方がいいですよ。  ③その他に「NHK大河ドラマストーリー」を買って放送の前に読んでおくと、さらに本放送が楽しめます。今、発売中の完結編では、「龍馬暗殺」の諸説についても載っているので最終回を見る前に勉強しておくのもいいかも…  ④さらに、インターネット検索などで事前に調べて勉強しておくのもいいですよ。たとえば、前回の「船中八策」を検索してその全文を確認したり、登場人物などを調べておくのもいいと思います。  繰り返しになりますが、上記①の「龍馬伝」のホームページには、さまざまな情報が載っています。私の好きなのはスタッフブログです。今回のホームページは特に力がはいっているように思います。今からでもぜひご覧下さい。

船中八策!

2010-10-25 | 日記


 再び「龍馬伝」です。ついにあの有名な「船中八策」が出ました。そして薩土同盟です。
ところで、この「船中八策」ですが、私も前述の本(「坂本龍馬の『贋金』製造計画」)を読むまでは、最初の方ばかりを注目していましたし、今回の「龍馬伝」でも、さまざまな人物の出会いの中でその結論としてこの「船中八策」があったと描かれていました。これも私も同感ですし、感動しました。

 ところで、前述の本(「坂本龍馬の『贋金』製造計画」)の少しだけネタばらしをします。
この本では、龍馬が非常に他の志士とは違い、「経済」(カネ)のわかる人物だったとしています。誤解を招くといけないので補足すると、ただ、「経済」(カネ)のことを考えたのではなく、私利私欲ではなく、いかに「日本人を食わしてゆくか」ということです。そのルーツは他の志士にはない脱藩、浪人という時代にあり、そこで培われたということでした。

 話を元に戻すと、この本の作者は「船中八策」の最後の項目「金銀の価値を外国と共通にすべきである」に注目して、この持論を証明している。ちなみにこの作者によると、龍馬は単に大政奉還による平和的政権交代という策だけではなく、あらゆることを想定して、策を練っていたというのである。その一つが「幕府から貨幣の鋳造権を取り上げる」という策である。国の根幹が経済、財政であることを誰よりも知っていたのが龍馬だというのです。この事にも同感である。そういう観点から「龍馬伝」「龍馬」を見直すのも大河ドラマの醍醐味ではないでしょうか。

坂本龍馬の真実を知りたいあなたに

2010-10-22 | 日記


 さて今日は少し趣向を変えて、私の読んだ本の紹介です。
少し前のことですが、ウォーキングの途中で書店に行って見つけた本です。
龍馬の本は今年いろいろ出ているのですが、一冊も読んでいません。
しかし、この本は少し違った龍馬の魅力に迫るものだったので読んでみました。
テレビや大河ドラマには決して出てこない龍馬の姿がありました。
詳しくは書きませんが、龍馬の真実を知りたいあなたには、おすすめです。
読み終わってさらに龍馬が好きになりました。

ついにこの日が来ちゃいました

2010-10-16 | 日記


ついにこの日が来ちゃいました。
「龍馬伝」の撮影終了の日です。
ヤフーにも写真と記事が載っていましたが、10月11日に福山さん香川さんの撮影終了で記者会見が行なわれ、12日が撮影最後となりました。

放送の方はこれからが見逃せない内容が「めじろおし」です。
いろは丸事件、船中八策、大政奉還、そして龍馬暗殺!
11月28日まで目が離せません。
本当に今回の大河ドラマほど最初から最後まで熱中した作品は過去にありませんでした。
すべてがすばらしい内容です。
まだ見ていない方もこれからが最高のクライマックスです。
ぜひ一緒に堪能しましょう!

感動のシェイクハンド

2010-10-07 | 日記



ご無沙汰です。季節も10月に入って、少し寒いぐらいになってきました。

 さて、「龍馬伝」もいよいよ大団円が近くなってきました。

前回の放送では、土佐の上士と下士が感動のシェイクハンド(握手)を行いました。

第1回の放送で、下士が不当な差別を受けていた場面がありましたが、ここに来てついに上士と下

士の感動的な和解がなされました。私はこの事がとても感動致しました。

龍馬が弥太郎に言っていたことが実際に実現したのです。本当に感無量です。

でも、この龍馬が…残念です。でも最後まで応援していきます。

お龍を演じた女優達

2010-09-20 | 日記


先日(9月18日)「土曜スタジオパーク」にて真木よう子さんがゲスト出演しておられました。「龍馬伝」のお龍役を好演されていますが、お気に入りのシーンや真木さん自身のことまで大変、興味深い内容でした。そして、なにより、今回のお龍役では、今までにないお龍さんのすばらしさを実感させていただきました。芯の強さ、かちきな所と同時に龍馬に笑顔がすばらしいと言われ、「うみ」と何度も練習している姿、とてもよかったです。ところで、ここで過去のお龍さんを演じられた女優さん達をお知らせしたいと思います。映画・テレビ
舞台とさまざまな女優さんが演じられ、吉永小百合さんや浅岡ルリ子さんなどそうそうたる大女優さん達がおられますが、私は今回のお龍さんが最高だと思います。お龍さんに限らず、福山龍馬など「龍馬伝」は今までの坂本龍馬、大河ドラマの中で最高です。こんなに毎回ワクワク、ドキドキするドラマは初めてです。最後にそのお龍さんを演じた女優さん達の内容を紹介します。(敬称略)

映画 :吉永小百合・原田美枝子・高橋惠子・久仁亮子・鈴木京香

テレビドラマ :浅丘ルリ子・川口晶・島本須美・岸惠子・大谷直子・

     夏目雅子・浅野ゆう子・名取裕子・洞口依子・沢口靖子・
 
     内山理名・麻生久美子・市川実日子・真木よう子

大河ドラマ:川口晶・島本須美・洞口依子・麻生久美子・市川実日子

      真木よう子


         

文芸社の詩集募集に投稿!

2010-09-13 | 日記


文芸社で詩を募集していたので、投稿しました。
主に自分の人生についてなので、この場にそぐわないと思い
1篇だけ掲載します。

歴史好き

いつから歴史を好きになったのだろう
しかも日本史、
夢中になった時代劇。
見られなかった小学生時代の大河ドラマ
初めて見た大河ドラマ「国盗り物語」
今、夢中になっている「龍馬伝」
必死で書いている「ブログ」
やっぱり歴史が大好き。




小説「日本を今一度せんたく申候」

2010-09-12 | 日記




文芸社のコンクールに応募した小説を掲載致します。

この小説は現代に蘇った坂本龍馬が日本のみならず地球規模で改革を行うという壮大なスケールの物語です。
ぜひぜひご覧下さい。

  「日本をいま一度せんたく申候」

 幕末の英雄、坂本龍馬は今天国にいた。天国で地上の様子を見なが ら、嘆いていました。
自分が生命を懸けて成し遂げた日本、その日本がおかしくなっている。どうにかしたいと思い、神様に、地上に帰りたいと訴えていた
。神様もあまりの熱心さに負け、ある条件を付けて龍馬を地上に送ることにした。その条件とは…。「1年後、地上に降りたその場所に同じ時刻に戻ること、もし戻れない場合は龍馬の体は永遠に消えてしまう事。また、地上における体も死んでしまう事。」だった。このことを胸に刻み、龍馬は再び地上に帰る事になった。さて、その顛末はいかがあいなりましょうや?

 さて、所変わって、こちらは地上、
時は2011年11月15日、日本の京都のとある一角に世界中から、多くの著名人が集まった。マスコミも集まり、その様子は全世界へ中継された。実は、日本で最初の壮大なテーマパークが誕生したのだった。そのセレモニーに日本の首相や世界の要人が駆けつけてきたのだった。そのテーマパークの名前はズバリ「ジャパン・ヒストリー・パーク」
日本の歴史をバーチャル空間で体感できるという世界でも画期的なテーマパークである。
 その中継を羨望のまなこで見つめている一人の少年がいた。名を「坂本竜馬」という。
父が坂本龍馬の大ファンで同じ坂本姓であったため、その子に「竜馬」と名付けた。あの有名な小説「竜馬が行く」にちなんだものである。その竜馬少年はテレビの画面をくいいるように見ていた。あそこに行ってみたい。しかし、その入場料はとても高く、とても少年のこずかいではいけそうにない。そこである計画を考えた。夜中にこっそりと忍び込んで見ようというのである。その為に、あらゆる情報を集め、研究し、周到な計画を考えた。そして、いよいよそれを実行する日がやって
きた。計画によると、その日は警備も手薄で子供が侵入するにはちょうどよかった。しかも背が低い子供には、センサーが働かないようにシステムに入り込み設定をした上での計画だった。ところが、その日、計画にはなかった予想もしない事態が起こったのである。
雷がこの施設を直撃したのである。そして、一人の警備員が生命を落とすのである。しかもその警備員にはある魂が乗り移ったのである。坂本龍馬の霊である。しかし、その異変を知る由もないこの少年は以前から準備していた計画を実行した。夜中に家を出て、誰にも気付かれないように侵入した。しかしその瞬間大きな雷が落ち、思わず少年はその場に気を失ってしまった。気がつくと一人の警備員の顔があった。思わず少年は驚き、計画がばれてしまった事を悟り、ただただ謝った。実はその警備員は神様から1年間だけ地上に帰ることを許された坂本龍馬その人だった。
竜馬少年には、その言葉使いからすぐにその
目の前にいる人物が龍馬だということが直感でわかった。そこで、少年は龍馬を家に連れて帰った。翌朝、その警備員が行方不明になったことがテレビで流れていた。少年は父にそのすべての事情を話し、そこから坂本親子と龍馬による「平成の日本せんたく計画」が実行されるのである。この計画は1年間で成し遂げなければならない為、実に綿密な計画が練られ、その実現には多くの困難が待ち受けていた。3日間に及んだその議論は龍馬が
幕末に提唱した「船中八策」を凌駕する
壮大なもので地球丸「せんたく八策」と名付けられた。
 そして、その翌日から、その作戦は実行された。まずは父のつてから、「ジャパン・ヒストリー・パーク」に就職をする。そこで何よりも幕末の事を知っている龍馬は説明員となり、そのカリスマでたちまち大人気となり
マスコミでも大きく取り上げられ、昨年の大河ドラマ「龍馬伝」のブームが再燃した。その後、政界にも、つてのある坂本の父により、
政界でも彼の存在は注目され、やがて、民主党の代表選挙を控えたこの時期の旗頭として担ぎ上げられ、当時腐敗した政権党の中でクリーンなイメージを前面に出し、反対派による工作が効を奏し、民主党の代表として、日本のトップに這い上がる事になった。しかし、あくまで広告塔としての役割はここまでで、すべてが改革派の手に委ねられ、何一つ自分のあたためてきた政策を実現することができない。龍馬はあせりを感じていた。約束の1年には、もう3ヶ月しか残っていない。このままでは何も成し遂げることなく終わってしまう。何とかしなければという思いばかりで一向にこの現実を変えることができない。思い悩む龍馬はある秘策を実現しようとする。
それは、一度天国に帰り師匠の勝海舟に相談することでした。しかし、それをするのは大きなリスクがありました。もう二度と同じ体には戻れないということです。もう一つ自分自身の霊の体もなくなってしまうかもしれません。龍馬はもう一度生命を懸けることにしました。その決意で師匠である、勝海舟に会おうとしました。しかし、その勝海舟はどこにもいません。天国のありとあらゆる場所を探しましたが見つかりません。実は神様が安易に解決策を見つけようとする龍馬に試練を与えたのでした。しかし、決して龍馬を見捨てるような神様ではありませんでした。龍馬が呆然としてどこともなくさまよっている時に、龍馬の心の中に語りかけられました。「龍馬よ!生命を懸けて前首相に会いなさいい。」しかし、龍馬にはどうやって体のない自分が会うことができるのかわかりませんでした。でも、時間がありません。とにもかくにも前首相に会いに行くことになりました。もちろん体がないわけですから、話すこともできません。それでも龍馬は生命懸けで談判しました。何度も何度も語りかけました。それは数十日の間、必死に語りかけました。すると、ある日のことです。龍馬の心の中に前首相の声が聞こえてきました。龍馬の生命懸けの思いが前首相に通じたのです。ある意味前首相が最も日本の事を心配していたのでした。しかし、周囲にその事が理解されず、また、衆議院総選挙での敗北を受け責任を取って自ら、辞職したのでした。前首相も腹を決めました。姿も見えないこの若者の熱意に答え再び日本の再建をかけて立ち上がることを決意したのでした。龍馬の思いと前首相の思いが一つになった瞬間でした。前首相は龍馬に語りかけました。「わかりました。私と一緒にやりましょう。」それ以後、龍馬は前首相と一体となり改革を始めることになりました。龍馬は、
持ち前の話術で多くの議員をとりこみ、又、全国民にもテレビを通して語りかけ、決して国民に不利になる政策はしないことを誓い、国民の賛同を得て、首相に膨大な権限が与えられる「大統領法案」を可決させました。そして、やつぎばやに龍馬の「せんたく八策」を実行しました。そして、龍馬が目指す「全国民が笑顔で生きる社会」
を実現しようとします。
その中でもっとも国民に支持された政策の一つに、
ジャパン・カンパニー
というものがあります。これは普通の会社ではなく、ITを駆使し国民の意見をもとに経済を活性化し、海外へも進出して、外貨を稼ぎ、その利益は国民に還元するという画期的なものでした。そのために、前首相は全財産を投入しました。また、国民の中から多くの人材を発掘して、カンパニーの要職に就けました。のみならず就職できない若者や主婦などありとあらゆる人材を起用し、失業者はほとんどなくなりました。以後日本は大きく変貌し、財政赤字を解消し一気に黒字に転換、数十年後には龍馬が目指す
全国民が笑顔で生きる社会
が実現します。

さて、龍馬はというと、神様と約束した1年を過ぎても地上にとどまり、地上にあった時に願っていた世界の海援隊
に向かって動き出しました。まず向かったのは、どうしても行きたかった、アメリカでした。しかし、そのアメリカは龍馬が生きていた時のアメリカとは違い、病んでいました。そこでも、大統領と協力して改革を断行し、
見事にアメリカを蘇らせます。さらには全世界を改革して廻ることになります。それは、地球丸全体の人々が笑顔で生きる社会
を目指し終わりのない闘いへの船出を意味しました。そしてやがて、世界は戦争・紛争・犯罪のない世界、争いあう国のない世界、まさに龍馬が願った理想の世界へと変貌を遂げていくことになります。しかし、そこに、あの幕末の英雄、坂本龍馬がいたことは、神様意外だれも知る人はありませんでした。

   完