雑記-白堂別館-

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140文字なんかじゃ全然収まらなかったので………

2021-11-17 23:46:26 | つぶやき
頂いてから半年近く経ってしまったけれど、読了しました。
自分自身「小説を読む」ことからここ数年離れていて、御本を頂いた時も正直な所
「自分なんぞよりもっと相応しい人がいるはずなのに勿体無いのでは………」
と申し訳無い気持ちの方が強かったのですが、そういう考えは逆に神野先生に対して失礼になると思い、有り難く読まさせて頂きました。
 
作品の細かい内容はネタバレになってもなんなので書けません(書ける能力もない)が………
初めの今回の経緯を「ほ~」と読み進めつつ、本編に入ってからはどんどん物語の世界にのめり込んでいくのを感じました。
気が付けば1/3・半分そして残り数ページと、あっという間に本の後ろが薄くなっていきました………(紙書籍の良い所ってこういう所だと再認識した)
 
ストーリーとしては「ファンタジー世界におけるハッカーもの(あとがきより引用)」でまさしくその通りだなと。
 
キャラクターの容姿や性格も「絵」が無い小説だと覚えるのって中々に苦労する事があるんだけど(年々増えてきた………これが「老い」か)、今作はスッと頭に入ってくる。
これにはもちろん、表紙と口絵を描かれている桐嶋たけるさんのイラストの力も大きいと思う。
 
ただここで、自分の残念な脳味噌について懺悔すると、
読み始めでネリス様が出てなかった時に表紙絵の左がログで右がサァラだと勘違いしていた(サァラのふくよかな容姿が目に入っていながら………)。
なので初登場時のサァラの容姿の説明に「なんか違ってない?もしかしてこの後に変化するのか?」と混乱してしまった。
自分の中で勝手にログ君が短髪ツンツンヘアーだとイメージしてたんですよね………
物語読み進めていったらすぐに勘違いだと分かりましたが、思い込みって怖い
 
多くないメンバーで話を回していくのも自分の中では好印象。わちゃわちゃしていると誰が誰だか分からなく………老化です老化(泣)
 
読み終わった感じが「壮大な物語の序章」と言う雰囲気が強かったのと、
メンバーは多くないと言いつつそれでもスピンオフと言うかキャラクターそれぞれで掘り下げた話を読んでみたいと思えるキャラクターばかりなので、是非ともシリーズ化してほしい作品だと思いました。
 
今回、自分が頂いた分は自主流通本で一般には出回らないらしいですが、ゆくゆくは手に入れられるはず(と以前にツイキャスで仰られて居たと思いますが違っていたらすいません)なのでその時は沢山の人に読んでもらいたい。
 
たまに聞く「キャラクターの関係性を別紙に書き出して整理する」や「何度も前に戻って状況を確認する」みたいな小難しさもなく、
ストレスフリーで読めるので読書の入門編としても良い作品だと思います(この言い方がプラスの評価になっているのか分かりませんが………)
 
神野先生、今回はとても貴重な体験に参加させていただいて本当にありがとうございました❗️❗️
 
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