「TAJOMARU」みてきました。
ひさびさに、文句のつけようがないほどかっこいい小栗くんがみれて、大満足
10月はなかなか水曜のレディースデーに行けなさそうなので、今日は絶対に映画に行こうと決めていました。
「TAJOMARU」はふだんの映画友達が全くスルーだったので、一人で行くつもりでした。ところが中3が昨日からインフルで学級閉鎖。本人はぴんぴんしているんですけれど。
それで、なんだかんだで息子と一緒に観に行ってきました。(本来は、外出は控えてくださいなので、学校には大きな声では言えないけれど)
ところが、びっくりしたのが、時間ギリギリに入ったら、映画館内で友達に会ったこと。
向こうは2人連れだったのですが、2人とも小栗ファンで、一緒にムサシを観に行った友達なんですが、最近はなかなか会う機会がなかったので、思わぬ出会いにお互いびっくり!こんなことって、あるものなんですね。
それでは、映画についてです。
●「TAJOMARU」
監督 中村裕之
出演 小栗旬・柴本幸・田中圭・松方弘樹・やべきょうすけ・池内博之・萩原健一
★★ (小栗くんを堪能できます)
これはね、時代劇ではなくて、時代設定を戦国時代の始まりの頃に設定した、ラブファンタジーなんですね。
ストーリーは、次期管領職を約束されている名門畠山家,長男の信光(池内博之)は家をつぐべく育てられ、二男直光(小栗旬)は、幼なじみの大納言の娘阿古姫(柴本幸)と許嫁の約束をかわしていた。しかし、大納言の死とともにその財産をとりあげようと、将軍義政(萩原健一)が阿古姫と結婚したものを次期管領職を継がせる告げ。たことから、信光との間に争いが生じ直光は阿古姫を連れて、都を逃れようとする。そして、小さい頃盗人だったのを召抱えて一緒に育った桜丸にも裏切られ、山中を阿古姫とともにさまよっているところを盗賊多襄丸(松方弘樹)に出会う。そして阿古姫からも裏切らた直光は、多襄丸として生きていくことを決意する・・・・・・・。まあ、お話はここで約半分という感じ、多襄丸となった直光が、畠山家をのっとった桜丸と対決していくところ、そして阿古姫とはどうなっていくのかが最大の見せ場です。
私的には、小栗くん堪能映画かな・・・と。そんなこと言ったら怒られてしまいますよね。でも、最近こんな小栗くんなかなか見られなかったというくらい、いろいろな表情を堪能できます。
良家の貴公子姿のりりしいところ、白馬にのる姿もかっこいいし、立ち回りもステキ。
そして、重臣を殺され、阿古の裏切りに合い、呆然と魂がぬけでたような表情、道兼ら盗賊たちと出会い、自由な生活、仲間との生活に慣れていく時の笑顔、多襄丸姿のワイルドなお姿、感きわまって涙がつたっていくところ。
もう、十分ごちそうさま状態です。
映像としては、自然も衣装もとっても色彩がきれいで、見ごたえがあるんですが。
実は、ストーリー的に私はちょっと?かな。
要は直光と、阿古姫の純愛物語なんですが、私的には直光にも感情移入しにくいし、阿古姫にもしにくかった。(まあ、あくまでも私の好みの問題なんですが)
「地位も名誉も名前も捨てて愛に生きる」っていうんだけど、直光が最初あまりにも世間知らずの純粋なお坊っちゃまで。
これは脚本の問題なのかなとも思うんですが、直光自身がの人間的魅力が伝わりづらいんですよね。だから、家臣達、仲間になった盗賊達がなぜこれほど直光にひきつけられていくのかがうまくつながってこない。
桜丸も、ふだん比較的良い人役の多い田中圭くんが、悪役で頑張っているんだけど所詮は悪い奴なのか、なぜ、あんなによくしてもらいながら、どうしても手に入らないものを追い求めずにはいられなかったのか、自分をなぐさみものにしてきた将軍に対する気持ちがどうなのか等がみえないのでそのへんがもっと描かれると、気持ちがついていきやすいのになって思います。
阿古姫の柴本幸さんは、清楚なきれいな人ですよね。真野あずささんの娘さんですけれど、結構頑張っていたかなと。
松方さんは、さすが。いい味だしていらっしゃいます。
あと直光の少年時代をやった子役の子、とってもきれいな子でした。クレジットを見ていても名前がよくわからなかったのですが。
エンディングテーマはB’z、のPRAY。
映画の雰囲気によくあっていました。
映画、良いペースで観てますね。
評判からも、ストーリーより小栗君堪能のための映画かなって思っていましたが、それでも観てみたくなりますねえ。。
力のある役者さんにはやっぱり骨太の脚本の映画に出て欲しいなあ。そういう出会いがあったときにより花開くというか、みんなの印象にも、映画史にも残ると思うので、小栗君にはそういう映画に出て欲しいなあ。 あ、嵐の面々にもね。
蛇足ながら10月にやっと「縞模様・・」観に行けそうです。上映終了迫っているのでぎりぎり~
私はね、小栗くんのかっこよさを堪能できて、それだけでも価値はあったけれど。
もちろん、こういうのもあまにあってほしいけれど、お芝居をしっかり味わえるものにでてほしい。そういう意味では「キサラギ」はよかったんですけどね。
本当にそれは、嵐の面々に対しても同じ思い。
良さをしっかりひきだしてくれたり(そういう意味では、マイガール期待しているんですけど)共演者、スタッフともいい出会いをしてほしいなって思いますよね。
「縞模様」よかったね。私は行けてないんですよね・・。まだまだ見たいけど行けてないものがいくつもあって。
私、DVDだと意外に見ないから、できれば公開時にいきたいんだけど。