旧タル★タル ソース♪♪

お引っ越しいたしました。

キャラクター or 人間

2010-01-23 17:46:45 | 嵐 それ以外
先日、「俳優 櫻井翔」っていうエントリーの中で、「音楽誌が書かないJPOP批評 ジャニーズ超世代「嵐」をよぶ男たち」のコラムの中でのニノの演技をアナログな演技、翔くんの演技をデジタルな演技とするコラム記事の紹介をしたところ(→「俳優 櫻井翔」はこちら)、いろいろコメントをいただきました。その中で、このコラムの書いた成馬零一さんというライターの方がご自身のブログで、このテーマについてもう少しつっこんでかいていらっしゃいますよということを教えていただきました(私信:ピロさんありがとう)
早速、読みにいってきたら、面白かったしあのコラム記事の真意がよりわかりやすく書いてあったので、ご興味のある方是非読んでみて!って思って記事立てしてみました。
(もちろん、いただいたコメントのところにURLはってくださっているんですけれど、ここにもはります。 「はて☆なりま」 2010-01-13 )

あのコラムの中では、デジタルな演技、アナログな演技っていう言い方をしているんですけれど、これをキャラクター芝居、人間芝居という表現に変えて様々な俳優さんとか監督、脚本家などをひきあいに出して語っています。

あまり、中途半端な引用をするのも真意が誤解されて伝わると困るので、まあ読んでいただく方がいいんだとは思いますが。
たとえば倉本聡さんのドラマが人間芝居を生かす、または求める脚本だとしたら、クドカンドラマはキャラクター芝居を生かす、または求めているものだとか、
龍馬伝の中でいえば、福山さんはキャラクター芝居の人、香川照之さん、大森南朋さんは人間芝居の人とか。ダイワハウスのダイワマンのCMの中での役所弘治さんが人間芝居なら、唐沢寿明さんはキャラクター芝居であるとかね。
そして、これまで芝居が上手いっていうと人間芝居をする人を漠然とイメージする場合が多くて、一歩低くみられがちなキャラクター芝居だけれど、今需要として圧倒的に多いのはキャラクター芝居の方だとか・・、そしてなぜキャラクター芝居の需要が増えているのかとあ、この2つが今後どうなっていくのかとかにも言及していらっしゃったりして。見方の一つとして、興味深いです。


で、嵐に話しはもどるわけなんですけれど・・・
ここから先はあくまでも、私見。
いいことばっかり書いているわけでないので、そういうのはちょっとという方はやめておいてくださいね。





ニノ作品について、ヤマタロと流星、それぞれのでのニノの引き立ち方の違いが面白いなあって思いました。
ヤマタロ、楽しくって個人的には大好きだけど、役者としてのニノが物凄く生きている作品かと言われば、どうなのかなあとも思うんですよね。(あくまでも、個人的な意見)これって、人間芝居のニノに山田太郎っていうバリバリのキャラクターを演じさせたことで、ニノ本来のよさがそれほど際立たなかったっていうことかなあって。
(普通にいいんですけどね)
逆に流星はクドカンらしいめりはりの中で、人間を見せる部分をうまく組み合わせようとしてうまくいった例かなあって。脚本の中でおそらく誰が演じるのかという部分も意識して書いているのかなあと。(これは、あとから流星の時買いこんだインタビューとかをちょっと見返してみようかなあって思います)だから、ニノをうまく生かす形になっていて、結果ニノの演技力がすごくドラマの中で生きているのかなあって思います。(あくまでも私見ですけどね)

人間芝居と考えられる役者さんは、いわゆる「演技派」と言われる人は多いけれど、キャラクターのたった演技をする場合それが上手でないとう評価ではないと私は思っているし、両方をうまく使い分ける人もいますよね。どちらで、その持ち味をより発揮するかということはあるけれど・・。
今のところで言えば、潤くんはキャラクターのたったものでの評価が高いけれど(花男とか)そうでない方へも意欲的ですよね。
大ちゃんは、実はどっちもうまいなあって密かに思っています。

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4 コメント

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ありがとうございます (ピロ)
2010-01-23 19:59:49
タルタルさん、こんばんは~

さっそく例のブログをご参照いただき、また別途考察頂いて、またまたとても興味深く拝見させて頂きました。

タルタルさんの嵐さんの演技論、私もとても納得&共感できましたよー。

また、同時に、先日の神戸新聞のドラマは人間芝居の方が多かったので、私的には翔くんが若干浮いた感じが否めなかったのかなー(もちろん、持ち前の誠実さで頑張っていたとは思うのですが)とか、ガバチはキャラクター芝居が全面に出るようなドラマだから、ある意味はまって安心できるかなーとか再考しちゃいました。

ちなみに、この成馬氏が押してた去年のドラマ「銭ゲバ」と「リミット 刑事の現場2」は
私的にもかなり秀逸なドラマでした。松ケンくんや森山未來くんは人間芝居タイプの若手演技派ですよねー。(ん、でも松ケンくんはキャラクター芝居もこなすか。。)
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ピロさんへ (タルタル)
2010-01-23 21:11:34
こちらこそ、面白いものをおしえていただいてありがとうございました。

>タルタルさんの嵐さんの演技論、私もとても納得&共感できましたよー。

ありがとうございます。
カバチについては、翔くんけっこうはまり役だなって思っています。
1回目をみるかぎりでは、周囲ベテランの克実さん、浅野ゆうこさん、エンケンさん達に埋没せずに頑張っていましたよね。
翔くんについては、ここ1、2年、ドラマ・映画のオファーが続いているので、お仕事が続くこういう時が頑張り時なんだろうなって思っています。(やっぱり、経験を重ねることによって得られるものって大きいですよね)

>ちなみに、この成馬氏が押してた去年のドラマ「銭ゲバ」と「リミット 刑事の現場2」は
私的にもかなり秀逸なドラマでした。

残念ながら、私は未見なんですが、ドラマブログを書いている方達の中で結構評判がよかったようですよね。
GANTZが松ケンくんとニノでどういう形で作ってくるのか楽しみですね。

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Unknown (ゆきぼん)
2010-01-23 22:21:53
タルタルちゃん、こんばんは
私も読ませていただきました。
宝島社のものだけ読んでいると違和感がある記事っていくつかあったのですが
字数制限もあり、本来の真意が伝わりきらないこともありますね。
面白い記事を教えてくださりありがとう。

私は潤くんのドラマの中では花男は勿論大好きだけど、バンビーノも結構好きなんですよね。あれもマンガが原作ですが、どちらかというと人間よりですよね。次にどんなドラマに出てくれるか(わが家もあるけどその次が)すごく楽しみです。
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ゆきぼんちゃんへ (タルタル)
2010-01-24 00:59:17
こんばんわ。
私も面白いなって思ったので、読んでいただけて良かったわ。

バンビーノは、等身大で、花男とか、モモとかと比べると確かに人間芝居よりの役かもしれませんね。これは、勝手な思い込みだけど、潤くんは確かに道明寺が最大のはまり役でとても大切にしているとは思うけれど、一方でそこに縛られ過ぎたくないとも思っている気がします。
いろいろ演技論を話したりとかも好きそうだし、スマイルの中井貴一さんじゃないけど、いろんなベテランの役者さんと絡めるのがすごく嬉しそうですよね。幅を広げるいい役がくるといいよね。
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