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お引っ越しいたしました。

俳優、櫻井翔(ドラマ一覧に追記しました)

2010-01-21 19:00:03 | 嵐 雑誌ごと

昨日は、もう予想をはるかに超えるものをみせていただき(何を?!)、祭りも最高潮と言う感じですが・・・
2010年が明けて、出演ドラマが3本立て続いている櫻井翔。
今までにないほど、ドラマづいている印象があります。
そんな俳優としての翔くんについて、ちょっと前のネタで恐縮ですが、すごく納得する記事があったことを思い出したので、それについて。

その記事がのっていたのは、昨年11月に発売された 別冊宝島音楽誌が書かないJポップ批評「ジャニーズ超世代!「嵐」を呼ぶ男たち」
これについては、印象に残った記事をピックアップしたり(→こちら)、サクラップ関係で書かれていた記事+宇田丸さんラジオネタで記事にあげたりしました(→こちら

そして、今回はドラマについてのこと。

086 「ゼロ年代を牽引する嵐ドラマの謎」と題されたコラム副題に「アナログな二宮とデジタルな櫻井」ってあります。
要点となる部分をちょっと長くなりますが、抜粋してみると、

 ゼロ年代のドラマを振りかえるとき、二宮和也と櫻井翔の存在は象徴的だ。(中略)
 二宮は、倉本聡の「優しい時間」のような文芸/映画的演出の作品に起用され、櫻井は宮藤官九郎の「木更津キャッツアイ」のようなアニメ/マンガ的演出の作品に重宝されてきた。(中略)
 両者の違いは端的に言うと、アナログ/デジタルと表現できる。倉本ドラマが求める、情感や奥行きを求める演技がアナログで、クドカン・ドラマが求める、作品のスピードど同化するような記号性の高い演技がデジタル。このアナログとデジタルの違いはそのまま、二宮と櫻井の演技の違いである。一般的に「時代を超えて普遍的」とされがちなのはアナログ的演技であり、ゆえに役者としての評価は二宮がずば抜けて高い。しかしゼロ年代という時代を考えたとき、役者としての櫻井には無視できないものがあるのだ。
 その意味でも「流星の絆」に二宮が出演したことは、倉本的なものをクドカン・ドラマが取り入れたことの現れと言え、ゼロ年代の小さな事件だったと言える。(以下、略)

ギャラクシー賞も去年もらったニノは、何を見てもすごくナチュラルでなりきった感じのものが多い。確かに演技力としては、すごい!!って感じることが多々あります。

そしてここでは、ニノはおいておいて問題にしたいのは、翔くん。
言われてみれば、マンガとかアニメの主人公がそのまま抜けてきたようなそういうキャラクターってはまっているのかもしれないと。
今回のカバチの田村なんかは、結構はまっていて生き生きやっているように思うのですが、「ヤッターマン」「ハチクロ」「山田太郎ものがたり」もマンガ原作。
「ザ クイズショウ」は、マンガ原作ではないものの、神山の人物像なんかある意味マンガキャラ的かもしれない。

まあアナログ・デジタルとそうすべてを2分できるわけでないので、難しいですけれどね。

先日放送された「神戸新聞の7日間」なんかは、ドキュメンタリードラマという特殊なものではありましたが、デジタルな演技というよりも、櫻井翔と言う人のも持つジャーナリズムに対する思いとか正義感あふれる誠実な人柄とかがダブルことにより、演技をこえた感動をよんだっていう感じでした。

以下、翔くんの嵐結成以降の代表的な出演作です。

(追記 ↓抜けていたので加えます)
★「Vの嵐」(連続ドラマ 1999年 フジテレビ系)
CDデビューの前ですが、嵐結成の時、嵐5人でやった最初のドラマです。

★「木更津キャッツアイ」(連続ドラマ 2002年 TBS系)
★「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」(映画 2003年公開)
★「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(映画 2006年公開)
 バンビ役で、出演。主演は岡田准一くん。宮藤官九郎脚本 演出は金子文紀(ドラマ版は全部ではない)
私は、嵐ファンになってからDVDでみました。目からうろこのような作品でした。
近々ドラマから、全部を通して見直したいって思っていたら、今日からドラマ版はTBSで10時~再放送がはじまっています。(今日他のことに気をとられていて、録画すっかり忘れていて、凹みました)
翔くんはこのバンビ役でブレークしただけに和服姿も含め、ちょっと尖らそうとしているけどボンボンっぽいところも、モー子にオタオタしているところも、ホントにキュート。

★「ピカンチ☆LIFE IS HARDだけどHAPPY」(映画 2002年公開)
★「ピカンチ☆☆LIFE IS HARDだからHAPPY」(映画 2004年公開)
 ご存知、嵐5人の映画。ピカンチは学生、ピカダブは社会人になった彼らを追います。監督は堤幸彦さん。このゆるさ具合がすごく好きで、嵐5人主演ということをさしひいても、青春ものとして私は好きな作品。

★「よい子の味方 ~新米保育士物語~」(連続ドラマ 2003年日テレ系)
 初の主演作です。初初しい翔くんが、保育士役で目いっぱい頑張っている そんな様子を味わいながら、笑って泣けてほんわかした気分になれます。(感想はこちら→)

★スペシャル「ナースマン」 (SPドラマ 2004年 日テレ系)

 トキオ松岡くん主演連ドラのSPに出演。残念ながら、私は未見。

★劇団演技者「アンラッキー・デイズ~ナツメの妄想~」(連続ドラマ 2004年 フジテレビ系)
 たぶん、深夜帯にやっていたものだと思いますが、未見。っていうかレンタルにあるんでしょうか。まあ、そんなに真剣に探してないけどみつけたことがない。見たければ買わなきゃ無理??前述のJPOP批評の中でも、結構評価高めだったので、ぜひ見てみたいんだけど。

★「トキオ 父への伝言」(連続ドラマ 2004年 NHK)
 これは、上で言っているようなデジタルな役柄っていうのとは違うと思うけれど、翔くん演じる時生の、父拓実(国分太一)に注ぐまなざしの温かさにウルッとします。
(感想はこちら 前半 / 後半 )

★ 「ヤンキー母校に帰る ~旅立ちの時 不良少年の夢」 (SPドラマ 2005年 TBS系)
★ 劇団演技者「石川伍参市」 (連続ドラマ 2005年 フジテレビ系 深夜枠)
★ 世にも奇妙な物語 春の特別編「才能玉」 (SPドラマ 2007年 フジテレビ系)

 これらは、未見です。

★ 「ハチミツとクローバー」 (映画 2006年公開)
 私の中で、役者の翔くんといえばキャッツのバンビとこのハチクロの竹本。
映画自体もすごく好きです。
 
★ 「山田太郎ものがたり」 (連続ドラマ 2007年 TBS系)
 これは、オンタイムでも観たし、その後再放送でも何度もみました。ほのぼの面白いです。ニノとの共演。

★ 「黄色い涙」 (映画 2007年公開)
 ピカンチ以来の、嵐5人の映画。公開当時劇場でみました。昭和30年代が舞台。
実は公開時に1回みただけなので、DVDで見直したいって思っています。
すごく優しい作品だったと思う。

★ 「ザクイズショウ」 (連続ドラマ 2009年 日テレ系)
 久々の連ドラ主演作品でした。関ジャニ横山くんと共演。あの白い部屋の神山と、MCKamiyamaの両極端な役柄が印象的。それにスタジオでのクイズ場面はゲスト出演者とのほとんど さしの演技で、頑張ってました。
(感想はこちら →  第1話、 第2話、 第3話、 第4話、  第5話 ,第6話, 第7話 第8話 第9話  、第10話 )

★ 「ヤッターマン」 (映画 2009年公開)
 去年の今頃くらいからは、ヤッターマンの宣伝で大忙しでした。あのアニメのキャラに妙にはまっていました。
(感想はこちら → 1回目 / 2回目

★ 「最後の約束」 (SPドラマ 2010年 フジテレビ系)
 先日放送になった嵐5人のドラマ。
感想はこちら→)

★ 「阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間」
 先日放送のドキュメンタリードラマ。とってもいいドラマでした。
感想はこちら →)

そして、現在「特上カバチ」放送中です。
他に、メンバーのドラマ等への特別出演はいくつかあります。
こうやってみると、まだまだ観れていないものや、ひさびさに観たいなあって思うもの結構ありますね。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
演技 (ゆずっぴ)
2010-01-21 21:29:20
タルタルさん、こんばんわ♪

私はまだまだ初心者でドラマや映画をほとんど見れていません(涙)
今、少しずつDVDを借りて見ています。

まだまだながらも、デジタル・アナログの意味がわかるような気がします。
すごく納得できる表現ですね!

上記に詳しく作品が書いてあるので、参考にさせていただきます!!

今日はテレビで沢山、櫻井くんが見れて幸せです♪
返信する
ゆずっぴさんへ (タルタル)
2010-01-21 22:42:21
こんばんわ♪

翔くんのもの、チョイでのものやJrの頃のものはまだちょっとありますが、上記のものは主なものですね。
キャッツはクドカンドラマの手法が斬新で、キャッツメンバーや脇の方達もよくって楽しめます。
他のメンバーの作品も面白いものが多いですよ。

私も、まだまだ特に昔の物はみれていないものが多いので、少しづつ観たいなあって思っています。
返信する
復活 (フェブラリー)
2010-01-21 23:14:24
タルタルさん、こんばんわ。お久しぶりです。
たいした手術でないはずが、ショックになったらしい。たいした手術になり‥しばらく記憶ない日々気がついたら、震災ドラマの日でした。5人ドラマはまだ未
院内はフリーになり‥2月は退院‥かな‥

でも体力低下著しく、すぐへたばってしまいます。
カバチも宿題くんも、息子が録画まだ見てなくて、ただキャツだけは、患者にはグッド時間に再放送(ありがたい)
若々しい櫻井さんに、癒されました。
櫻井さんよい子の時は、まっすぐな演技‥若いし。最近は、味があるな、
彼は振り幅が大きいですね‥キャスターで、アイドルでヘタレで役者で、司会者。マルチですね。手先ともかく人間的に器用かもしれません。
演技者としても素敵になりました。

久しぶりにコメ出来て、嬉しいです。
タルタルさんまた遊びに参ります。

お子さんの受験追い込みですね‥ファイト!
返信する
確かにそうだわ (なおみ)
2010-01-21 23:33:30
タルタルさん、こんばんは。

木更津キャッツ、再放送やってますね。
改めてみると、やっぱり面白いんですよねぇ。
リアルタイムでもちょいちょい見てたんですが
桜井さん(当時はこの表記でした)が好きだったので
でも良く意味が分からなかったんですよね・・・
時代を先取りしすぎたんでしょうね。

二宮くんと翔さんの対比を読んで凄く納得ですね
アナログ=クラシック
デジタル=ポップス
って感じでしょうか?ワタシは両方好きですが
分かりやすいのはデジタルで
残って行くのはアナログでしょうね。

だから翔さんは役者以外の仕事にも精力的なのかな?と
ちょっと思いますよね。
ニノが「嵐」と「役者」をメインに据えてるのと
そこがまた違うワケですよね。良い悪いじゃなく。

因みにニノはクドカンとはあんまり相性が良くない感じがしましたけどね。
返信する
ブログ (ピロ)
2010-01-22 09:23:50
タルタルさん、こんにちは。

先日は失礼しましたm(__)m

タルタルさんが抜粋された記事を書かれたライターさんが、人間芝居とキャラクター芝居という少し進化した?ワードを使って、先日ブログを書かれてましたので、下記、ご参考まで。
http://d.hatena.ne.jp/narima01/20100113

まあ、シンプルに2極化できる話でもないのですが、なかなか興味深いですよね。
返信する
こんにちは (うっちー)
2010-01-22 13:12:21
翔クンの出演した作品は、確か「Vの嵐」から観てますが、それぞれの役柄を上手く演じてると思います。

特に「ヤンキー母校に帰る」と「才能玉」の灰汁の強い役は素晴らしい演技力で、印象に残っています。

久しぶりの連ドラで、「ザ・クイズショウ」を観たときは、一段と演技力がついたと思っていました。
「最後の約束」も「神戸新聞の7日間」も良かったですよね。

「特上カバチ」も、はまり役で真っ直ぐな演技が好きです。
でも、あの行き過ぎた演出は如何なものでしょうか~。
もう少し、シンプルにドラマを観せて欲しいです。
キャストもストーリーも凄く良いのに、勿体無い気がします。

少し、主旨がずれましたね。
済みません。
返信する
フェブラリーさんへ (タルタル)
2010-01-22 23:01:12
お帰りなさい(笑)
コメントくださってありがとう。
とにかく、ここまで回復されて何よりです。
嵐の力も借りつつ、気力・体力少しづつ回復していってね。(好きなものは、モチベーションになるものね)
この1月~2月は、絶賛、翔くん祭り開催中って言う感じで(ドラマだけでなく、オリンピックもあるじゃない)フェブラリーさんを元気にする素はたくさんありそうだから何より。のんびり翔くんを堪能しながら、春になったらもとにもどっているといいですね。
息子さんは、本当に優しい、頼りになるいい息子さんですね。
決して無理はしないでだけど、遊びにきてね。
返信する
なおみさんへ (タルタル)
2010-01-22 23:10:23
こんばんわ。

>木更津キャッツ、・・・
>改めてみると、やっぱり面白いんですよねぇ
>時代を先取りしすぎたんでしょうね。

斬新ですよね。よしあし、好き好きの問題はあるとは思いますが、私は目からうろこのような新鮮さがあって、今見ても古くはないですよね。

ニノとの対比は面白いでしょう。良し悪しとか上手下手とかそういう種類の話ではなく、質の違いとして。デジタルって面白いし、時代としての需要があるんだろうなとは思います。確かに普遍的なという価値観の中でみるとアナログ的なものが評価されるのかなあとは思いますが。
ニノとクドカン、私は流星の絆は持ち味の違う両方の融合がかなりうまくいった例かなって思っているんですよ。
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ピロさんへ (タルタル)
2010-01-23 01:49:03
こんばんわ。

ご紹介ありがとうございます。
みてきました。とっても興味深い記事でした。よりあのコラムの内容が補足されて書いてあって、役所さんと唐沢さんの比較も面白かったです。
もし、書ければあの記事から別エントリー立てられたらいいなあなんて思いましたが・・(できればということで)
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うっちーさんへ (タルタル)
2010-01-23 02:04:56
こんばんわ。

>特に「ヤンキー母校に帰る」と「才能玉」の灰汁の強い役は素晴らしい演技力で、印象に残っています。

そうなんですね。近々、ぜひ探して、観てみたいです。うっちーさん、ファン歴長くていらして時系列でごらんになっているから、より進化が感じられますよね。

>「特上カバチ」も、はまり役で真っ直ぐな演技が好きです。

私も、これははまり役かなあって思います。

>でも、あの行き過ぎた演出は如何なものでしょうか~。
>もう少し、シンプルにドラマを観せて欲しいです。
>キャストもストーリーも凄く良いのに、勿体無い気がします。

おっしゃる通りだと思います。
もちろん、法律のことをすんなり入ってくるように見せている功績は多いと思いますが、それにしてもちょっと行きすぎですよね。翔くん自身も、周りのキャストの方もとってもいいので、もう少しドラマとして見せてほしいなあって思います。





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