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デフジャムの歴史

2010-06-21 00:39:06 | 本・雑誌・マンガ
デフジャムの歴史を綴った『デフジャム物語』を読み終えた。
1ページが2段になっていてボリュームが多かったが、最後まで読めた。

学生寮からヒップホップ界を代表するレコード会社に成長したデフジャム。
70年代中盤にヒップホップが登場し、徐々に広がりをみせた80年代前半。
そしてデフジャムの登場でこのジャンルが世界に進出した。
デフジャムがなかったらヒップホップが広まるのはもっと遅かったんじゃないかな。それほど大きな影響をもたらせた重要なレコード会社。

ランDMC、ビースティ・ボーイズ、LLクールJ、パブリック・エネミーなどのアーティストが歴史的名盤を次々とリリース。80年代はデフジャムの黄金期。今聴いてもカッコイイ曲ばかり。

90年前後は80年代の勢いがなくなったってのは知らなかったな。

でも不調だった90年代前半はEPMDやレッドマンを、中盤はウォーレンGやジェイZ、後半はDMXなどなど他にも多数のアーティストと契約し再び浮上。
2000年代はカニエ、ニーヨ、リアーナ、ナズなど80年代のような豪華なアーティストが加入している。

いまだに成長している会社と言うのは凄いと思う。
このCDが売れない時代にどう対応していくかも注目していきたい。

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