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トッド・ラングレンのFor Lack of Honest Workについて(2)

2010年08月16日 | Todd Rundgren
(画像=このボックス・セットに
ついているライナー・ノーツ--
ライナー・ノーツの裏が、TRの
ブートレッグのジャケット写真
などが載っている。ポスターつき
というのはこのライナー・ノーツ
の紙のことだったのですね--を
背景に、ボックスと、CD3枚。
VOLUME ONE、VOLUME TWO、VOLUME
THREE。ボックスのジャケットの
イラストレーションはTRの顔色
が悪いというのか、青ざめている
色みなのでちょっと怖いのだけど
VOLUME THREEなどは顔色が黄色い
ので、も少し健康な感じ)

収録曲(表記はおおむね、このCDの表記に
したがった)

DISC ONE

1 It Wouldn't Have Made Any Difference
2 Broke Down And Busted
3 Be Nice To Me
(1-3
Sigma Sound Studios,Philadelphia,PA,7/1/71)

4 Utopia Theme
5 Black Maria
6 Open My Eyes
(4-6
Fox Theater,Atlanta,GA,11/8/73)

7 Freedom Fighter
8 The Wheel
9 When The Shit Hits The Fan - Sunset Blvd
- Le Feel Internacionale
(7-9
Hammersmith Odeon,London,UK,10/9/75)


10 Real Man
11 Eastern Intrigue
(10、11
The Bottom Line,New York,NY,5/14/78)

12 Black And White
(The Roxy Theater,Los Angeles,CA,5/23/78)
13 Hello It's Me
(The Bottom Line,New York,NY,5/14/78)


DISC TWO

1 The Seven Rays
(Shaboo Inn,Willimantic,CT,11/17,78)
2 Never, Never Land
(The Bottom Line,New York,NY,5/14/78)
3 Mister Triscuits
(Hammersmith Odeon,London,UK,10/9/75)
4 Last Ride
(The Bottom Line,New York,NY,5/14/78)
5 Lord Chancellor's Nightmare Song
(Agora Ballroom,Cleveland,OH,April 4,1982)

6 Healer
7 Love Is The Answer
8 I Saw The Light
(6-8
Levon Helms Studio,Woodstock,NY,7/3/81)

9 Bag Lady
10 Too Far Gone
(9、10
Venue Club,London,UK,5/24/82)

11 A Dream Goes On Forever
(Agora Ballroom,Cleveland,OH,4/4/82)

12 Born To Synthesize
13 Johnee Jingo
14 Hodja
15 Honest Work
(12-15
Bismark Theater,Chicago,IL,10/26/85)


DISC THREE

1 Can We Still Be Friends
(Warfield Theater,San Francisco,CA,11/22/86)
2 Cliche
3 What's Going On - Mercy Mercy Me
(2、3
(Oak Theater,Chicago,IL,4/17/92)
4 Bang On The Drum
(Park West,Chicago,IL,11/23/93)
5 Love Of The Common Man
6 Lysistrata
7 Hammer In Your Heart
8 Song Of The Viking
9 Free, Male And 21
10 Tiny Demons
(5-10
Ruth Eckerd Hall,Clearwater,FL,1/28/03)
11 The Want Of A Nail
(Tokyo Sun Plaza,Tokyo,Japan,1/10/90)
12 I Hate My Frickin' ISP
(Danforth Music Hall,Toronto,Canada,9/4/06)
13 Fascist Christ
(The Sting,New Britain,CT,7/18/95)
14 World Wide Epiphany
(The Forum,London,UK,10/7/94)
15 One World
(Park West,Chicago,IL,11/23/93)

 このブログ記事(2)は時間切れにより
ここまでにします。
 今、ちゃんと聞く時間もとれそうに
ないし、こまかいデータをわかる範囲
でも調べることができないので、あと
ちょっとCDのデータなどを追加で書く
予定です。
 

トッド・ラングレンのFor Lack of Honest Workについて(1)

2010年08月16日 | Todd Rundgren
(画像=ディスクユニオンの袋の上に
商品を置いて撮影した。CD3枚組の
ボックス・セット)

 今週(もう先週になるのか)、
サーチしていたら、ディスク
ユニオンのページにFor Lack of
Honest Workを売っていると書いて
あったので、週末、購入してきました。
なんだ、とっくに売っているんだったら
もっと早く入手できたのになあ。
わたしはHMV.co.jpのオンラインで
発売日8/15というのがあって、それを
メドにしていたんだけれど、お値段も
リーズナブルと思ったのでディスク
ユニオンで。(わたしが買ったのは
新宿本館という店舗。でも、TRの
コーナーにCDが全然なく、なかなか
見つからなかったです)
とにかく買ったばかりでまったく
聞いてませんが、各曲どこのライブから
かというのがわかったので、次のブログ
記事For Lack of Honest Workについて(2)
でそれを書きます。

以下はDISK UNIONのサイトで、
For Lack of Honest Workの紹介があるページ

DISK UNION

HELLO IT'S ME -THE ESSENTIAL TODD RUNDGREN

2010年08月06日 | Todd Rundgren
「ハロー・イッツ・ミー
~エッセンシャル・トッド・ラングレン」
/トッド・ラングレン

 9月22日発売の新しいベスト盤はDISC 1
に21曲、DISC 2に19曲と、収録曲たっぷり
の2枚組。このベスト盤、TRのソロ曲だけでなく、
ユートピアの曲も多数入っているんですね。
 ジャケット写真には、ワーナーパイオニア
から当時出た「ハロー・イッツ・ミー」という
LP(アルバムSomething/Anything? の日本編集版)
の写真を使用するそうなので、30年以上前のアルバム・
ジャケットが今度はベスト盤CDのジャケットとなって
よみがえるわけですね!

<DISC 1>
1 ウィ・ガッタ・ゲット・ユー・ア・ウーマン
2 ビリーヴ・イン・ミー
3 ウェイリング・ウォール
4 ビー・ナイス・トゥ・ミー
5 ホープ・アイム・アラウンド
6 アイ・ソー・ザ・ライト(瞳の中の愛)
7 所詮は同じ事
8 ウルフマン・ジャック
9 ハロー・イッツ・ミー
10 惜別のドライヴ
11 グッド・ヴァイブレーション
12 一般人の恋愛
13 愛することの動詞
14 愛こそ証し/ユートピア
15 友達でいさせて
16 夢は果てしなく[ライヴ]
17 抱きしめたいぜ/ユートピア
18 ミッシェルの微笑み/ユートピア
19 コンパッション
20 オンリー・ヒューマン/ユートピア
21 ドント・ハート・ユアセルフ

<DISC 2>
1 ブローク・ダウン&バステッド
2 伝えられずにいられない
3 何をどうしたらいいんだろう
4 ファンがだまされた時には;サンセット通りへ
5 必要なのは世界感覚
6 たったひとつの勝利
7 フリーク・パレード/ユートピア
8 フリーダム・ファイターズ/ユートピア
9 内なる心の輝き
10 序曲
 ~太陽と友達/ユートピア
11 魔法のドラゴン・シアター/ユートピア
12 偽りの世界/ユートピア
13 ラヴ・イン・アクション/ユートピア
14 セット・ミー・フリー/ユートピア
15 タイム・ヒールズ
16 ラスト・ダラー・オン・アース/ユートピア
17 スウィング・トゥ・ザ・ライト/ユートピア
18 ワン・ワールド/ユートピア
19 リメンバー・ミー

2010年9月22日発売
2枚組:VICP-70173~VICP-70174
<SHM-CD>(高音質CD)
定価 \ 2,980
ビクターエンタテインメント

トッド・ラングレンの10月来日公演を楽しみにする(2)

2010年06月22日 | Todd Rundgren
(画像は4/11のPPVを写したもの)


  今週末に来日公演の一般発売が
ありますから、その前にひとつ。

 今年の来日公演は、CLUB QUATTROや
DUO-Music Exchangeなので、もし
かするとソールド・アウトとか
もあるかもしれない? ぐらいに
思っているので全然心配してない
です。2008年のビルボード・ライブ
も最終日とかすごい人が入った。
(複数回公演があると、最終日を狙う
かたが多いんでしょうか。行こう
行こうと思って、とうとう最終日に
なってしまった、ということなん
でしょうか)
 時にはお客さんが少ないときも
あったりして、来日のたびに
人が入るか気になったりしたとき
もありましたが、ブルーノート来日
のとき、わたしにはほとんどぜんぜん
PRなどしていないように思えたのに、
ふたをあけてみたら、お客さんが
よく入っていて、そのころ(2002年)
なので、インターネットなども全然
見ていないファンのかたなども来場
していて、けっこう、広告とか少なく
てもファンの人は気がついて見に
来るのだなー、とわかって、それ以来
そんなに心配しなくなりました。

 最近のTRの来日公演の
場合は、ツアー初めのほうがいい場合が
あると思いますね。当たり前っていえば
当たり前ですが、疲れてないとき
のほうが声の調子がいいと思うから。
もちろんライブなので、そういちがい
には言えず、最終が盛り上がったり
(2008年はCrossroadsが出たり、
おもしろかったですね、最終日)
あと、Liarsツアーの時には、意外と
最終の一回前がすごいノったり。
会場によっても、お客さんによっても
違ってきちゃうし。

 とにかく、心配はしていないです
けど、たとえば東京のファンの人
でTRを応援したい人は、可能なら
QuattroもDUOも行ってくださいね。
現在のTRに対してはライブのチケットを
買ったり、オフィシャルなグッズ
を買ったりしてサポートしたらよい
という話で、わたしもそれがいい方法
かなと思うので。

 新譜CDのTodd Rundgren's Johnsonが 
(ニュージーランド以外では)いつ出る
のかまだ日にちが出ないのだけど、
それも出たらぜひ買ってほしいです。
もちろんほかのCDや配信でも。

 あと、ジョンソンのツアーは、
それはロバート・ジョンソンは
ブルーズなんだけど、アルバム・
タイトルにもあるように、これは
あくまで「トッド・ラングレンの
ジョンソン」ですからね、いわゆる
ブルーズと思って、ああ、ブルース
なんてなじみがなくてなんとなく
おもしろくないのかなあ、みたいに
思うかたには、スマッシュの来日
公演のページにも書いてあるように、
まあ、TRのライブはRockといえる
と思うし、それから、ロバート・
ジョンソンのカバー曲は初めて
聞くリスナーにもわかりやすい曲
が多いので、TRにあまり興味ない
友達とかといっしょに見ても楽しめる
と思うんですよね。(もちろん
ひとりでもね)ロバート・ジョンソン
のカバー曲はTRのファンじゃない人
には、むしろTR自身の曲だけやる
(カバー曲が1-2曲ぐらいの2008年
の来日ツアーとか)ライブよりも
わかりやすいかもしれません。
rockファンだったらどこかで聞いた
ことのある曲だったりするだろうし。

 あとはコア~なトッドファンの人
には激レアなTR自身の曲が出ると
思うので、それが見逃せないし、
(激レアは2-3曲、でもナマで聞けたら
最高、というような種類の。もし
それらの曲を日本でも聞けたらラッキー)
ジョンソン・カバーに興味ないから
スキップしたらものすごくもったいない
んじゃないかと思う。

 TRはこの6/22に62歳を迎えられることに
なりますが、(アメリカなので、日本
だとだいたい6/23ごろ)いつも書くけれど
いつまでツアーまわれるか、あるいはまわるか、
は正直本当に予測がつきません。TRは
トニー・ベネットみたいにずっとやる、
とおっしゃっているけれど、そして
もちろんお元気な限りずっとライブ
続けてもらいたいですけど、ツアーは
いろいろな条件が整ってはじめて可能なわけ
だから、先のことはなんとも言えない
ですよね・・・・・・。

 ちょっと書き足りないですけど、つまり
ほかにも見どころ満載のショー(のはず)
なので、またそのうち、書くことに。

 おしまいに、来日情報のリンクを
いま一度以下に。

SMASH トッド・ラングレンの来日情報

トッド・ラングレンの10月来日公演を楽しみにする(1)

2010年06月22日 | Todd Rundgren
 TRの来日がアナウンスされてから、
今年はTwitter上でいろんな声が
聞こえてきている。(2008年の来日
公演のときには、ライブについて
書いたブログがすごく多かった。
関心の高さがわかってよかった)

 少し前に見たあるツイートで、今年
の来日公演に行こうかどうしようか、
ロバート・ジョンソンのカバーでは
なあ、といったようなものがあって。
CD Journal.comの記事中に「ロバート・
ジョンソンのナンバーを全編にわたって」と
書いてあることから、ロバート・ジョンソンの
カバー曲だけしかやらない、と思ってしまった
かたもいらっしゃったのかもしれません。
 しかし、「トッド・ラングレンが10月に
来日するニュースを読んで(2.5)」でも書いた
ように27曲中、12曲だったんですよ、ロバート・
ジョンソンのカバーは。(アメリカの春のツアー)
ロバート・ジョンソンのカバー以外は
TRのレパートリー。日本公演のセット・
リストがアメリカの春のツアーと同じに
なるかどうかは会場の時間の関係など条件も
異なるから不明ですけど、たとえば2008年の
来日のときでも、当時アメリカでやっていた
ツアーとかなり近い感じのセットで演奏して
くれました。しかもそのときは、会場の
ビルボード・ライブでは一晩2回公演なので、
一回の演奏時間がひじょうに限られてしまう、
そんな中で、できるだけアメリカのショーと同様
のライブを見せてくれたと思います。
そのときのことを考えても、今年の来日も
アメリカでのジョンソン・ツアーと近いものが
期待できるのではないかと予想して
います。


 以下に、4月11日(日本時間4/12)に
行われたTodd Rundgren's Johnson Tour
のPPV(ペイ・パー・ビュー)(ウェブキャスト)
について書いたブログ記事のリンクを書きますが、
来日公演がどんなショーになるのか、前
もって何も見ないでおきたい場合は、リ
ンク先を見ないでくださいね。曲目
も書いていますので。

「トッド・ラングレン、Johnson TourのPPV(現地時間4/11)が行われた」


「トッド・ラングレンの4/11(現地時間)のライブPPVイベント、感想」


(画像は、4/11のPPVを写したもの。
TRの顔がよく撮れなくて申し訳ないです)

トッド・ラングレンの新譜、ニュージーランドで

2010年06月14日 | Todd Rundgren
 この秋予定されているTRのニュージーランド
公演のプロモーターが、サイトに新譜情報を
掲載している。ロバート・ジョンソンの
カバー曲12曲の収録曲リストを見ることが
できる。

トラックリストが掲載されているページ



 契約上の理由で、これはニュージーランド
のみということなので、いってみればニュージー
ランド盤先行発売か。それから、ニュージーランド
公演のチケットを購入した人はこのCDを買える、
ということが書いてある。(以下)

special combo buyについて

 詳しいことはまだわからないけれど、
少なくともアメリカ盤のリリースより
早い、ということになるんでしょう。






トッド・ラングレンが10月に来日するニュースを読んで(3)

2010年06月08日 | Todd Rundgren
(画像は4/11のPPVを撮ったもの)


 このブログ記事は (2)のつづきで(3)です。
(3)は長くなるかもしれない。そして今まで
三回ぐらいこのブログで書いてきたことと
重複する部分がありますけど、来日の知らせ
をあちこちで読んでサーチでブログに来て
くださっているかたがいらっしゃるのかも
しれないので--おそらく初めてのかたが多い
と思うので、重複している部分はご勘弁いた
だいて記すことに。

 (2)で、なぜ引き受けたかという点は、
と書いてしまったんですけど、まあ、
あくまでわたしが思うに、ということでは
ありますが、TRもブルーズのカバーはやって
みたかったのだと思うのです。
 以前PatroNet(ペイトロネット)のチャット
でTRは「ブルーズのアルバムもやりたいね」
ということを言ったことがあった。
(ブルーズのレコード、と書いていたかも
しれない)Liarsが出てしばらくたったころで、
次は何をやるの? みたいな雑談の中で、
そんなひとことを言っていた。だから、2008年
にArenaのリリースにさいして、ロバート・
ジョンソンのトリビュートEPの話を読んだとき、
わたしは、ああ、やってみたいと思っていた
ブルーズの作品もできるし、Arenaも出せて
一石二鳥でよかったのかも、と思った。

 Woody's Truck Stop(Nazzの前にTRがいた
グループ)でのTRの演奏も入っているという
サウンドは「ナッズ・フロム・フィラデルフィア
+5」に入っている曲しか聞いたことがない
ので、そんなにはわたしはピンとこないの
ですが、ウディズ・トラック・ストップと
いうグループの解説を読むと、ポール・
バターフィールドのバンドみたいに
リード・ギタリスト二人にしたいという
ことでTR加入ということになった、と
書いてある。だから、たぶん、バターフィ
ールド・ブルーズ・バンドっぽくしたいという
バンドの意向があったんだろうから、
TRもコピーしたり練習したりしたのでは
ないかと思う。

 その後TRはNazzをやりだして、ブルーズ
よりではない方向に行くわけだけど、
さらにプロデュースの仕事をするように
なってから、Butterfield Blues Band Live
(1970年リリース)というアルバムの
エンジニア&プロデューサーをつとめて
いる。
 このアルバム、ライノのHandmadeから
70分におよぶライブが追加されて2004年に
も出たことがある。(ライノのHandmadeで
2500枚出されたそうで、今はライノの
Handmadeでは入手できない。どこか
小売店などに出まわったものが残っていたり
はするかもしれないが)そのHandmadeのエディション
にTRがライナーノーツ(だったと思う)を
書いているそうなんです。わたしはこれを
2004年、たまたまあるかたから、TRがこのHandmadeの
エディションでライナーノーツを書いていることを
教えていただいたことがあって、その後ライノの
サイトで調べると、さすがHandmadeは一般的な
アメリカ盤のCDとは違って値段がかなりよくて、
そのころの日本円で約8000円ぐらい(送料も足した額
だったのか忘れたが)かかってしまうことがわかり、
わたしがポール・バターフィールドの
ファンだったらよいのだけど、(嫌い
ではないですが、おそらく買っても、頻繁に
聞くことはないだろうと思われた)TRのライナーに
8000円というのは、わたしにはいかにも
高価であきらめたのでした。(値段は
記憶ちょっとまちがっているかもしれ
ません)

 このライナーノーツを読んでいれば
TRのバターフィールド・ブルーズ・
バンドに対する考えやプロデュース
したときのエピソードなどが読めた
のでしょうけど・・・・・・。


 というわけで、わたしはTRと
ブルーズっていうのが、そんなに無縁と
いうほどではないと思ったんですが・・・。


 Todd Rundgren's Johnsonに
関するさまざまなインタビューと
そして4月のツアーではステージ(You Tubeなどで見て)
でも言っているように、ロバート・
ジョンソンへのダイレクトなトリビュート
というよりは、ロバート・ジョンソンや
その他のブルーズに影響を受けたTRの先輩
たち--クラプトンやジェフ・ベックなどの
白人のプレイするブルーズ(日本語で言ったら
「ブルース・ロック」的なサウンドというか)、
さらには自身への「トリビュート」ということ
なんじゃないかと思います。
 大昔、特にギターを一所懸命プレイ
していた頃や、70年代のギタープレイを
もう一度思い起こしてみようか、みたいな
感じなのかも? と思いますが、このあたり
はちょっとほんとのところどうなのか
わかりません。

 TRはNew Carsのツアーがエリオット・
イーストンの骨折で途中で休止して
しまった時期にトニー・レヴィンのバンド
でまわったカナダのツアー以来もうずっと
ギターづいていると言っていいと思う
のですけど、(2008年春来日のときも
そういう内容のショーだった)
ジョンソンをやっておいて、ジョンソンの
レパートリーが加われば、ライブでまわる
ときにギターをフィーチャーした楽曲が
増やせるから、セットリストにさらにバラエティ
を持たせることができるという利点もあるのでは
ないかなと思います。それにLiarsでけっこう
出しきったところで、Arenaも出したばかりで
自身の新しいオリジナル・アルバムを制作すること
を考えたら、たぶん間にジョンソンのカバー
作品のリリースが入ることはオリジナル新譜
の制作をまだやらなくていいし、レーベルからの
ツアー・サポートもまた得られるし、という
メリットもあったんじゃないかという気がします。


(ご参考)
Butterfield Blues Band Live(Rhino Handmade)


Creem Magazine.com
Butterfield Blues Band Live(Rhino Handmadeエディション)紹介


新譜Todd Rundgren's Johnsonに関する記述
(TRのオフィシャルMy Spaceのブログから)
Todd's got the Blues



2008年7月にMySpace toddrundgrenmusic
に出されたArenaのリリースに向けた
プレス・リリース的なテキストAboutTodd Rundgren
を転載したページ
(ロバート・ジョンソン・トリビュート
のEPがバンドルされる予定、という記述が
見える。結局このロバート・ジョンソンカバーEPは、
Arenaのリリースのときにはバンドルもされず、制作
もすぐにとはいかずに、アルバムTodd Rundgren's
Johnsonになったわけだが)
Arenaリリースに向けて出されたAbout Todd Rundgrenの一部(2008年)

トッド・ラングレンが10月に来日するニュースを読んで(2.5)

2010年06月05日 | Todd Rundgren
(画像は4月に行われたPPVの
画面を撮ったもの。テレキャスター
のバターズ)

 (3)の前に、いま(2.5)を。
Twitterでは「なんでジョンソンなんだ?」って
いうツイートが多かった話をfacebookで書いたら、
4月のジョンソン・ツアーの数か所公演を主催していた
ラングレン・レディオに、日本のファンのフレンドに
以下のことを伝えてと言われたのでその件だけ先に書きます。
(フレンドっていうのはともかくとして--トッドファン
に伝わればよいと思うのでここで書く)
来日公演チケット発売が近いから、行くかどうか
迷っていたりする人には役に立ったりするかも
しれないので。ラングレン・レディオがいうには、

「(このツアー)セット・リストはアメリカでは
27曲もあって、ロバート・ジョンソンのカバーは
そのうち12曲だけ。その12曲、ほとんどがとても
いいと思う。すばらしいコンサートだよ!」
とのこと。

 そうですね、ジョンソンのカバーだけじゃない
ということは重要。TRの曲もたっぷり聞けるはず。
いまはこれ以上ブログ記事書いていられないため、
ここまでにしますけど、また別記事でこんどもっと
そのへんは書きたいと思います。

トッド・ラングレンが10月に来日するニュースを読んで(2)

2010年06月04日 | Todd Rundgren
画像=新しいギターのバターズ
を紹介するTR。(4月に行われた
PPVを撮ったもの)

 今年の来日は、来日決定のニュースが
Twitterで飛びかいましたね。Twitter
だけに、コアなファンは少なくて、
なんでTRがジョンソンをやるんだ?
という疑問をつぶやいている人多数。
なので(2)では、まず簡単説明バージョン
を書くことに。

 2008年にリリースされたアルバム
Arena(アリーナ)ですが、このアルバム
を出そうとして、TRはレーベルをさがしていた。
そしてHi Fi Recordings(2008年4月、わたし
が聞いた時点ではHi Fi Recordsと呼ばれていた。
その後、Hi Fi Recordingsという名前になった)
という音楽出版の会社(MPCA)がやっているレーベルと
契約したのですが、、MPCAはロバート・ジョンソン
のカタログを保有しており、これをTRにカバー
してもらうという話が含まれていた。最初はEP
としてArena発売時にボーナスとしてつけると
いうアイディアもあったようだが、結果的に
2009年にレコーディングして、Todd Rundgren's
Johnson(トッド・ラングレンズ・ジョンソン)と
いう全部で12曲入りの新譜ができた。
 3月には、このTodd Rundgren's Johnsonから
3曲を納めたEPが、Todd Rundgren's Short Johnson(トッド・
ラングレンズ・ショート・ジョンソン)
というタイトルで、USのiTunes Storeやamazon.comの
MP3ストア他から配信されている。
 そして4月には、この新譜Todd Rundgren's Johnson
のツアーをアメリカで行ったばかりです。

 Arenaを出すためのHi Fi Recordingsとの
契約とはいえ、なぜ引き受けたかという点は
いま時間切れのため、(3)につづく。TRと
ブルーズはそんなに縁がないわけでもない、
という話を。

トッド・ラングレンの伝記本 A Dream Goes On Forever Vol.2

2010年06月02日 | Todd Rundgren
 昨年12月に発売されたビリー・ジェイムズ
のトッド・ラングレン伝記本2巻目、
A Dream Goes On Forever - The Continuing
Story of Todd Rundgren Vol. 2: The Utopia Years
(ア・ドリーム・ゴーズ・オン・フォエヴァー -
ザ・コンティニュイング・ストーリー・オブ・
トッド・ラングレン ヴォリューム・ツー:
ザ・ユートピア・イヤーズ)やっと購入した。
 届いたばかりなので、何も読んでいないため
きょうの記事は本のリビューではなく、写真を
載せるだけです。

 わたしはハードカバーを買ったんだけれど、
ずっしり重くて厚い。ぱらぱらめくってみた
ら、けっこう写真がいろいろあって、わたしは
初めて見る写真も多いんじゃないかと思う。
あと、資料的な内容がたくさん盛り込まれて
いて、すごい情報量だと思う。ちょっと見た
だけで圧倒されてしまいました。
 TRC Forumの投稿では、読んだ人たちは、
けっこうまちがいもあるということを
書き込んでいたファンも何人もいたけれど、
まあ、これだけ資料とか載っていると、情報
の正確さで完璧を期すのはひじょうに困難だ
と思うので、そのあたりはTRC Forumのこの本の
スレッドとかをチェックして補完していけば
いいし、なにしろベースになる伝記本が
あるというのはいいです。

 この巻はユートピア・イヤーズということ
なんだけれど、まあ、だから表紙は四人
ユートピアのときのものなんだろうけれど、
たぶんユートピアの本というわけでもなく、
トッド・ラングレンの資料本、みたいな印象です。

 なにしろ今はまだぜんぜん読んでいない
から、今後ちょっと読んで、もう少し書くことが
ありましたら、別記事で書くことに。


 わたしはハードカバーのほうを購入しましたが、
ペーパーバックもあります。わたしはamazon.com
から買ったけれど、出版社のサイトからも注文
できる。(送料がamazon.comからのほうがじゃっかん
安かったので、わたしの場合。ハードカバー、ペーパー
バックでの違いなどもあるかもしれないけれど
比較していないのでわからないです)
 amazon.comでは本のリビューも何本か投稿されて
いるので、ご参考まで。

ハードカバー
amazon.com


ペーパーバック
amazon.com


Golden Treasures Publishing(出版社)のサイトからも。
(ハードカバーとペーパーバック)
Golden Treasures Publishing

トッド・ラングレンのTodd Rundgren's Short Johnson(EP) (2)

2010年04月23日 | Todd Rundgren
 前回、このTodd Rundgren's Short Johnson
のブログ記事を書いたとき、近日中に(2)を
書きたいという希望があったのだけれど、
それはすっかり忘れていました。
 とにかくリビューよりも紹介よりも
実際にスタジオ版の音を聞いてもらい
たいと思っていて、ときどきサーチを
続けてはいたのだけれど、なかなか
ウェブ上で気軽に無料で聞けるような
ところが見つからなかった。ヘンな
無料ダウンロードサイトなどは危ないし、
今回リーク音源はCrossroads一件だけで
(少なくともわたしが知っているのは)
このショート・ジョンソンからは
見つからなかったんですね。で、やっと
Stop Breakin' Downが聞けるポッドキャスト
に出くわしたのでそれをリンクしよう
と、以前の記事(1)を見にきて、そうか
(2)を書く予定だったのだと思い出しました。

 でもまずなにしろ、曲からです。
Todd Rundgren's Short Johnsonの
1曲目Stop Breakin' Downがフルで
聞ける。このポッドキャストの
3曲目に入っています。
 ウイルコ、EL&Pと聞いて三曲目に
来るので、気軽に聞けると思います。
番組はChocolate Cakeという番組。
(この番組、以前よくTR Connection Forum
で投稿を見かけた)

Chocolate Cake episode #172


この番組のsonglistは以下。

Chocolate Cake

 いかがでしたか? わたしはこの曲を
ショート・ジョンソンの1曲目に持ってきたのは
まあ、レーベルが選んだのかもしれない
ですけど、わたし的にはひじょうに納得
です。これならエアプレイもしやすい曲
だし、「TRのジョンソン」の特徴が出て
いる。アルバム・リリース前のシングル盤
的な意味合いで、この3曲(Stop Breakin'
DownとKind Hearted WomanとLast Fair
Deal Gone Down)はとてもよかったと思い
ます。

 この曲、ほかのToddファンの人の感想も
聞いてみたいので、Twitterでもよいので
もしよかったら教えてください。
(もちろん、ブログのコメントでも)


Twitter

 
 で、前回の記事では、Buttersのこと
はまったく知らなかったので(前回の
記事にリンクしているラングレン・
レディオにTRが出演したときのインタ
ビューで初めてバターズの話を聞いた
から。記事を書いたときは放送前なので)
ギターが違うのか? なんて書いたの
だけど、いやはや、ウェブキャスト
を見ると、Buttersはいいなあ、と
思ってButters、 Butters言ってると
Foamyに悪いのだけど、(いや、Foamyも
ダラスの#1 LCDなんか見ると--You Tube
ですけど--やはりFoamy! と声をかけたい
くらいですが)なんていうかButters、出色。
Buttersが入ることで、ジョンソンのライブ
音がはなやかになったと思いました。
昨年のジョンソン・セットではButtersは
なかったし、Kind Hearted Womanと
Last Fair Dealは、演奏されていなかった
ので。(録音もまだだったはず)
あといろいろなTRの曲も入って、春のジョンソン
のツアーはほんとにすばらしいショーに
なったと思います。(ウェブキャストで見た
印象ですが。本物のライブはもっとすごそう)

 そして前回の記事で書ききれなかった話
ですが、少しだけ覚えているのですが、
全体が思い出せないことが判明。なので
それは思い出して、なお書きたい話だったら
(そのときは後で書こうと思ったのだが)
(3)を書くことに。

 ところでこのショート・ジョンソンの
ジャケット、誰のデザインか気になって
いたので、ラングレン・レディオの
インタビューにTRが出たとき、その時間が
あればお聞きしたいとお願いしておいた
のだけれど、駆け足で質問してくれて、
TRが手がけたということが聞けました。
(わたしはコンセプトがTRで、グラフィック
は誰かデザイナーなどに実際の作業は頼んだ
のかも? でもTR自分でやったかな? とも
思っていたんだけど、今回はご自身で)
ブルーのサテンのシーツにジョンソンという
ピンクの文字がチン座していて、あんまり
品悪くならないように、ユーモラスに
仕上げたんだな、という感じ。わたしは
JohnsonのJが光ってキラリンとしている
ところがなかなかイイと思うんです。
shortがないTodd Rundgren's Johnsonは
CDとして出るでしょうから、実際のジュエル
ケースに入ったジョンソンを早く見てみたい
ものです。

 あ、それと、最近のインタビューで
自分のジョンソンはロバート・ジョンソン
直接トリビュートっていうわけではなく、
むしろジョンソンに影響を受けたり、
ロバート・ジョンソンが好きでブルーズ・
ロックをやっていた人へのトリビュート
っていう、TRのジョンソンを理解するのに
とてもわかりやすい話をしてくれていた。
(これは大まかな書き方で正確な引用
ではないですが)そのインタビュー
いいと思います。おすすめ。
(WABCのインタビュー。次回追記で
リンクつける予定)

トッド・ラングレンの4/11(現地時間)のライブPPVイベント、感想

2010年04月13日 | Todd Rundgren
(画像はステージに出る前、ミネラル
ウォーターを飲んでいるTR。ちょっと
緊張しているっぽいようすだった。
やっぱりウェブキャストがあるから?
こういうステージうしろのシーンが、
見られるのもウェブキャストならでは)

 わたしは昨年12月のカリフォルニアAWATS
ライブのおりにファースト・セットで
ジョンソンのショーを見ているので(といっても
その時点では後から録音されたKindhearted
WomanとLast FairDeal Gone Downがセット
に含まれていなかったが。それにギターも
フォーミーとIbanezのみ使用)、ジョンソン
セットに関しては、だいたいの感じは
わかっていたんだけれども、新ギター、
テレキャスターのButters(バターズ)が
登場したことで、春のTodd Rundgren's
Johnson(トッド・ラングレンズ・ジョンソン)
のツアーは、ぐっとパワーアップした
ステージだというのが、ウェブキャストで
かなり確かめられたことがよかった。
 やっぱりライブの、生で会場で聞くサウンド
とウェブキャストは違うから、どこまで
わかったのかちょっと不明だけど、なにしろ
Buttersを弾いてるジョンソン・カバーが
楽しめて、これは今年本物のライブが見られ
そうだと思うとすごい楽しみになってくる。
いますごくいいので、TRがセットリストに飽きて
きて何か変えてしまわないでもらいたいくらい。

 Kindhearted Womanを演奏する前に、
みなさんに新しく家族に加わったメンバー
を紹介します、という感じでButtersを
紹介してくれた。きれいな色ですね。
 わたしはこのKindhearted Womanの
Buttersで弾いてるギターのパートが
とても気に入っている。ギターよかった。
Last Fair Dealも同様。
 Last Fair Dealでは、歌もよかった。
歌い方、ハリー・スミス・プロジェクトの
ときの昔の歌を歌うときのような感じに
通じるものがあって、ひじょうに味わいが
あった。
 あ、でも前の晩もショーがあり、声は
ちょっと疲れぎみで、かれている部分
がありましたね。でも大丈夫、声が出ない
とかではないし、よく歌ったり、シャウト
もしているし。
 
 あとBleedingがこのショーの中でも
ちょっとはし休めみたいな、アクセント
になって、とてもいい。Bleedingでの
Foamyもよかったし。イントロのギター
が始まると、「いい曲だなー」とつく
づく。すごく70年代ロックな感じで
ライブで聞いたこともないのに、サウンド
がとてもノスタルジックでなんともいえない
雰囲気がある。

  Black Mariaはもうここ数年ずっと
すばらしいんだけど(ていうか、大昔も
すばらしかったと思うんだけど、ビデオ
などがないし76年も79年も細かいこと
覚えていないので大昔との比較ができない)
この晩もよかったなあ。(ちなみに日本は
晩じゃなくて朝だけど)この曲で観客総立ち、
って感じですごく盛り上がっていた。
 Mystified/Broke Down and Bustedは
わたしのフェヴァリットなんですけど、
この日もよかったし、特にMystifiedから
Broke Down and Bustedにうつるところが
いい。これはJesseのギターが聞かせどころ
かな。あとたぶんここでJesseがマウスハープ
のサウンドを出しているんだけど
カメラがジェシーのギターだけ写していて
TRがマウスハープを吹くマネをしている
であろうところ、(You Tubeのムービーで
見た)そのTRの部分がウェブキャストで
見られなかったのは残念だった。

 Red Hotでは歌詞が途中で出て来なく
なった・・・。カメラ入っていると
緊張してしまうのでしょうか、あと
1-2曲ぐらい歌詞が出て来なかったり
とかあったと思う、ジョンソンの
カバーで。やっぱり人の歌だから
歌詞全部覚えているのはたいへん
なのか。カリフォルニアのときは
歌詞忘れは多くなかったような
気がしているのだけれど。
 Unloved Childrenもひさびさに
ライブのセットで聞くと、新鮮。
TRがすごくギターを弾く。
 で、その次のI Went To The
Mirrorがわたし的にはこのツアーの
TRの曲のなかでは最高によかった。
いろいろ手でアクションをしながら
歌っていくんだけれど、この曲を
レコーディングした当時より、格段
にヴォーカルの表現力が増している
んでしょうね、歌い方がすばらしい。
曲もいいんだけれど、この歌の表現は
今のTRならでは、だと思いました。
 で、また、I Went To The Mirror
からCome In My Kitchenへの流れが
かっこいいこと。KitchenとHellhound
はギターもFoamyのまま。
 お客さん客席けっこううまっている。
小ぶりな着席の会場。

 #1 Lowest Common Denominator
は、またまたわたしのすごく好きな
曲なのですが、映像・音声ともに
止まりがちで泣き。(あとでTRC
Forumをチェックすると、やはり
いくつかの曲で映像が映らなく
なったりなどしていた人も何人も
いたようだ)会場のお客さんは
すごい盛り上がっていた。
 Born To Synthesizeもわたしは
とても好きな曲。この日は最初ちょっと
初めてやめて、またスタートしていた。
TRは主にボーカルで、基本WaTツアーの
ときのライブ・バージョンと同じような
歌い方。カシムがSeven Raysのベースの
フレーズを弾いたりそれぞれの楽器
プレイを聞かせるパートがある。
 で、このBTSから次の曲Weaknessへの
流れがいい! Weaknessは、やはり
Arenaのツアーが長かったから、歌い
こまれていて、いいですね。

 次のRiversideでは出だしをまちがえた
のか歌詞が出なかったのかわからなかった
けど、とにかく何かあって、やはり長時間
のステージなので。疲れてくるだろうなあ
と感じた。
 Crossroadsを終わると、いったんステージ
から去り、ちょっとだけ休んでからまた
アンコールに出てくる。
 そして~Guess What?で始まるISTL。
まあ、これはI Saw The Lightしか知らない
お客さんも来ているだろうからサービス
かな・・・。次がバンドで演奏するTiny
Demons。ここでもJesseのギターが印象的。
 そして長かったライブもBoogiesでしめ
くくり。ステージにショーツが投げこま
れているようで、(投げているところは
写っていなかったように思う)それを
拾ってTRはFoamyにひっかけ、ぶらさげた
まま演奏していた。
 With A Twistのツアーのときにたしか
ショーツはよく使っていたと記憶している。
女性ファンの投げ込んだレースふりふりな
ショーツを使って、Jesseがギターを弾いた
んだったか?・・。ハンバーガー・ヘル
はわたしはすごく好きな曲で、まあ、
FaithfulはB面全部好きだけれど、この
曲を2010年のライブで聞けるなんて
最高。思ってもみなかった。そういえば
Arenaを聞いた時、何人もの人が
Montaintop、ハンバーガー・ヘルを
思い出すって言っていた。わたしもそう
思ったし。ハンバーガー・ヘルで終わる
のってすごくいいと思った。

 ステージそのものは、AWATSライブの
ウェブキャストのときとはうって変わって
いたってシンプルなのだけれど、その
内容がすごい。まあ、基本はあくまで
ジョンソン・カバーの新譜リリースに先行した
ジョンソン・セットだというのがあるんだけれど、
ここ数年間ずっと演奏してきたギター・オリエンテッド
な曲目をメインに据え、Nazz時代のKiddie Boyや
TR初期の作品Bleeding、I Went To The Mirrorなどを
織り交ぜ、さらにUnloved ChildrenやWeaknessなど多彩な
レパートリーで構成されていて、TRのさまざまな
音楽的側面をかなり広範囲に楽しめるショーと
なっていた。そして時間も2時間以上、と
豪華版フルコースが味わえた。

 この貴重なライブ、リアルタイムの
ライブは終わってしまったわけですが、
VOD(Video on Demand)でまだ見ること
ができます。(まだ購入できる)
 今回、視聴時間に制限があって、
合計で6時間ぶんしか見ることが
できないので、(わたしはすでにライブで
2時間以上見てしまっているわけだから、
残りまるまる二回は見れない)
もったいないからわたしはもう少し時間が
たってから、再度見たいと思っています。
(今回時間制限はAWATSライブのときの
PPV/VODと比べるととても不便。本来なら
ライブがアーカイブされたらすぐチェック
して記憶が定かでないところとか確認を
したいし、そうするとより楽しめたのに)


VODの購入は以下から。


Todd Rundgren's Johnson Tour PPV


トッド・ラングレン、Johnson TourのPPV(現地時間4/11)が行われた

2010年04月12日 | Todd Rundgren
 4月2日から行われているトッド・ラングレン
のTodd Rundgren's Johnson Tour、4月11日の
リッジフィールド(コネティカット州)公演で
PPVが行われた。

 公演は2時間と少し、春のジョンソン・ツアー
も7か所目となり、今回のライブにもだいぶ
慣れてきたところでのウェブキャストだった。

Dust My Broom
Stop Breakin' Down
Kiddie Boy
Soul Brother
Walking Blues
Kindhearted Woman
Bleeding
Black Maria
Last Fair Deal Gone Down
Love in Vain
Open My Eyes
Mystified/Broke Down and Busted/Mystified
Red Hot
Sweet Home Chicago
Unloved Children
I Went To The Mirror
Come In My Kichen
Hellhound
#1 LCD
Born To Synthesize
Weakness
Riverside
Crossroads

アンコール
I Saw The Light
Tiny Demons
Boogies

ライブPPVは800K、画像的には充分と
思いましたが、わたしの回線では、
何曲かで数回にわたって画像が静止
してしまい、AWATSのときより不安定
だった。(まあ、でもおおむねはOK)
自分のコンピュータのせいかどうか
わからないけれど、音量が小さいと
思った。(最大にしているのに)

 ライブ前は会場でファンから簡単な
コメントを聞く時間になっていた。
いつからファンなんですか、とか
ロバート・ジョンソンについては
どうですか、とかの質問。
 ライブ直前になるとステージに
登場する前のTRなどをほんの少し
写したりしていた。

 この日のTRの服装は、黒い長そで
シャツを腕まくりして、黒いパンツ、
黒い革靴。サングラスはここのとこ
ずっと使っている大きいタイプのもの
で、レンズの色も濃く、顔がかなり
隠れてしまうので、その点はAWATS
ライブの裸顔に比べて大いに残念
であった。顔がちゃんと見えたほう
が絶対いい。まあ、アーティスト本人
はサングラスをかけてるほうがいいの
だと思うからしょうがないですけど。
せっかくウェブキャストで顔アップの
場面があってもわたし的にはいまいち
です。

ライブについて書く時間がなくなって
しまった。はしょりバージョンで。
 I Went To The Mirrorすばらしい!
Bleedingもすごいよかった。いい曲
だな~。Buttersをオーディエンスに
紹介するところもちゃんと見れたし。
ハンバーガー・ヘルでステージに
投げ入れられた婦人用ショーツを
Foamyにひっかけてぶらさげたまま
ギター弾いてるところも見れた。
Kindhearted WomanのButtersソロも
よかった。もっといろいろ感想あった
からまた次回にでも。

 なにしろたっぷりフルコースな
ショーで、すごいヴォリューム
(音量ではなくて)でした。

 まだこれからビデオオンデマンド
(400k)版があがるだろうから、これ
から見ても。(ウェブキャストの
URLリンクはひとつ前の記事を見て
ください)

(画像by TRiFanOK--携帯のカメラで
画面を撮ったもの。このテレキャスター
がButtersです)

[4月13日追記:VOD、「400K版があがる
だろう」と記しましたが、VODも800Kと
400K両方ありました。すでに見られる
ようになっています]