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今夜は掲示板のかわりにここで

2010年12月11日 | Todd Rundgren
[お知らせ]トッド・ラングレン・ファンの掲示板、
12月11日、teacup掲示板の サーバー移転に伴う
メンテナンスで掲示板サービス一時休止だそうです。

メンテナンス実施日時:12月11日0:00~24:00(24時間)
 お知らせが遅くなり、事前に掲示板に書き込めず、
失礼しました。

 というわけで、今夜は掲示板のかわりにここで
書き込みがわりに。

1.Todd Rundgren's Johnsonのアルバム・リリース
(TR Connection Forumで、シカゴ公演に行った
ファンの投稿)
12/9のシカゴ公演。TRはTodd Rundgren's Johnson
が2月に出ると言ったそう。ワールドワイドのリリース。

FacebookでもRundgren Radioが2月に出る話をコメント
していた。

2.ラス・ベガス エリアのFMステーションに電話出演
した
12/9、週末のラス・ベガス公演を前にKKLZのMorning
Showに。

ひじょうに短い音声がサイトにあがっている。
公演のジョンソンについて、それからレックスさんの
ベースボールの話題。

KKLZのサイト


3.Facebook Interview with Paul Myers
のトランスクリプトがあがった


Transcript: Facebook Interview with "TODD RUNDGREN IN THE STUDIO" Author PAUL MYERS

(先日行われたFacebookのコメントインタビュー、
トランスクリプトのほうが読みやすいと思います。
TRに関するコメントは興味深いです)

***
Todd Rundgren's Johnsonのリリース、
ずいぶん待たされたものですね! もう
ツアー(たぶん)終わってしまいますよ・・・。
でもとにかくワールドワイドにリリース
できることになってよかった!

トッド・ラングレンのFor Lack of Honest Workについて(3)

2010年12月09日 | Todd Rundgren
(画像は輸入盤For Lack of Honest Workに
入っている小さい折りたたみのポスター/
ライナーノーツ--表がポスターで裏が
ライナーノーツになっている)

 結局八月に(1)(2)を書いたまま、次にクレジット
関係を書くなどと書いておいて、そのままになって
しまっていました。それで、今回もクレジット関連
ではないんですが、掲示板で書いたように、来年
初めに国内発売があるという話がhmv.co.jpから
入ってきたので、(そしてその後また発売中止と
いうのをtweetで読んだので--それらのtweetは
ニュース・ソースは書いていなかったのですが)
1月発売とのことだったから、もう情報がいろいろ出
ているはずと思ってネットで調べたんですが、結局
その日本発売について知りたかったことはわからなかった。
そのサーチをしているときに、いろいろなリスナー
のかたのブログがヒットしてきて、輸入盤なので
仕方ないところはあるんですけど、そのうちの
多くのみなさんがリリースのときの説明とか読んでないの
だろうとわかり、そうか・・・と思って、このブログ記事(3)
を書くことに。

 このボックス・セットのポイントがいくつかあって、
ひとつはTRが承認したライブ音源だということ。
過去にいわゆるTodd Archives(トッド・アーカイヴズ)
と呼ばれるたくさんのライブ音源がありました。
それらの音源からは日本クラウンからオフィシャル・ブートレッグ・
シリーズとしてたくさんリリースされたし、日本クラウン
との契約が終わったあとはイギリスのSanctuary Records
が2002年にTodd Archivesからリリースする契約を持ち、
それも数年間で終了した。(アメリカのファンの人の話
によると、これらはアーカイヴズを数年間レーベルに「貸す」
ようなかたちの契約で、保有するものではなかったという)
日本クラウンにしてもサンクチュアリにしても、レコード会社
またはレーベルで出すものをセレクトしてリリースしていること
になるので、TRが直接かかわって出していこう、というものでは
なかったという意味で、今回は自身が初めて承認したという言い方
になっているのではないかと思いました。

 これについては思い当たることがいくつかあるんですが、
そのうちのひとつに、昔TRTVやPatroNetのチャットなどで、
昔の音源を正規に出してほしいファンの人がときどきいて、
(たぶんブートレッグより、より音のいい音源が聞きたか
ったり、持っていたかったりしたのだろうと思う)チャット
のときに「あれは出さないのか?」とか「これを出してほしい」
とか言うことがあった。そうすると、TR-i(当時ですからね、
TR-i)は「あれは(どこどこが)よくない」とか言ったりして、
ライブ・レコーディングを出す出さないのときには、本人の意向が
すごくあるのだと思った。当然といえば当然ですけど、
(そして今はまたそういう気持ちも変わってきているかもしれない
けれど)ファンにとっては別にいいのに・・・なライブ・レコーディング
であっても、アーティストとしての観点からはリリースはしたくない、と
いうものはあるのだろうなーと思います。なので、For Lack of
Honest Workは、そのあたり、これなら出してもいい、とTR自身が
納得したライブ音源ということなんじゃないかと思う。

 あと、以前掲示板では書いたんだけれど、これらのライブ
音源はTodd Archivesとは別のもの(この話だけは、制作した
デイヴィッド・スカイさんに確認した)だということ。
で、ひとつの話としては、F451のライブ音源ではないか?
という話もTRCフォーラムで読んだんだけれども、F451とは、
ということを書きだすとまたえらく長くなってしまうし、
断定もできないように思うので、また機会をあらためて、
別記事で書くことにして、この記事では省きます。
(あと、CDがおさめられている紙ジャケットに、
いろいろなブートレッグっぽい写真があるのだけれど、
まぎらわしいことには、近年トレーダーの人たち
がトレードしているCD-Rにジャケを私家版でつけた
私家版ブートのジャケット写真なども混じっているので
その私家版ブートのライブ・レコーディングが収録され
ていると思われてしまうかもしれない--その私家版ジャケ
のグラフィックは以前よくTRC Forumに画像が出ていた
んだけれど、ライブの中身と写真が一致していないこと
も多く--たぶん作るファンのかたがあまり一致させよう
とか思っていなくて好きなTRの写真を使ったり--なに
しろこのボックスのデザインを手掛けたところもそんなに
グラフィックにこだわっているわけではないだろうし、
でもとにかくまぎらわしいことになっていると思う)



 このボックス・セット、もうひとつのポイントは、
古いライブ音源を新たにリマスタリングしているということ。
なので、サウンド的にはかなり聞きやすいんじゃないか
とわたしは思いました。

 あと、For Lack of Honest Workというタイトルは
アルバム「ア・カペラ」に収録の名曲Honest Workの
歌詞からきています。

 やはりブートレッグがいくら販売されてもTRに
お金が入らないですから、こういうふうにCDと
して正規に出してもらってよかったと思いますし、
ブート盤コレクターや、トレードをよくやっている
ファンのかたを除けば、一般的には持っていなかった
ライブ音源だと思うので、聞ける機会があってよかった
と思います。

  あと、レコメンドとしては、71年のシグマ・サウンド・
スタジオでのライブ(1-3)は、Balladなど、シンガー・
ソング・ライターな若いTRを好きなリスナーにはぜひ
聞いてもらいたいし(例の若いひょろひょろな
声)、大所帯Utopiaなど食わず嫌いというか聞いたこと
ないかたにもいいチャンスになると思うし、そのほか、
いろいろな時代のいろいろな曲を聞くことができる点が
いいかもしれません。
 
 これがけっこう売れれば次もまた出るだろうし、
たしかに店舗であまり売っていないから、買いにくい
かもしれないんだけれど・・・。
 
 きょうは、最近Tower Records ONLINEのサイトで
「店舗で予約/取り置き」というボタンを見つけたので、
(つまり実店舗で予約することができるわけですよね?)
For Lack of Honest Workのページにリンクを。

For Lack of Honest Work(Tower Recordsのページへ)

 amazon.co.jpやHMV ONLINEでも扱いがあります。
(2010年12/9時点)ほかのお店は調べていないため
わかりません。

(また書ける機会があれば、さらに追加記事を
書くかもしれません)

トッド・ラングレンのインディアナ大学コンサート(1)

2010年11月28日 | Todd Rundgren
 10月31日にインディアナ大学のAuer Hall
で行われたTRのコンサート、ストリーミング
ライブがあったので見ました。
 きょうのブログ記事はストリーミングで見た
コンサートのようすとか、リビューとかでは
なく、TRが自分でピアノを弾くとイイんだ、
という話を書きます。

 TRがライブでピアノがかなり弾けなくなって
きたのが見られるようになったのはわたしがわかっ
ている範囲では、90年代の半ばぐらいだと思う。
80年台終わりにはまだ弾けたじゃないですか、
だから、96年ごろからピアノをまちがえること
のジョークが増えてきて、日本では2002年の
ブルーノートでのツアーのときが厳しかった
ですよね。
 で、TRに対してすごくしんらつなことをコメントする
オーディエンスのかたもいらっしゃって、それは
それでそういうご意見があるのは知っていますけど、
本人が練習とかしないんだろうし、(96年ころの
ライブで、練習しない話をひとつのジョークとして
「隣のボブ(架空の人物)が、ピアノは練習するもん
じゃない! Feelするんだ!(「燃えよドラゴン」の
調子で)って言われるんだ」っていう小噺みたいなの
をやっていたときが何回かあった。(実際にライブで
見たのではなく、それこそストリーミングライブか
何かで聞いたのだったか、知人が送ってくれたビデオ
で見たのだったか・・・)

 しばらく前まで、もう自分でピアノ/キーボードは
弾かない、と何度もインタビューで言っていた
ぐらいで、まあ、ピアノをライブで弾くのは現在は
すごく苦手。
 でもソングライティングのときにはキーボード
を使っていたわけだし、ぜんぜん弾けない、という
のとも違うし、昔ライブで弾いていた曲は覚えて
いて弾ける、というのもあるはず。

 TRがピアノやキーボードをまちがえるのを
嫌う人がいらっしゃるんだけれど、(わたしも
まちがえるのを聞くのが好きというわけでは
別にない)わたしはTR自身が鍵盤を弾き
ながら歌うパフォーマンスがとても好きなん
です。(特にピアノが好き)
 やっぱり、キーボード・プレイヤーの演奏
にあわせて歌う(それも悪くないのですが)よりも、
自分だけで弾き語りするほうが、集中が
すごいと思う。前も2002年のライブの
後で書いたように記憶しているけど、
ピアノとTRが一体化するというか、たとえば
ホーキングとか、あのテンションは(ピアノ
曲の場合)弾き語りならでは・・・という
感じがするんです。

 Todd/HealingのライブでTR自身が
Drunken Blue Roosterを弾いたのも
とてもよかった。インディアナ大学の
ときも、コンサートの前(前日かその
週かぐらいだったと思う)TRはピアノの
練習していた、と今回のインディアナ大
の仕事に関連したかたが、あるフォーラムで
書いていたので、練習しないと言われている
TRもさすがに少し練習していたのだな、
と後からわかりました。
 
 キーボードを自分で弾くようなソロの
ショーもやらないというようなことを近年言って
いたので、おそらくインディアナ大でのソロ・
コンサートは例外だったんでしょうけれど、
もう聞けなくなってしまった久しぶりな曲を
いろいろやってくれて、ストリーミングライブ
とはいえ、とても楽しめました。
 わたし自身、TRがキーボードで弾く曲も
好きな曲がいろいろあるので、これからもまだ
ライブで聞く機会があるといいなと思います。

(11月初旬に書いた草稿、投稿するのにずいぶん
日がたってしまいました)

トッド・ラングレンのTodd/Healing remixed VODを見て(1)

2010年11月28日 | Todd Rundgren
(画像=幕がおりた後もステージでは
こんなふうにしていたのか・・・と
いうことはVODを見てわかったこと。
客席からは幕がおりていて、幕の中は
見えないから。PPVでこのシーンが
あったか覚えがない)

 
 九月のTodd/HealingのライブとTodd Rundgren's
Johnsonのジャパン・ツアーを見たというのは
わたしにしてみれば三年ぶんぐらいのTRのライブ
を二か月間の間に見た感じだったので--つまり
アルバム「Todd」のツアー、アルバム「Healing」
のツアー、そしてアルバム「Todd Rundgren's
Johnson」のツアー、という感じ--とにかく見る
ことで精力を使い果たしてしまったので、なか
なか感想とかリビューというところにいきつか
ないで来てしまいました。

 せんだってVOD視聴期限が終了したTodd/
HealingのPPV一回と、VODを何回か見たので、その
感想コメントを少し書いておくことにしたいと
思います。(といっても、今回は前置きみたいな
はなしになってしまった)

 第二部のHealingのほうから先に書くと、
やっぱり、これはアルバム通しでライブをやる機会
があったことがすばらしかったと思った。
HealingはTiny Demonsなどは、長い間ツアーのレパー
トリーに入っていて、ソロのショーなどでよく演奏して
いたというのもあって、ジョンソンのツアーに混ぜても
よかったりするけれど、それでも基本的にはHealing
のアルバム自体は、一枚通しで聞く体験型のレコード
というか、TRの「Healing」の世界にたっぷりひたった
ほうがより味わえるタイプの音楽だと思うので、
何かのツアーの演奏曲目に混ぜてバラバラに曲を聞くより、
アルバムをフルでライブで聞く機会があったことが何より
よかったと思う。

 また、TRももしかするとフルに通しで演奏できる
このラングレン・レディオ主催の特別なショーなら
Healingをライブでやってみてもおもしろいんじゃ
ないかと思ったのかもしれません。(いくつかの
インタビューでは、このアルバムツアーで、Toddと
Healingのふたつを選んだのはファンだということ
をTR自身が話しているんですけど、ほんとのところ
なんでそんなふうにファンが選んだことにするのか
理由はわかりませんけど、ラングレン・レディオの
ライブ制作過程を見て(あるいはラングレン・レディオ
の番組を聞いて)いたファンたちは、Todd/Healingの演目
はTR自身が選んでいることがわかっていると思います。
(それらを追っていなかったファンの人はファン投票で
決まったと思いこんでいるかたもいた)
AWATSのときもイギリスのプロモーター、クレイグさん
が持ちかけてきたもともとの話はSomething/Anything?
だったんだ、とカシムがインタビューで話していて、
それもTRは自分ではAWATSをやらないかと言われたと
言っているので、このあたり何かあきらかにお考え
あってのことだと思うのですけど・・・もしかすると
あくまでオファーがあるから、やる、みたいな話に
したいのかもしれません。このあたりほんとうに
わからないですが。アーティストとしての営業方針
みたいなことかもわかりません。

トッド・ラングレンのTodd/HealingライブVOD再ミックス・バージョン

2010年11月10日 | Todd Rundgren
Todd/Healing

 9月14日に行われたTodd/HealingのPPV、
その後VOD(Video on Demand)、クリス・
アンダーセンの手によってオーディオの
ミックスし直しが行われ、ライブPPVのとき
よりも全体の音のバランスがよくなって
聞くことができるようになっています。
ライブPPVのときは一部が音が大きく聞こえ
たり、他の楽器が音が小さくてほとんど
聞こえないとか、そういうことがあった。
TRC Forumでアンダーセンさんから話を
聞いたラングレン・レディオが書いていた
のは、TRJのときのような四人のバンドで
音が少ないシンプルなライブ・レコー
ディングのミックスよりも、Todd/
Healingは楽器が多くて、再ミックスが
複雑でたいへん、という話でした。

(ほんとうはもっとずっと早くにこの
再ミックス音源アップの話題は書け
たらよかったのですが、なにぶんにも
来日公演があって、Todd/Healingも
詳しく書いてない、PPV後も書けない、
来日公演のリビューや感想もぜんぜん
追いつかない感じで、今になって
しまいました。自分で見ないと書け
ないし・・・というわけで、11/15
まで延長されたにもかかわらず、
このブログ記事を書くのが、延長期間
が終わりに近くなってからになって
しまいました。でもできるだけたくさん
のファンのかたに見ていただけたら、と
思ってぎりぎりでも書くことに。
理想的には、こういうのはやっぱり
ゆっくり時間のとれるときに見たり
聞いたりしたいものですが・・・。
でもTRのこういうライブムービーは
リリース計画があっても、いつもなか
なか出ないですから、たとえば、
Arenaのライブはアメリカのファンは
HD Netが視聴できる人は録画できたろう
けれど、結局DVD製品化できていないし
--DVDリリースのプランはあったけど、
インタビューで本人の弁を聞いていると
どうもあまり乗り気でないのかな、と
いう気がした。前から、気に入っていない
ライブ音源やライブムービーを出すことに
かなり消極的だったりしていると思う
ので--PatroNet時代によくそういう
コメントを読んだので--あと、AWATS Live
は出ると思うのだが、でもいつミックス
するんだ? という問題もあり、もう
Todd/Healingもあって、そうとんとんと
リリースされるとも思えないので、この
VODで見ておくのがもっとも確実と思う)

わたしはAWATS LiveもTodd Liveも
ちょうど同じ感じでものすごく楽しかっ
たんです。好きな曲のオンパレードを
ライブで、しかも70年代のライブでしか
聞けなかった、あるいは全然ライブで
やったことすらない曲などを聞ける機会
が来るなんて夢に思わなかった。
(Healing Liveに関しては昔思い入れがあり
すぎて、自分の心境にもギャップがあり、
おそらくTR自身もHealingで歌われている
世界には現在は距離があるように思われる
んですけど、なにしろ純粋に音楽面で
すばらしく楽しめた)

 こうしてVODで一度きりでなく見られる
というのもありがたいし。(欲を言えば
忙しくない時期になってからもっと何回
も見たりしたかったので、時期がもっと
長いとよかったんだけど、これでも延長
したので、もっと見れることになって
よかったんですが)

 VODのインターミッションでは、
9/7にミシガン州で行われた映画Toddstockの
プレミア上映会のもようが少しと、9/14
のTodd/Healingライブの前日に行われた
ロイ・ファイヤーストーンのTRへのインタビュー
イベントのようすが収録されていて、
このロイ・ファイヤーストーンとの
インタビューが、一部だけの収録とはいえ、
ものすごく感動的です。
 質問は家族のこと、ダリル・ホールのこと、
ミートローフのこと、GFRのこと、ジョン・
レノンとのこと・・・中でも
ご家族のことを話すTRのようす・表情が見れて
ほんとうに感激でした。(ほとんど誰でも
家族はだいじだとは思うが、それでも)
TR、何よりも家族命の人なんですね、きっと。
息子さんたちのことを話すときのTRは
子供たちを想うひとりの父親、っていう
感じで、そんな姿を見れる機会は特別なこと
だと思いました。
(聞いているこちらにまで熱い感情が伝わって
きてしまう)

 わたしはTRのライブなどに接して、ミュー
ジシャンサイドしか見えませんけれど、このインタ
ビューのフッテージでは、TRのひととしての
感情をちょっとのぞかせてもらえた感じで
とてもすばらしかったです。Todd/Healing VOD
収録のフッテージは長くないんだけれど、
実際に会場でインタビューを見ていたファン
たちはまちがいなくいいものを見たんだろうなと
思います。 

 肝心の本編ですけど、「Todd」ではもう
キーボードはライブで弾かないと以前言って
いたTRががんばってキーボードを
弾いている点はひじょうに珍しい点。
「Healing」では、10人のクワイヤを加えて
オリジナルのアルバムとはちょっと変わった
趣向というのがひとつ、それから「Healing」
はアルバムまるごとでひとつの作品、という
性格が強い作品なので、これを通しですべて
一回のライブで聞くことができる、ということが
今回のライブVODの魅力です。(ばらばらに
単独で聞くよりもHealingの世界にひたれる)

 ちょっと書き足りないですけど、時間も
ないので、ここで切り上げておくことに
します。

11月15日(現地時間)までVODを視聴すること
ができます。


トッド・ラングレンのJapan Tour 2010を見て(1)ButtersとSG

2010年10月29日 | Todd Rundgren
 2010年春に行われたジョンソンのツアーは
4月11日にPPVがあったので、日本にいながら
にして一応ウェブキャストで見ることができ
た。そのときにショーの感想は書いたのだ
けど、今回の日本公演も、そのときのツアー
と基本はあまり変わらないもので、ひとつ
大きな違いがあるとすれば、春にアメリカを
まわったツアーでは当然のようにあった
Foamy(TRのp-projectのギター)の姿が
全然なかったことだった。ニュージーランド
から始まってオーストラリアと日本をまわる
このツアーにはフォーミーは持って来なかった
のだという。


 テレキャスターButters(バターズ:このテレキャスターは
色がバタースカッチなので、そこからの名前。バターじゃ
なくて、バターズなのは、前、掲示板にも書いたけれど、
サウスパークにバターズ君っていう子がいるので、
バターズって呼んだんだろうという話。今までのギター
のニックネーム、柿色のパーシー=パーシモンから、
それからそうそう、クラプトン由来のFool SGはお日様
みたいな絵が描いてあるからSunny、とか、ほかに
あと何があったかな・・・)をメインに弾くショーになっていた。
そういえば、1-2年ぐらい前、TRはフォーミーを
少しお直しに出したんですよね。(フレット?)
それでもなお思うような音にならなくなったのかな・・・
それともButtersがすごくよくて、それで
Buttersがメインになったのか。もともと
Buttersはジョンソンの春ツアーがライブでは
デビューだったので、ジョンソン用だと思って
いたのだけれど、もしかしたら、これからずっと
主に使うギターになったのかもしれない。
(といっても、これからのツアーがギターを
フィーチャーしたショーになるのかどうかも
わからないけれど。とりあえず12月のジョンソン
の数回のギグでフォーミーも出るのかどうか
が気になるところです)

 わたしは今回のジャパンツアーはButtersくん
の音色(ねいろ)に終始うっとり、といった
ところで、もちろんフェヴァリットはKind
Hearted Womanなんだけれども、そのほか
Buttersで弾く#1 LCDやMystifiedのすばらし
かったこと。
 あと、赤いSGでひくBlack Mariaもよかった
ですね! なんだろう、やっぱり近年のFoamy
のBlack Mariaより好きだったかもしれない。

 もっとも印象に残ったのは朝霧Jamでの
はじめての生Buttersでの#1 LCD。これは
すごかった。TR、たぶん朝霧のオーディエンス
の多さとか広大な場所とかでスイッチが入ったの
かな、と思いました。朝霧、行くのにほんとに
苦労したし、キャンプ支度準備の疲れと睡眠
不足と大雨の中で過ごして疲労の極致で、帰り
たいよう~という心境だったけど、TRを見たい
一心で朝霧までがんばって行ったんだから、
とにかく見届けなくちゃ・・・という気持ちで
TRの出る時間を待っていました。
 朝霧にTRの独特のロックな音はよかったと
思う。朝霧のことは、また別記事で書くことに。

(画像は10月11日、渋谷CLUB QUATTROで)

10月15日、DUO Music Exchange、公演の後の写真

2010年10月27日 | Todd Rundgren
 DUOは今年の来日公演最終日だったので、
TRの舌がかなりなめらかになった晩
だった。いちばん暗い会場だな、とか
すごく冷えて凍っちゃううんぬん(確かに開演
前、すごーくエアコン効いていて、冷え
冷えだった)でジョークを言っていた。
 
 この日はStop Breaking DownでButters
の弦が切れて赤いSGに。Soul Brotherで
Buttersがもどってきた。

 そういえば、この日はふだんショーの
後とかに着用のBrave New WorldのTシャツ
をステージで着ていたんだった。


(今回リビュー的なのも全然書いてない。
それを言うならTodd/Healingすら一枚ずつ
写真を載せただけになってしまっています。
でも、いまはTodd/Healingもウェブキャスト
が見られるので、それを見てもらうのが
いちばん早いと思うし)

 Tシャツといえば、わたしは公演後、
会場外でTRを見ただけなんで、TRがジャケッ
ト着用だったから、中に着ているのが、胸に
何か日本語が書いてあるとしかそのときは
わからなかった。後日、twitpicにバック
ステージでTRと会ったかたが写真を載せて
いらしたので、おかげでどういうTシャ
ツかわかってよかったです。
 Jesseもジョンソンのツアーにふさわしい
カウパー君Tシャツ着ていたし、かれら
どうやってそういうTシャツ見つけられるの
だろう。
 ジョンソンのツアーでは二年前の来日の
ときのツアーや、その後のArenaのツアー
とステージの衣裳がかなり共通している
気がする。アイテムはたぶん少しずつ違った
りしていると思うんだけど。
 色は黒が基本っていう感じで、黒パンツ
に黒革靴に、黒のトップスで、バーなんかで
ライブするハードロックな雰囲気で。TR、
けっこう衣裳はそのときのライブの気分を
表現していますよね。

心斎橋 CLUB QUATTRO、公演の後

2010年10月27日 | Todd Rundgren
 心斎橋は、TRがビルから出てくるのを
待っているファンのかたがすごく多くて
なかなか写真が撮りづらかったです。
TRの顔が写せず悲しかった。うしろ姿
だけですもんね。一枚でも撮れたら
よかったんだけど・・・・・・。
 大阪ではサインをいただけたら・・・
と用意していたので、そのぶんどう
しても写真を撮ることのできる時間が
限られてしまうから、仕方なかった
と思うんですけど。サインはいただく
ことができたのでよかったです。

(画像は、ほかのファンのかたの
お顔が写っているため、画像のTR部分
だけをまた写して使用)

アルバムTodd Rundgren's Johnson(ニュージーランド盤)

2010年10月19日 | Todd Rundgren
(画像=CDのジュエルケースに携帯が
写りこんでしまっていてすみません)

きょうのブログ記事は、まだアルバムの
リビューではなくて、この前ツイートで
書いた、なぜロバート・ジョンソンの
カバー・アルバムを出したのか、という
話です。出した、と書いたけれど、アメリカ
や日本などワールドワイドにはまだリリース
がなく、日本に来る前にツアーのあった
ニュージーランドとオーストラリアでのみ
リリースされている。(amazonでの10/12
リリースというのはどうなってしまったの
でしょうかね? リリース日にいきなり
out of stockって・・・?)

 先日、以下のようなツイートをしました。

「レーベルHi Fi RecordingsはMPCA(音楽出版の会社)がやっていて
ロバート・ジョンソンのカタログ(権利)を所有している。でも
ジョンソン曲の録音物は何も持っていなかったので、Arenaを出す契約
にTRがジョンソン・カバーの録音をする仕事もついてきた」


 いろいろなかたが、なぜTRがブルーズを?
なぜTRがロバート・ジョンソンのカバーを?
と首をかしげているようなので、わたしは前
にもその理由のブログ記事を書いていると
思うのだけれど、来日公演が終わったばかり
で比較的関心が集まっているときでしょうから、
いま一度記事を書いておくことにします。

 つまり、これはHi Fi Recordingsという
レーベルからの依頼仕事というわけなので、
ムリにTRとブルーズやロバート・ジョンソン
を結びつけて考えなくてもいいのではないかと
思いますね。もちろん、多くのインタビュー
で言っているように、ブルーズから影響を
受けた60年代の白人の音楽から自分は影響を
受けて、それに対するオマージュだったり、
また、自分自身もウディズ・トラック・
ストップではポール・バターフィールド・
バンドがお手本で、自分もブルーズ・ギター
を弾いていた、という過去の自分に対する
トリビュートであったりはするということは
言えるけど、やはり依頼された「仕事」と
ということですよね。

 わたし自身はArenaをやった延長線上に
あるように感じる部分もあるんですけど、
Hellhound、Riverside、Crossroadsは
楽曲が似ているせいもあるけど、三部作
のような趣があり、ひじょうにヘヴィな
ギター曲になっていて。
 Arenaでは、かなりギターを弾いていたので
(そしてその前の日本にも来たMy Tour,
My Music~Freeze Your A** Offのツアー[ツ
アーの正式な名称ではないですが、便宜上]
ではギターをすごく弾いていて)その
流れで制作したかなあと思う。

 アルバムはライブのよさとはまた違って、
いろいろよかった点があるんですけど、
それはまたの機会にします。

 それと、日本公演でジョンソンのセット
がかっこよくて気に入ったという感想が
とても多かったのだけれど、わたしも
もっと早く思い出せばよかったんですが
アルバム版のTodd Rundgren's Johnsonの
ことばかり気になってしまっていて、
正直すっかり忘れてしまっていたんだけど、
今年2月のロンドン公演とアムステルダム
公演のライブ音源がUSBスティックまたは
MP3で買えるんですよね。

 それはA Wizard,A True Starのライブ
で、ロンドンとアムステルダムは第一部が
ジョンソンのセットだったんです。(simfy
Liveの音源では第一部がAWATSセットの後
に収録されているが)
 そのジョンソンのセット、ロンドンでは
レコーディングの不具合で最初の2曲録れて
なく、8曲ぶん、そしてアムステルダムは
10曲収録されています。
 このときはまだギターはFoamy(Sea foam
green色のp-projectの呼び名)なので、今回
来日で使われたButters(バタースカッチ色の
テレキャスターの呼び名)とだいぶ違う
サウンドですけど、ライブは楽しめると
思います。

 以前紹介したとき、このライブ音源を
販売するサイト、Concert Onlineという
名前だったのが、いまはsimfy Liveと
名前が変わっている。
新譜がなかなか手に入りにくいような
ので待つ間、ライブ録音を聞くのもいい
かもしれません。まだ買っていなかった
人にはAWATS Liveも楽しめますしね。


simfy Live


トッド・ラングレンのJohnson

2010年10月05日 | Todd Rundgren
(画像はオーストラリア盤なので、
10月4日現在、amazon.co.jpには
ジャケット写真が載っていないので
同じ写真かどうかはわかりません)

amazon.co.jpのJohnsonが載っているページ

「発売予定日は2010年10月12日です」
とあります。
 オーストラリア盤を販売しているサイト
に載っている商品説明とamazon.com
とamazon.co.jpに載っている説明が同じ
なので、わたしはこれはたぶんオーストラリア盤
なのではないかと思っているんですけど。
タイトルがアーティスト名抜きでJohnsonと
だけ表記されている点も同じですし。

 Todd Rundgren's Johnson(トッド・
ラングレンズ・ジョンソン)、わたしは
まだフル・アルバムは入手していなくて、
(ニュージーランド盤とオーストラリア盤しか
発売されていないし、ニュージーランド盤は
ニュージーランドに住所のある人しか買えない
というので、入手できていなくても仕方ないと
思う。ニュージーランドの人やオーストラリア
の人から入手しているかたも少しいらっしゃる
かと思いますけど)
周囲がすごくうるさい環境(しかも走るバスの中)
で、ニュージーランド盤のコピーを一度通しで
聞いただけなので、アルバムのほうのリビューを
書くというわけにはいかないと思うけど、印象と
してはやっぱりボーカルがいいなー、というもの
でした。

 わたしは一番初めにTodd Rundgren's
Johnsonのライブを聞いたのは昨年11-12月の
カリフォルニアAWATSライブ第一部だったので、
特にそのときの公演はまだ滑り出しだったから、
今年の春の本格的なジョンソンのツアーと違って、
まあ、お披露目ライブというか・・・なので、
けっこうラフだったのですけど、そこはアルバムは
やはりしっかり聞かせる感じでよかった。もっと
早い時期に手に入れることができていたなら、
来日公演前に何度も聞くことができてよかった
のになあ、と思うけど。

(来日公演も近いので、今回の記事内容、amazon
などでの情報がアップデートされても、ブログ
記事を直したりできないかもしれません。
掲示板のほうではできる範囲で書きこんで
いきたいとは思うんですけど)



Toddstock--The World Movie Premier And Party(1)

2010年09月08日 | Todd Rundgren
 9月7日、ミシガン州マスキーゴンのシネマ・
コンプレックスCinema Carousel Theatreで、
映画「Toddstock」(ブルーレイ/DVD)の初上映が
行われた。(ラングレン・レディオ主催。
Todd/Healingツアー中にあるイベントの
ひとつ)

 その後場所を移したパーティー会場で
プロのカメラマンによるファン(上映会の
チケットを買った人たち)とTR、奥様の
ミッシェルさんといっしょに写真を写して
もらう撮影会や、その後もサインをして
もらったり、写真をとらせてもらったり、
ということが長時間あり、サインをほしい
ファンはほとんどもらえたのではないでし
ょうか。
 帰りぎわに会場の中のバーに立ち寄り、
少しのあいだファンと雑談をしていたTRが
撮れたのでそれを一枚アップ。花のレイは
たぶんファンからのプレゼントじゃないか
と思います。今回のブログ記事は、写真
一枚だけなので(1)ということに。肝心
の映画の話をまったく書いていないので
おりおりそれも書く予定。

トッド・ラングレンのTODD/HEALING Live Pay Per View Event

2010年09月05日 | Todd Rundgren
(画像はMySpace toddrundgrenmusicから)

9月14日(現地時間)に、Todd/Healing Liveの
ペイ・パー・ビュー・イベントがあります。
アルバムToddとアルバムHealingをライブで
演奏する特別なツアーのうち、グレンサイド
(ペンシルベニア州)で行われる公演を
ウェブキャストするものです。

このペイ・パー・ビュー・イベントの
サイトのトップページよりももう少し
詳しく説明が書いてあるお知らせの
メールが、このイベントを制作している
ネヴェッサ・プロダクションから来て
いるので(以前行われたウェブキャストを
見たひとに送られていると思う)それから
転載させてもらいます。そのほうが実施の
詳細が、もう少しわかると思うので。

このコンサートはたった数回の公演しか
行われないので(少なくとも今のところ)
ライブをウェブで見ることのできる貴重な
機会となることでしょう。もちろん、日本
はライブの日、平日ですが、ライブPPVの
あと、数時間後にオン・デマンドで見ること
ができるようになるでしょう。
ですから、夜や、その後の週末など時間の
あうときに見ることができると思います。
まさにDon't miss it! なイベントだと
確信してます。
(以下、イベントのお知らせメールから)

THE SHOW


Todd will webcast a completely new show on Tuesday, September 14th.
The performance will include every song from the TODD and HEALING albums.
The webcast will also include a portion of Todd's career defining interview
with Roy Firestone and coverage of the Toddstock film premiere and party!


This not-to-be-missed event will be broadcast
LIVE from The Keswick Theater in Glenside, PA
and is available only to fans who subscribe.


Todd's band will include Kasim Sulton, Prairie Prince,
Jesse Gress, Greg Hawkes and Bobby Strickland and
a 20 voice choir!



TICKETS


Each $19.95 webcast ticket includes UNLIMITED viewing of the
live event and video on demand for up to one month.


The webcast will be available in a 400k stream for
those with slower machines or connections and
an 800k stream for near HD quality.
You can switch easily between the streams to see
which works best for you. Our 24/7 customer support
can assist you with any connection issues.

If you live in a timezone for which the live event is
inconvenient or wish to view it again and again
the video on demand is perfect for you and will be
available a few hours after the live performance finishes.

The webcast is produced by Nevessa Production Woodstock.

(以上)

このTODD/HEALING Live、最初の公演が、オハイオ州アクロンで
現地時間9月 5日に行われます。A Wizard,A True Starのライブ
のときは、わたしはウェブキャストがあってほんとうによかった
と思いました。本当に公演会場に行くのとはそれは違うとしても
映像で見られたことでひじょうに満足のいくものでした。
(四月のジョンソンのウェブキャストは視聴時間制限があって
それがちょっとね・・・ま、でも見ることができてよかったし)
今回Unlimited viewingときて大盤振る舞いなので、すばらしい!
わたしも見るつもりです。
(TODD/HEALING Pay Per View Eventのサイトは以下)

TODD/HEALING Live Pay Per View Event

(ほんとうは、このPPVイベントの話題に出てくるロイ・
ファイアストーンのインタビューのことと、Toddstockの
映画上映会のことについて書きたいと思っていたのですが、
今回のブログ記事では時間不足で書ききれませんでした。
次にいつ書けるかわかりませんが、ウェブキャストの日の
前に書くことができたら書きたいと思います)