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TRiFanOK blog

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It's Alive/The New Carsを聞いて(2)

2006年07月13日 | New Cars
(2)の前にまず訂正。part1でMoreしか
PatroNetでは出さなかったように書いた
けれど、そんなことはなく、Not Tonight
もPatroNetで出してました。訂正します。

(1)を書いたときは、part2を書くつもり
だったんですけど、やっぱりpart1で
終了です。
 それより、amazon.co.jpの投稿リビュー
や、そのほかいろいろなブログでのリビュー
や感想、「It's Aliveを楽しんでいる」と
いうようなものが多いので、それらを読んで
とてもホッとしています。
 付け加えるとすると、本物のライブはこの
ライブ・アルバムの10倍もイイ! という話
(TR Connection Forumの投稿)もある
くらいですから、(まあ、彼らのライブ力量
から言って想像つく)ライブを見たらぶっとんで
しまうかもしれません。

 考えてみればわたしなどTRの名曲ですら
その良さがアルバムを聞いたときにはわからず
ショーを見て初めて好きになった曲というのも
あった。(アルバムでのアレンジが好みに合わなかった、
その曲の場合。今でもそれはライブ・バージョンのほうが
だんぜん好きと思う)The New Carsもライブ
を見られる機会があったらどう感じるかわからないですね。
(そんなチャンスがあるとよいのですが)

It's alive/The New Carsを聞いて (1)

2006年07月03日 | New Cars
トッド・ラングレンが再結成カーズの
ボーカルをつとめるThe New Cars(ザ・
ニュー・カーズ)のライブ・アルバムです。
ライブ録音は、今年1月にカリフォルニア
のバーバンクで行われました。そのライブ
に加えて、スタジオ新録の3曲が入って
います。

 ニュー・カーズといっても、ライブ
部分は、ほとんどがカーズのヒット曲で、
それにトッド・ラングレン自身の曲で
あるI Saw The Lightと、Open My Eyes
(Open My EyesはNazz時代の曲ですが、
TR自身のツアーでも演奏されている)が
収録されている程度なので、基本的に
この新しいグループが、「カーズの往年の
ヒット曲を演奏するツアーを行う」ための
バンドだということがよくわかるんじゃな
いかと思います。

 つまりそもそもこれはカーズの再結成
ツアー企画(テンス・ストリート・
エンタテインメントという事務所が企画した
もの)の産物であって、カーズ再結成ツアーの
プロモ用(そしてツアー中はツアー土産用)の
アルバムだと思うんですよね。
 まあ、サンプルとかプロモのグッズとか
と同じような。(だけど一般のリスナーには
有料配布=普通に売っている)
 そしてトッド・ラングレンはこの企画に
加わることにしたのは経済的な理由からだ、
ということをTRコネクションへの投稿で
はっきり語ってもいました。
 
 トッド・ラングレンが企画モノに参加した
記念アルバムのようなもの。
このプロジェクトにTRが参加した、参加記念
アルバムと考えておけば気が楽なのではない
でしょうか。
 (カーズ再結成The New CarsはA Walk
Down Abbey Roadのときよりもう少しタフで、
それはカシムの歌うDrive以外は全部TRが自分で
カーズの曲を歌わなくてはいけないし。
ビートルズの曲だったら、もともと嫌いでは
なく、過去にカバーもやっているし、自分の
ソロ・ライブでも Hide Your Love Awayを
レパートリーに取り入れていたり、リンゴの
All Starr Tourでもビートルズの曲をさんざん
いっしょに演奏したことがあったり、比較的
抵抗が少なかったのではないかと思われます。
でもカーズときた日には・・。いったんメンバー
になったからにはそうそうネガティブな
ことは言わないでしょうけど、TRが当時
カーズを評価していたとはわたしには想像でき
ないです。音楽的にいいところを見つけたり
することはプロデューサー的見地から、
たやすいだろうけれど)

 だからこのアルバムは楽しいか楽しくない
かのどちらかになるでしょう。カーズのヒット曲を
TRが歌うことを楽しめる人には楽しく、
わたしのように、なんと言ってよいやら困って
しまう人には、購入はTRへの興味とサポート。
アーティストとしてのトッド・ラングレンを
応援している人にはぜひ買って聞いてもらって
「あー、トッド・ラングレン、こういう仕事
もしたんだ・・・」と知っていただきたい
です。

 新曲3曲について。
Not Tonightは最初ナゾのムービーで意図的に
リークされ始めたので、これを聞いたときは
かなりショックでした。なぜなら、TRが歌って
いるので(アニメーションのムービーは
くるまの絵と字だけだった)この曲をNew Cars
に書いたのはTRなのかと思い込んでいたから
です。カーズふうに書いたのだろうと思い、
カーズ調の曲を書くのは仕事での要求だから
仕方ないとは思ったものの、こんな曲を書いて
しまうのか・・・・・・と無念でならなかった
のです。(曲のできが悪いということではなく、
Todd Rundgrenがこのような曲を書かなくては
いけないということに悔しさがつのった)
でもインタビューがいろいろ出てくると、
これはエリオットが書いていた曲ということが
わかってきたのでほっと一息つけたのです。
(歌詞はTR。でもそれこそ歌詞はこの曲や
The New Carsにあわせたものなのでかまわない
と感じる)エリオットの曲なら別にいいや・・・
ということです。キャッチーでポップで、
むかし感いっぱいでなかなかいいです。
(ちなみにわたしはいま2006年現在この曲が
おもしろいとは思えません。でもNot Tonight
はノスタルジー再結成ツアー用の楽曲なので
その目的にはばっちりフィットしていて、Classic
Rockステーション向きのいい曲だと思う)

 グレッグの書いたWarmはわたしはアルバムを
買って初めてフルで聞くことができました。
これはTRのボーカルが悪くないと
思いました。(カーズの曲を歌っているトラック
が「悪い」ということではないんだけど。
当然ながら心がこもらないですよねえ、好きな
歌というわけですらないんだし)
カーズの既存の曲じゃないというのが
よかったのかもしれない。曲じたいも
よくできていると思います。

 MoreはTRがPatroNetで出してくれたので
そのときに聞いたときまずUtopiaの曲
みたいだな、と感じました。TRにとっては
たぶん自分の曲、といえる曲はこれだけ
だったのでPatroNetではこれしか出てこな
かったのではないかと思っていました。
 OblivionやPOVのころのユートピアに
この曲が入っていても違和感がないような
曲調で、TRらしさのあるメロディ部分が
あってちょっとほっとさせられる。

 ライブの部分は、このバンドなかなか
いいなあ、これでTR自身のツアーなら
どんなにいいだろう・・・とかえって
虚しくなるほど楽しく聞けるように
できていますよね。たしかにライブ演奏の
魅力があります。わたしはプレーリーの
ドラムスが好きなんですけど、このバンドで
Open My Eyesは本物のライブを見てみたいと
思わせられるくらいですからね。
 ライブ部分でいうならI Saw The Light
のエリオットとTRのデュアル・ギター部分
もこの企画ならではですよね。
 ライブ部分、「カーズの往年のヒットを
ライブ体験したい」という企画目的にぴったり
かなっていたと思う。
ツアーもある程度かそこそこかわからないけれど
成功して、目標達成なり、というところでは
ないでしょうか。

 というわけで、このアルバム、輸入盤なので
入手しづらいかたもいるようなんですけど、
オンラインで買うなりなんなり、なんとか
購入して聞いてもらえるいいなと思います。
こういう性質のアルバムなのでそれこそ品切れ
になってしまったら後はイーベイなどでさがさ
ないと入手がむずかしくなるかもしれませんか
ら・・・。

(書きたりない部分があるので今後part2に
書くかもしれない予定)