Trips with my RV.

RVでの小旅行。

キャンピングカー遍路(その7)

2017-11-05 19:13:39 | アウトドア?


前回は道後温泉本館脇の道後温泉駐車場に駐車し本館入浴後に向かいの居酒屋さんで晩酌をして更に翌朝は朝風呂を愉しんだ訳だが・・・、その成功体験に味を占めて、今回も松山市からのスタートとなる予定だ。

久しぶりの天候に恵まれた週末の3連休となるらしい。毎度のパターンで瀬戸中央道で日付変更を迎えて石鎚山SAでの車中泊である。今回の夜食は、おんまくそば(いり粉出汁の中華そば)である。食して就寝した。


11月3日文化の日の起床は8時半。石鎚山SAで「朝定食 和」を頂いた。特に可もなく不可もない。



前回で松山市の第51番札所 熊野山 虚空蔵院 石手寺までお参りして居たのだが、うっかり地底マントラを拝観せずに出てしまったので、今回は石手寺の地底マントラからスタートである。石手寺の地底マントラが何かだが、興味のある方はググって欲しい。


(地底マントラ内の画像は、iPhone7+のLEDストロボ撮影。何かが写っていても責任は持ちません)

ここで何故かお遍路に戻らず、愛媛県立とべ動物園に来てしまう。(実は、前回のお遍路旅6の際に立ち寄ったが国体開催中だった為、入場出来ず終いだった)

で、すっかり夕方。御朱印を頂けるのは午後5時までなので、温泉にでも入るしか無い。


で、今夜の車中泊場所を求めて彷徨った挙句・・・、前回と同じ道後温泉駐車場に来てしまう。




とりま、湯上がりの一杯。



奥様は前回のリベンジの為に豪華セットを頼んでいたが、私は米好きなので握り寿司と鰻丼である。奥様の「郷土料理御膳」の画像は無し。

しかし、道後温泉本館での入浴後にファミレス並みのリーズナブルさで晩酌付きで晩飯が食えて、直ぐにベッドに倒れ込めるのは本当に有り難い。松山市営道後温泉駐車場様様である。だが、数年前に使った時より車中泊者のマナーが悪化しているのは見て取れた。現地は松山市の市街地のど真ん中で河原とは違うので、絶対に駐車場内での煮炊きはマズいだろう。午後8時半〜翌朝午前8時半迄の泊まり料金720円とは、ここで車中泊を推奨している訳ではなく、駐車場を擁しない旅館等への宿泊者の利便の為だと思われるので、駐車場の利用者は、恰も無人の駐車車両と同じ振舞が求められると思うのだ。次回、我が家が道後温泉駐車場を訪ねるのは、いつになるか分からないが、次回も極楽車中泊が堪能できる場所であり続けて欲しいと願う次第だ。




で、流石市街地のど真ん中、地上波が綺麗に映るのでTV三昧で就寝した。


11月4日御膳5時50分起床。


太鼓のドンと同時に、朝6時から道後温泉本館で朝風呂を愉しんだ。


本来なら湯上がりにモーニングを食べに出かけるのだが・・・、今回は道後温泉駐車場が何かのイベントの為に設営をするとの事だったので、今回は朝食は食べず離脱した。

止むを得ず、次の札所に向かう間にコンビニでオニギリを買って走りながら食べた。

第52番札所 龍雲山 護持院 太山寺


第53番札所 須賀山 正智院 円明寺


第54番札所 近見山 宝鐘院 延命寺



第55番札所 別宮山 金剛院 南光坊


第56番札所 金輪山 勅王院 泰山寺


第57番札所 府頭山 無量寿院 栄福寺



駐車料金を支払うと、次の札所仙遊寺に向かう案内地図を頂いた。なんでも先の台風で通行止が多発していているので案内図に従って走って欲しいとの事。その地図にランドマークとして蕎麦屋が書かれている。これも何かの縁、お昼ご飯を食べる為に、その蕎麦屋さんに・・・

手打ちそば あ庵

蕎麦美味かったのだけど、出て来て直ぐに平らげてしまったので画像は伝票のみ

第58番札所 作礼山 千光院 仙遊寺


第59番札所 金光山 最勝院 国分寺



ここで本日は時間切れとなった。で、どこに行くでもなく「イオンモール今治新都市」を冷やかしてみる事にした。なんだか・・・三連休のど真ん中の土曜日の夜・・・って感じが全くしない程に広大な店舗は空いていた。飲食店等(フードフォレストもしまなみダイニングも)ほぼガラガラである。土佐わら焼き龍神丸(イオンモール岡山にも入っているチェーンの土佐料理店)に入ったが、丁度入れ替わりにお客は我が家だけだった。


空いている海鮮屋では冒険をしないのがモットーなので私は粕漬け定食、奥様は地元岡山の海鮮丸で食べてお気に入りの鰹のタタキ定食「塩」を頼んだ。ま、粕漬けは普通に美味し買ったが、鰹のタタキは・・・・少し臭くてダメだったそうだ。因みに、岡山イオンの龍神丸では「塩」には「すだち」が一杯付いていて「塩」ではなく「すだち塩」なのだそうだが・・・それを期待したが、単なる「塩」でガッガリなのだそうだ。お店の客入りを見れば海鮮物は頼まない方がと事前に念押ししたのだが・・・

その後、イオンモール今治新都市で買い物やペットショップを冷やかして時間を潰した。北海道イオンほどでは無いが、岡山より少し高いのだそうだ。だけど、ペットショップの犬猫は安かったけど・・・。

翌朝には、西日本の最高峰・石鎚山(標高1982m)の中腹にあるキャンピングカーお遍路の最後の難所と予想している横峰寺にお参りしてお遍路7を終了したいので、最寄りの道の駅で車中泊する事に。

因みに、最寄りの道の駅「小松オアシス」は、石鎚山SAハイウエイオアシス施設、そのものである。ここの風呂は勝手知ったる椿温泉400円だ。


で、ここの駐車場も地上波放送が綺麗に受像出来るのでNHKスペシャルを見ながら就寝した。



起床は6時。本来なら車中泊した場所で朝御飯を食べるのがマナーだと思っているが、今日は特例として離脱する。お遍路で納経の御朱印を頂けるのは午前7時から午後5時まで。つまり、午前7時以前なら道幅の狭い難所でも下ってくる車は少ない筈だから、7時前に登ってしまおうという作戦である。道の駅「小松オアシス」から横峰寺駐車場までナビの予想時間で40分なので、今出れば7時前に駐車場に到着する筈だ。

が、やっぱりお腹が空いたと奥様に云われて、コンビニでオニギリを買う。そんなこんなで7時15分に駐車場に到着した。早起きお遍路の皆さんとは狭い山道ですれ違ったので、駐車場には我が家だけだった。



第60番札所 石鈇山 福智院 横峰寺


全山貸切だった所為か、空間が凛と張り詰めて神秘的な荘厳な雰囲気だった。お参りを終えて下山したが、ジャンボタクシー2台とハイヤー4台と普通車6台とすれ違った。道幅は狭いが、上手く離合ポイントを使えば苦労はしなかった。

帰路には、三好うどんに立ち寄り朝御飯を食べる予定だった。オニギリを食べてしまった奥様も三好うどんには行きたいそうなので、高速道路を途中で下りて三好うどんへ。10時前なので駐車場も貸切だった。



私は釜玉と鳥天ぶっかけ、奥様は釜玉と海老天うどんを頂いたが・・・毎度の如く食べかけの釜玉の画像のみ。写真を撮るのも忘れて一気にかき込んでしまう旨さだった。三好うどんは最近のお気に入りうどん店で、「機械を一切使わず、手ごね、手練り、足踏みで作る昔ながらの製法」で作る「小麦のうま味が感じられるコシの強い剛麺」である。出汁はいり粉たっぷり、醤油は西讃ぽい味の典型的西高東低系讃岐うどん店である。ここら辺は西側の讃岐うどんの名店では当たり前の事なのだろうが、ここには更に一般人レベルの衛生観念で納得できる清潔さがある。讃岐うどんの名店では、ともすれば、一般人感覚では目を疑う衛生観念で運営されているうどん店も多々あるのだが、ここはキチンとしていて奥様のお気に入りなのだ。伝統店には無い若い感覚(メルヘンちっくな内装や飾り付けとファンシーな手作りの丼)が、伝統を継承した西讃系讃岐うどんにも遺憾無く発揮されていて、正統派正常進化系の西讃系讃岐うどんとなっている。



燃料ゲージが、これくらいに減って、タンクキャップを開けるとタンクの底が見える位(残り燃料の深さ4〜5cm)での給油量は85Lだった。深さ4cmなら長さ80cm✖️奥行40cmで残燃料は12.8Lと云う事になり計算上はピッタリだが、乗用車系ディーゼルエンジンと異なり燃料欠を起こして燃料配管にエアが噛むとエア抜きが大変なので、メーターの減り具合ここら辺が限界と云う事だろう。因みに、セルフスタンドなら、私はもう少し上まで入れるのだが、そうすると密閉しない構造の軽油キャップからは軽油が滲んで垂れてしまう。(口切一杯もう5cm上まで入れると112L入る事になる)又、今回の燃費は7.5Km/Lとかなり悪かった(従来なら8Km/Lは割らない)が、これは偏に高速道路での走行速度に依るのだと思う。今回は行きも帰りも先導車が早かったので少々オーバースピードだったのカモ知れない。

100Lタンクに交換した事で、常識的な速度で走りさえすれば今度こそ「りんごオフ」会場まで無給油ノンストップで乗り込める筈だ。



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