パク・ヨンハさん死す

私の何があったの度　

正直ファンではありませんでしたが、ブームだからと軽い気持ちで見た「冬のソナタ」のサンヒョク役と
なぜか全部見ました、2008年のドラマ「オンエアー」に出ていらした、日本でも人気がおありだったパク・ヨンハさんが亡くなられました。

驚きました。お父さまが末期がんでその看病と自分の展開する事業と芸能界の仕事、複数のストレスでの自殺だろうとのこと。

前日夜お父さまの足をマッサージしてあげたそうです。儒教のお国柄とは言え日本では中々いらっしゃらない親孝行なお人柄の報道によけい悲しい思いがしました。

詳細はよくわからない段階。ましてお国も違う、画面を通して私のほうだけが一方的にお顔を知っていただけですからうかつに書けませんが、惜しいなーと感じます。

ドラマ以外によく来日されてたから？けっこう日本のメディアでの露出が多くて時々目にしていた方が突然居なくなったと聞くと何と儚いと思います。

同僚が交通事故で亡くなったときに引用した言葉ですが、同じ韓国の趙昌仁さんの2001年の160万部のベストセラーでドラマ化もされた『カシコギ』の中にある言葉、
「あなたが空しく生きた今日は、きのう死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日。」

今がたとえ業（ごう）としか感じられないそんな日であっても、人は生きているただそれだけで願っても得られなかった憧憬である誰かの生をふと思い出して生きなきゃ、生き抜かなきゃと思うのですね。

何かの歌の一説に「みんな同じ生きているから　一人に一つずつ大切な命。」というのもありました。
聡明なパク・ヨンハさんがそんなこと思わないはずはないのですが、発作的な魔の時、衝動に襲われたのでしょうか？

今日は日本代表のあまりに惜しい、文字通りの惜敗について書くつもりだったのですが、ドラマを通して少しだけ知っている気がしていたパク・ヨンハさんのことをお書きました。

私自身は「生きている・ただそれだけで丸もうけ」常々ずっと考えています。

衷心よりパク・ヨンハさんのご冥福をお祈りします。

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　←日本VSパラグアイ感想は後日UPします。

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