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農民がヒマだから映画でも見る

日記のつもりで始めたら映画ばかりになった。

4171 宇宙大戦争

2021-10-16 17:06:22 | 特撮
アポロ月面着陸やキューブリックの2001年宇宙の旅よりも前に、
日本で月面着陸映画が作られていたという。

なぜか日本語主体の日本人主体のチームで世界の危機を救うっていう、
変なシナリオではあるんだけど、
メインとなる特撮はかなり本気。
ゴジラやシンゴジラでも流れる伊福部氏の例のマーチが盛り上げるが、
敵味方ともに魅力的なキャラがいないのが難点か。

ただ壊すだけのUFO侵略じゃない。
ちょっと浮き上がるような破壊の特撮、どうやってやったんでしょう??



4170 大怪獣バラン

2021-10-16 15:14:11 | 特撮
本多、円谷、伊福部の黄金チームでありながら、
ゴジラやラドンやモスラのようにスター怪獣になれなかった悲哀の怪獣バラン。
特殊能力といえば、ムササビような滑空だけ。

太古に生息していた恐竜が現代まで生き延びていたという設定で、
反核とか、そういうメッセージ性の強い作風ではなく、
とにかく首都に進入させまいと、
(明らかな資料映像で尺を稼ぎつつ)
自衛隊の重火器ぶっ放しまくりな娯楽作。
架空の武器である特殊火薬も、既存のものより威力が強いだけで特別な効果はない模様。

ちょっと弱点見つけたから、試してみようか、
的なノリで試したところ、効果はバツグンで絶命してしまうという悲しきモンスター。


4169 地球防衛軍

2021-10-16 13:31:45 | 特撮
宇宙人ミステリアンによる地球の支配と、
それを阻止する国際チームの攻防を描く。
ヘルメットにマント姿っていうミステリアンの恰好はご愛敬ってことで。

半径3キロに住まわせろ。っていう要求がエスカレートし、120キロに。
これは人類側も、こいつらを駆除しなきゃアカンと。

自衛隊も武器を使って容赦なく攻撃しているのが面白い。
もちろん効果がないので、人類の英知を結集された兵器を作るわけであるが、
いつの間に作ったんですか??っていうくらい兵器の完成が早い。


4168 宇宙大怪獣ドゴラ

2021-10-16 11:59:50 | 特撮
ダイヤモンドが奪われる事件の正体は、宇宙怪獣ドゴラの仕業だったという。
石炭やダイヤモンドを吸い上げるが、
「炭素が食料なら、すべての有機物が吸われないとおかしいのでは?」
なんてツッコミはやめよう。

ストーリーの大半は宝石の強盗団、Gメン、警察の攻防である。
ゴジラを作った東宝特撮チームでも、宇宙を出すのはまだ早すぎたようだ。
ドゴラの全景が最後までよくわからなかった。

吸い上げの特撮は見事、、かと思ったら、
逆再生しているだけで、かなり不自然。。

群を抜いて目立ったのは、強盗団の紅一点の若林映子。


4167 モスラ

2021-10-16 09:40:19 | 特撮
1961年、モスラが初登場した作品。

ストーリーは
・人間がインファント島から小美人を持ち帰る
・小美人を取り返すために、モスラが人間文明へやってくる
の2軸であるが、
傲慢すぎる勝戦国ロリシカ人と日本人の対立が
シリアスに、ときにコミカルに
重厚なドラマに仕上がっている。

素晴らしいのは特撮で、製作サイドの執念すら感じられる。
モスラは破壊が目的ではなく、小美人を取り返すために移動しているだけ。
移動だけでも、あの巨体が羽で飛んでいるわけですから、車が飛ぶくらいの風圧なわけですね。

ラストで舞台はロリシカに移動するわけですが、
アメリカとは言ってないので地理関係は不明。

子どもでもわかる明解なストーリーと、
大人もうなる素晴らしい特撮。
素晴らしい。