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農民がヒマだから映画でも見る

日記のつもりで始めたら映画ばかりになった。

1800 秋日和

2020-06-23 16:02:00 | 邦画-小津安二郎映画
これまで娘役だった原節子が、本作では26歳の娘を持つ母親役というね。

晩春では父と娘の関係を描いたが、本作では母と娘の関係を描いている。セルフリメイクなのか?ほとんど同じに見えた。

おじさん3人がコメディタッチで面白い。こいつらがストーリーを動かしている。
強い娘の司葉子に、本心が見えない母の原節子の対比も良い。そして友達のゆりちゃんがいいキャラ。

1799 彼岸花

2020-06-23 13:19:00 | 邦画-小津安二郎映画
小津作品初のカラー映画。

結婚に反対する父。相手が気に入らないんじゃなくて、自分に黙って話が進んでたのが気に入らなかったんだよね。
で、頑なに反対し、結婚式も出ないと宣言。未来の僕を見ているようだ。

ローアングルが映える。家のシーン、車内のシーン、電車が走るシーン。

1798 お茶漬の味

2020-06-23 11:03:00 | 邦画-小津安二郎映画
上流階級夫婦の冷え切った関係と和解がテーマ。
住み込みの女中が2人もいるから台所なんて行ったことないんだろう。
ご主人に嘘ついて温泉旅行に行くなどの贅沢三昧。三丁目の夕陽と同じくらいの戦後の時代でありながらも階級が違いすぎる人々の世界。

お茶漬けを食べながら、涙を流し謝る妻。
この心境の変化はよくわからなかったが、いちおう大団円かな。ご主人ももっと歩み寄ったらよかったのに。

また、カロリー軒が再登場したのが嬉しい。