・毎日新聞の「陸自大津駐屯地:「戦闘服通勤やめて」 地元住民反発、市長に協力要請 /滋賀」の記事を見て唖然としてしまった。まだこんな寝ぼけたような記事を書く記者がいて、その寝ぼけた記事を平気で掲載する怪しげな新聞があるなんて信じられないという思いであった。こんなものを取り上げて論評するのもバカバカしいが、これが日本の新聞の現状であるならば捨てておく訳にもいかないと思い、筆をとった。
・記事の内容はこうだ。まず前段で、今年1月から陸上自衛隊大津駐屯地では自衛隊員が迷彩服で通勤を始めたが、地元住民らが「戦争の象徴の服で日常生活に不安を感じる」と反発しているとし、そして後段で、2月8日に地元学区の九条の会や新日本婦人の会を中心とする住民有志20人が「自衛隊の戦闘服通勤はやめての会」を結成して、大津市長に戦闘服通勤の中止を求めるよう文書で要請したという内容だ。
・誰もが一目見れば解るとおり、この記事には事実報道という観点から見ると幾つかの不適切な問題がある。
・まず、陸自の迷彩服通勤に反対しているのがどのような人々かはっきりしない点である。記事は、前段で「地元住民ら」と如何にも地元住民の多くが反対しているかのような書き振りであり、後段の大津市長へ文書要請を行ったのは「地元学区の九条の会や新日本婦人の会を中心とする住民有志20人」とされ、多くの地元住民のうちの有志20名が代表して文書要請を行ったような書き振りになっている。だがここには多くの誤魔化しがある。前段の「地元住民ら」の「ら」というのは地元住民以外の人間が含まれているということであり、その「地元住民ら」とは後段から察するに僅か20名ばかりの人々であり、それも地元であるのは地元学区の「九条の会」という組織であって、「住民有志20名」にどの程度の地元住民が含まれるかまったく解らないというのがほんとのところだろう。こんな反対している人々がいるかいないか解らないような事象をさも地元住民が多く反対しているがごとく誇大に書き、読者に誤解を与えるような記事を書く記者はジャーリストではなく、ペテン師に近いといってよいだろう。
・それに、ここで出てくる住民有志の中心となっている「九条の会」や「新日本婦人の会」というのは、日本共産党など左翼政党傘下の大衆的政治団体である。この迷彩服反対運動も、彼らの政治主張である「護憲・再軍備反対」のキャンペーンの一環としてなされているものであり、決して地元住民の発想ではない。新聞というのは本来不偏不党の立場に立って事実を報道すべきであるが、この報道は事実の正確な報道とはほど遠く、左翼政党のプロパガンダを代行しているような極めて偏ったものである。
・更に言わせてもらえば、どこの住民だか解らない連中が自衛隊員をつかまえて「戦争の象徴の服で日常生活に不安を感じる」と反発しているのは、一種の職業差別であり、憲法に定める基本的人権の尊重や法の下の平等に違反してはいないかということである。普段あれほど護憲だ人権だと言っている連中が、自分たちの主義主張のためには基本的人権の尊重や法の下の平等などどうでもいいというのは語るにおちたというものであろう。彼らは自衛隊法そのものが憲法違反というかもしれぬが、それは単なる主張であって現行制度下で自衛隊が合憲なのは小学生でも知っている。自衛隊に反対なら反対で素直に言えばよいのであって、それを迷彩服にイチャモンをつけるような姑息な手段をもちいるなんて卑怯なマネをするな。恥をしれ!
・こうした職業差別の行為を放っておいて無神経な記事を書く記者の常識を疑うし、それを何のチェックも入れずに紙面に掲載する新聞社も新聞社である。まー腐れ左翼の牙城となっている毎日新聞のことだから、事実報道に名を借りて左翼思想のプロパガンダをしているのだろうが、それにしても芸のないお粗末な記事である。こんな新聞を購読している人間の顔をみたいものだ。
・記事の内容はこうだ。まず前段で、今年1月から陸上自衛隊大津駐屯地では自衛隊員が迷彩服で通勤を始めたが、地元住民らが「戦争の象徴の服で日常生活に不安を感じる」と反発しているとし、そして後段で、2月8日に地元学区の九条の会や新日本婦人の会を中心とする住民有志20人が「自衛隊の戦闘服通勤はやめての会」を結成して、大津市長に戦闘服通勤の中止を求めるよう文書で要請したという内容だ。
・誰もが一目見れば解るとおり、この記事には事実報道という観点から見ると幾つかの不適切な問題がある。
・まず、陸自の迷彩服通勤に反対しているのがどのような人々かはっきりしない点である。記事は、前段で「地元住民ら」と如何にも地元住民の多くが反対しているかのような書き振りであり、後段の大津市長へ文書要請を行ったのは「地元学区の九条の会や新日本婦人の会を中心とする住民有志20人」とされ、多くの地元住民のうちの有志20名が代表して文書要請を行ったような書き振りになっている。だがここには多くの誤魔化しがある。前段の「地元住民ら」の「ら」というのは地元住民以外の人間が含まれているということであり、その「地元住民ら」とは後段から察するに僅か20名ばかりの人々であり、それも地元であるのは地元学区の「九条の会」という組織であって、「住民有志20名」にどの程度の地元住民が含まれるかまったく解らないというのがほんとのところだろう。こんな反対している人々がいるかいないか解らないような事象をさも地元住民が多く反対しているがごとく誇大に書き、読者に誤解を与えるような記事を書く記者はジャーリストではなく、ペテン師に近いといってよいだろう。
・それに、ここで出てくる住民有志の中心となっている「九条の会」や「新日本婦人の会」というのは、日本共産党など左翼政党傘下の大衆的政治団体である。この迷彩服反対運動も、彼らの政治主張である「護憲・再軍備反対」のキャンペーンの一環としてなされているものであり、決して地元住民の発想ではない。新聞というのは本来不偏不党の立場に立って事実を報道すべきであるが、この報道は事実の正確な報道とはほど遠く、左翼政党のプロパガンダを代行しているような極めて偏ったものである。
・更に言わせてもらえば、どこの住民だか解らない連中が自衛隊員をつかまえて「戦争の象徴の服で日常生活に不安を感じる」と反発しているのは、一種の職業差別であり、憲法に定める基本的人権の尊重や法の下の平等に違反してはいないかということである。普段あれほど護憲だ人権だと言っている連中が、自分たちの主義主張のためには基本的人権の尊重や法の下の平等などどうでもいいというのは語るにおちたというものであろう。彼らは自衛隊法そのものが憲法違反というかもしれぬが、それは単なる主張であって現行制度下で自衛隊が合憲なのは小学生でも知っている。自衛隊に反対なら反対で素直に言えばよいのであって、それを迷彩服にイチャモンをつけるような姑息な手段をもちいるなんて卑怯なマネをするな。恥をしれ!
・こうした職業差別の行為を放っておいて無神経な記事を書く記者の常識を疑うし、それを何のチェックも入れずに紙面に掲載する新聞社も新聞社である。まー腐れ左翼の牙城となっている毎日新聞のことだから、事実報道に名を借りて左翼思想のプロパガンダをしているのだろうが、それにしても芸のないお粗末な記事である。こんな新聞を購読している人間の顔をみたいものだ。