・3月の日記を振り返ると、ものぐさな私には珍しく皆勤賞である。自分で自分を褒めてあげたい気分であるが、もともとこの日記は、永井荷風の「断腸亭日乗」をまねて書き出したのだから、日々書き続けることは当たり前のことである。
・荷風の日記が、彼の孤独な個性と反骨心を通して、時代と見事に対峙した優れた文学たりえていることに感心し、私もあわよくばそれに倣おうと勝手に決めて、孤独の中であてもなく書き続けているのである。日記なぞ書く気分ではない日が度々あるが、そんなときでも無理しても書いておこうと思っている。
・私の勝手な日記なのだから、読者というものがなくても書き続けるつもりである。そうは言うものの、ときどきコメントを寄せてくれる少数の読者がおり、それはそれで大変ありがたく思っているので、今後もよかったら声をかけてもらいたい。
・さて、野田政権は30日に消費増税法案を閣議決定した。消費税増税問題は、最初、社会保障との一体改革として議論されてきたものだが、肝心の社会保障改革は何ら具体化されず空中分解してしまって、中途からは、目的を見失い、意味もない増税論議だけが繰り返されてきた。曰く、増税の前に身を切る努力を!、増税より景気回復が先だ!などなどである。
・国民も、この国会における無意味な消費税増税議論にあきれ返り、最近では、消費税という言葉を聴くことさえ嫌になるほど不愉快な思いをしている。こんな状況の中で、消費税増税なんかやったところで何のメリットもないのだから、一度この問題は取り下げて一からやり直す必要があるだろう。それを、ズダズタに修正され、ほとんど意味の解らぬものとなった法案を閣議決定してまで増税を強行しようというのは、愚の骨頂である。
・野田総理も、今になっては、実際の増税なんかどうでもよく、ただ己の誠意やブレのないところを示すために依怙地になって法案を通そうとやっきになっているだけのことである。
・消費税増税問題は、既に民意からかけ離れゴミみたいなものになっているにも関わらず、馬鹿な民主党議員たちは、惰性の中で、党内議論を50時間もやってみたり、いざ閣議決定となると、反主流派が政府・党の役員を辞めたり大騒ぎである。国民新党も政権離脱を声にしたら無様に分裂したり、もう救いがたい愚行が続いている。
・彼らは、解散・選挙の亡霊に取り付かれながら右往左往し、自分たち自身がいったい何のために今こんな空騒ぎをしているのか解っていないのだろう。馬鹿は死ななきゃ直らないと言うけれど、こんな愚かな連中と国民はいつまで付き合わねばならないのか、毎度のことながら、そう思うのである。
・荷風の日記が、彼の孤独な個性と反骨心を通して、時代と見事に対峙した優れた文学たりえていることに感心し、私もあわよくばそれに倣おうと勝手に決めて、孤独の中であてもなく書き続けているのである。日記なぞ書く気分ではない日が度々あるが、そんなときでも無理しても書いておこうと思っている。
・私の勝手な日記なのだから、読者というものがなくても書き続けるつもりである。そうは言うものの、ときどきコメントを寄せてくれる少数の読者がおり、それはそれで大変ありがたく思っているので、今後もよかったら声をかけてもらいたい。
・さて、野田政権は30日に消費増税法案を閣議決定した。消費税増税問題は、最初、社会保障との一体改革として議論されてきたものだが、肝心の社会保障改革は何ら具体化されず空中分解してしまって、中途からは、目的を見失い、意味もない増税論議だけが繰り返されてきた。曰く、増税の前に身を切る努力を!、増税より景気回復が先だ!などなどである。
・国民も、この国会における無意味な消費税増税議論にあきれ返り、最近では、消費税という言葉を聴くことさえ嫌になるほど不愉快な思いをしている。こんな状況の中で、消費税増税なんかやったところで何のメリットもないのだから、一度この問題は取り下げて一からやり直す必要があるだろう。それを、ズダズタに修正され、ほとんど意味の解らぬものとなった法案を閣議決定してまで増税を強行しようというのは、愚の骨頂である。
・野田総理も、今になっては、実際の増税なんかどうでもよく、ただ己の誠意やブレのないところを示すために依怙地になって法案を通そうとやっきになっているだけのことである。
・消費税増税問題は、既に民意からかけ離れゴミみたいなものになっているにも関わらず、馬鹿な民主党議員たちは、惰性の中で、党内議論を50時間もやってみたり、いざ閣議決定となると、反主流派が政府・党の役員を辞めたり大騒ぎである。国民新党も政権離脱を声にしたら無様に分裂したり、もう救いがたい愚行が続いている。
・彼らは、解散・選挙の亡霊に取り付かれながら右往左往し、自分たち自身がいったい何のために今こんな空騒ぎをしているのか解っていないのだろう。馬鹿は死ななきゃ直らないと言うけれど、こんな愚かな連中と国民はいつまで付き合わねばならないのか、毎度のことながら、そう思うのである。