でももう12月も後半月。
もうすぐお正月。
今年の干支ももう少しで出番が終了します。
この天井絵は400年ほど前に描かれたようです。
寒さ厳しくなりました。
どうぞみなさま お風邪を召されませぬよう お気をつけくださいませ。
同じ場所から写した写真を発見しました。
火野正平さんは 2012年の9月に「こころ旅」で行かれた時の写真です。
この時のお手紙は 毎年家族でおばあちゃんも一緒に大山へ行きました。
おばあちゃんは・・・亡くなったのか・・・そんな県外の方からのお手紙でした。
火野正平さんは 涙がこのとき無性に流れた。
と これから10年以上経っておっしゃっていました。
わたしの撮った写真は11月です。
わたしもこころのよりどころでもあります 大山です。
NHKの自転車旅に出演の火野正平さんがお亡くなりになりました。
BSで朝ドラを2本続けて見た後 画面が「こころ旅」に切り替わると同時に
肩の力がストンと抜ける自分を感じていました。
火野正平さんの人柄 語り口に癒されているわたしでした。
火野正平さんがお手紙を読むと
差出人の方の心情がわかるような気がしていました。
いろんな虫たちや植物の名もご存じで
優しい方なのだな。と想像できました。
そして我が県の大山に来られた 昨秋も
「涙が出る」とおしゃっていました。
大山を愛していらっしゃることが 伝わってきました。
今年 春の旅を2週分だけされたとき
電動アシスト自転車になっていましたが
半年振りの自転車でなのか 随分と身体がしんどい様子に思へました。
娘さんがタバコを止めろ。と、言うので止めた。とおっしゃっていました。
近年は息苦しい感じも増していたので心配していたところでした。
もう あんなに肩から力が抜けるような癒される「こころ旅」の正平さんに出会えないのが
寂しい限りです。
わたしはしばらくは 正平さんがお亡くなりになられたショックが抜けないでしょう。
以前にもUPした写真ですが
正平さんのご冥福を祈って UPさせていただきます。
(われながら綺麗に撮れた写真だと思います)
写真(上)中央右の穴から入って行き、
曲がりくねって広狭現る洞内を登ったり降ったり、
数十年ぶりに約1㎞の見学コースを走破した。
登坂や階段では長男や婿・次男らが交代で
手を引っ張ったり、後ろから腰を押し上げたり・・・。
途中で何度も備え付けの椅子に腰を下ろした。
体力的にも
「今回で最後だな? もう二度と再びこの洞窟へ入って来ることはないだろう!?」
そう思ったことだった。
洞内の出口に近づいた場所に「神の壺」がある(写真下)。
「弥生人が置き忘れたんだろう?」
と言う説もあるが、
もし、その弥生人が僕のような老人であったなら
水を一杯入れた重たい壺を持って、洞内を這い上がることは不可能に近く、
壺を諦めて、置いたまま帰って行ったに違いない。