先日の帰郷も慌しい日々だったが
家族との触れ合いの日々は楽しく、嬉しかった。
東京へ戻ってからすでに3週間も経過したが
帰京の飛行機に乗る前日には
朝から台所で2番目の孫娘がいそいそと何かを準備していた。
僕は台所前の食堂でテレビを見ていたのだが
お昼頃には孫娘が一尺を超える大皿に盛った揚げ饅頭を
(僕の前のテーブルの上に)そ~っと置いた。
「えっ~!? いくら大食漢の爺~じでも、一人でこんなにも・・よう食べんぞ~!!」
そう叫んだが
「これから沢山作るんだけど、一人で食べたらダメよ~!?」
孫娘の目が、そう言っていた。
数時間もするとテーブルの上は更に賑やかになっていった。
その翌日、飛行機に乗って帰京した。
帰京の飛行機の下に見える雲ぐもは静かだったが
低気圧の接近で機体は大きく揺れた。
例の揚げ饅頭やチョコレートで作ったカステラ等は
同僚や友だちら49人に差し上げたようだ。
勿論、僕と家族にもお裾分けがあった。
だけど・・・ホワイトデーは3月14日らしい。
49人もの男の子から‘お返し’を貰ったら・・・??
どうするんだろう??
次に爺~じが帰郷するのは4月下旬だから
それまで保存できるものばかりだったら
爺~じも、食べるのを手伝えるのだが・・・!?