忘れな草と蒼い空

好きなものはどんな時でも ただ馬鹿みたいに大事にすること(「すみわたる夜空のような」/銀色夏生)

輝く瞳に 夢見る君の姿を

2017-09-07 22:06:00 | *日常*
今日の嬉しかったこと。

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今度、うちの職場に職場体験として中学生が来る。
一番最初に受け持った子たち。
「あぁ〜懐かしいなぁ。会えるの嬉しいなぁ」と思っていた。

今日の夕方、上司から別件で呼ばれた。

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「そういえば、今度来る子たち、知っとるとやろ?」
「はい。〇〇小にいたときに受け持った子たちです。ひとりは担任してました」
「あぁ、そうそう、その子」
「?」
「全員にね、『なんで職場体験はここを選んだの?』って聞いたのよ。
みんな先生になりたいって。
で、ふたりは、5・6年生のときの担任の先生の影響。
だいたいそうやんね、高学年の先生。
そして、ひとりは2年生のときの先生。
『担任誰やったと?』って聞いたらあなたの名前が出てね」
「え!ほんとですか!!え!うれしい!!!」
「今うちにおるよ〜って言ったら、喜んどったよ」
「うわぁぁぁぁ…どうしよう。めちゃくちゃ嬉しいです!!」
「低学年のときの先生の影響って、珍しかけんね」

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ボスの部屋でめちゃくちゃテンションが上がってしまった(笑)。

家に帰ってきて、思い出してじわじわきてるとこ。
あぁ〜…………。
うれしいなぁ。うれしい。
わかってくれる人がいた。
見てくれてる人がいた。
間違ってなかった。
繋がってた。続いてた。
一番、伝わってほしかった子に。

というのも、この子。
担任してたときも、一度離れて戻ったときも、
一番一番、わたしのことを気にかけてくれて、
いつもいつも助けてくれた子。
いわゆる“いい子”なんだけど、
「どう育てたらこんないい子になるの!?」っていうくらい、
ほんと、心が真っ直ぐで素敵な子。

初めて。だったから、
間違いも失敗もたくさんで、
いろんな人に迷惑かけて、心配かけて、
周りの人に支えてもらいながら乗り切ったあの1年。
右も左もわからないまま、
だけど曲げなかったのは
「去年とおんなじ思いはさせたくない」っていう気持ち。
そして周りになんて言われても貫きたかったのは、
「子どもたちとおんなじ目線に立って考えたい」という気持ち。

悩んで悩んで「これでよかったのかな」と、悩みながら、
ずっと答えは出たないままだったけど、
あの子に答えをもらえた気がする。
「いいんだよ」って。

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思い出したのは、やっぱり『コンパス』。
仕事をする上での一番の応援歌。

夢見た大人に近づくのは、やめたくない。

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