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伝統的な言語文化の授業(俳句)

2009年08月09日 | 国語

伝統的な言語文化の授業(3・4年生 俳句)
    話す・聞くスキルで小林一茶の俳句をこう授業する

ソレイユ 相浦 ゆかり

1 使用教材 話す・聞くスキル 2年 俳句 小林一茶
2 授業のねらい
  
(中学年)アから。俳句の情景を思い浮かべたり、リズムを感じ取ったりしながら、楽しく音読、  暗唱する。

2 展開

発問・指示 留意点
1日目(5分~10分)
先生が読むので、指で読みなさい。
追い読み。先生の後につけて読みなさい。
1回読んだので、丸を1つ塗ります。
交代読みをします。先生が先、みんなが後。男子が先、女子が後。
お隣と交代読み。廊下側から。終わったら、交代。全員起立。
575で区切って読む。朗々と読む。
1句ずつ読み、追い読みをさせる。
1回読んだら一つ塗る、丁寧に塗ることを意識させる。
終わったら、「みんなから」と言う。
終わったら交代して、女子が先、男子が後。それぞれ、「男子は、大きい声がよい。」「女子は声がそろっている。」など、ほめる。
先に読むほうは、教師が指示する。指示しないと、じゃんけんなどして、子供たちが騒がしくなる。

2日目(5分~10分)
先生と交代読み。先生から。
女子から。
「俳句」は、いくつありますか。
「一緒に遊びましょうよ。わたしと同じように親がいないすずめさん。」というような意味の俳句はどれですか。指を置きなさい。
「障子に空いた穴から見える、天の川は、とってもきれいだなあ」というような意味の俳句はどれですか。指を置きなさい。
たけのこ読みをします。自分の読みたい俳句に一つ○を付けなさい。
「はいく 小林一茶」と言ったら始めます。
読みたい人は、何度読んでもかまいません。


2回目は、「みんなから。」と言う。
2回目は、「男子から。」
数の確認をする。
俳句の大まかな意味を捉え、情景を思い浮かべる助けとする。

読むときには立つこと。読むひとつ前の俳句で立つ。始めは、一つ目と二つ目を読む人が立つ。
たって読む人たちは、声を揃えて、一人で呼んでいるかのように読むこと。だれも立たなかった場合は、教師が読むことを、事前に指導しておく。
読み終わったら必ず、「すごい、まるで一人で読んでいるようでした。」などとほめることに徹したい。続いて、読みたい俳句の数を二つ、三つと増やして挑戦させる。 
3日目(10分~15分)
2回読んだら座りなさい。
暗唱テストです。ちょっとでもつかえたり、間違えた人は不合格です。合格した人は、ミニ先生です。



間違いなく読んでいるかをチェックし、個別評定をする。
次の日から暗唱タイムを設定し、意欲を持続させる。

 参考資料 「話す・聞くスキル‐実践・活用例‐②」 「話す・聞くスキル‐実践・活用例‐③」正進社


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