道東を発見する旅 第3の人生

10年ぶりの教室、古傷が治る、皮下血腫

10年ぶりのおけいこ教室

前回、10年ぶりに呼吸法のお稽古に通いだした事を書いた。今日は、その結果、起きた身体の変化について記載しておきます。

10年ぶりに呼吸法の教室に行くと、以前いた受付の人が顔を覚えてくれていてスムーズに再入会できた。レッスンの雰囲気、1時間におよぶ呼吸法とストレッチ体操、そして気の交流などの流れは10年前と全く変わっていない。

変わったのは、生徒さん(塾生と呼んでいる)、指導員そして開祖N先生が10年分、年齢を重ねていた事、そして生徒数が以前の半分以下になってしまっていたことだ。それでも10歳年を取ったはずの指導員は髪はうっすらと白くても溌剌としている。生徒も元気そうな人が多い。

1月の第2週に再入会した後は10年間ずっと通ってたかのように定期的に通っている。

開祖N先生は、当時70代後半であったのだが、今は87歳くらいなのだろうか。

外見は年相応であるが、それでもシューと繰り出す気のパワーは誰よりも強く圧倒している。

以前のように、月のうち1週間だけ大阪、残りは東京の教室で毎日、稽古に出ておられる。

10日ほど前、自分も10年ぶりに開祖に気の交流をして頂いたが、ちょっと手を合わせると、自分に「まっすぐ、まっすぐ」とおっしゃった。自分なりにまっすぐ気を出した途端、そのままドスンと気のエネルギーを受けて後ろのマットまで飛ばされた。

塾生も10年前に見ていた顔ぶれが、そのまま年をとっている感じの人が多い。それでも見慣れない新顔の人も見かけるようだ。

生徒数が半分に減った分だけ、気の交流の回数が増えた。皆、飛ばされると消耗するので途中で帰る人が多い。それでも自分は最後まで残っているが、終わったらさすがにくたくたになる。

体調の変化

さて、気の交流を再開して3週間足らずであるが、自分の体調がどう変化したのかを書いておこう。

真っ先に感じたのはお尻がむずがゆくなったことだ。肛門周囲は非常に血流が豊富である。そのむず痒さは痔になって、しばらくして痔が治ってしまった。まずこれに驚いた。

先週末からは久しぶりに口唇ヘルペスが出てきた。それもあっさり治った。

10年前に通っていた時もそうだったのだが、古傷が一時的に悪化するようだ。自分が考えたその理由を書いてみる。

開祖N先生は気の交流で身体に何が起こっているのかを調べたそうだ。その結果、気のエネルギーが入ることにより、どんな年寄りでも心拍数が増加するらしい。その程度は人によるそうだが、おばあさんの心拍数が瞬間的に100くらいになる場合もあるらしい。

10日前、自分も開祖と手合わせして頂いたときに、気の交流前後の心拍数をはかってみた。普段の自分はリラックスしていると脈拍が60くらいなのだが、たった10秒か15秒くらいの気の交流で一気に80を越えていた。

そんな訳で、気のエネルギーを注入してもらうと心臓がドコドコ動きだして血流があがり末梢の循環が良くなるのだろう。それで末梢の循環が悪いまま固定されていたような症状が出てくるのではないかと思う。

同時に激しい筋トレで痛めていた肩や肘、膝の痛みがいつのまにか楽になっている。腸もよく動いているようで排便の方も調子いい。

また、食べ物の嗜好が変わってしまった。極端に甘いものはいらなくなり、ほんのりと甘い物が欲しくなってきた。午後3時ごろはいつも菓子パン、大福、どら焼きなどを食べていたのだが、それがいらなくなった。おかげで3週間で1.5キロの体重減少である。どうなっていくのだろうか楽しみだ。

気の出し方

前述したように「まっすぐ、まっすぐ」というのは、自分が気を発していて、それをN先生が感じ取っている事を意味している。自分では分からないけど、それなりにエネルギーを出しているようだ。

気のエレルギーを感じる、感じないは自分の体感が全てであり、他人に説明できないので教室では言葉で気を説明することはない。だけど、指導員さんが、「すごい、すごい」とか「そう、そう、そう」とか言ってくれるので気を出しているのだろう。

今回、他人の姿を見ていて感じた事がある。自分の場合、指導員さんと手を合わせた瞬間は、結構気のエネルギーを出しているらしいのだが、指導員の気を感じた途端、力が入ってしまい出なくなってしまうようだ。

きっと筋トレと同じように重たいバーベルを持ち上げた瞬間、全身に力が入ってしまうのだろうけど、理想は、たとえ重たいバーベルを持っても意識は丹田において全身の力は脱力しているようなイメージが大事なのだろう。

最後に

長々と気のエネルギーについて書いてきた。きっと知らない人がほとんどなのでオカルトの世界のように思われるかもしれない。だけど、気のエネルギーは物理的なものである事を自分は実感している。

教室の指導員の手首には、いつ見ても浅黒いあざ、医学的に言うと軽い皮下血腫が見られる。お互いに相手の手首をあわせて気の交流をするので、そこからエネルギーが入り、軽い火傷のような感じになるのだろう。

10年前に自分も2,3年稽古に通っていたが、この赤黒いあざが出来ることはなかった。

ところが、先週末、稽古の後、自分の左手の手首周辺に小さな打ち身のようなものがあり、それが翌日広がって赤くなり、今朝は褪色しつつある。すなわち、自分も遂にある程度のレベルの気のエネルギーが身体に通るようになったのだろう。という事であり大変うれしく思っている。

自分は間違いなく、気のエネルギーをもらって元気になっている。オカルト風になるので、今後ブログに書くことはないと思うけど、願わくば開祖N先生が90を越えて100歳まで長生きしてくださることを望むばかりだ。

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