道東を発見する旅 第3の人生

連休が終わる、アイルランド人の事、ジョン・ラッター

連休が終わる

あっという間に、連休の最終日になった。1週間前は、山のようにたまった雑用をこなそうと思っていたが、何もできないまま今日になる。

筋トレもフリークライミングも、運動までがお休みしたまま今日になった。

昨日の夕方、これではいかんとばかり、小学生の夏休みの宿題のように、部屋の片付けを始めた。しかし、昨日は週に一度、家族でワインを飲む日であった。

酔っぱらって、引きずり込まれるかのように新しいソファに座ったらもうダメだ。何も出来なくなり、ウトウトしながら、いつの間にか、2時間くらいたってしまう。必死の思いで歯を磨き、パジャマに着替えてベッドに移動したところで記憶は途絶え、気がついたら朝を迎えていた。

息子も、新しいソファには、ホントに魔力があるかのようで、あっという間に眠りの世界に引きずり込まれてしまうと言っており、新しいソファは魔宮のようである。

まあ、それでも連休で、身体も心も十分回復したし、今日は仕事を再開する準備をしよう。

アイルランド人の祝福の言葉

前回のアイルランドの祝福の言葉はいかがだったでしょうか?

May you live as long as you want,And never want as long as you live.の部分は、あの日、訃報を聞いたときの自分の心にズシンと響きました。

お通夜で聞いたご家族の話では、やっぱり、最後は自分の死期が分かっていたような言動と行動だったそうで、部屋の中や身の回りは、何もかも綺麗に片付けられていたそうです。

アイルランド人の事

前回、チラッとアメリカに住んでいた事を書いた。アメリカにいるときは全く分からなかったけど、その後、フランスに住むようになって白人の人種の違いが分かるようになった。

自分のいたラボには、ヨーロッパのあちこちから研究者が来ていたが、目の前で、アイルランド人、スコットランド人、そして大英帝国の末裔である典型的なイングランド人を見ると、違いがよく分かった。小さな島国でそれぞれ、全く独自の文化があり、それぞれ独特の雰囲気があることを知った。

ラボで時々話した、気の良さそうな、それでいてガンコで逞しいアイルランド人の姿が脳裏に浮かんでくる。

アイルランドは、貧しくて小さな国なので、昔から世界中に移住しているそうだ。アメリカはもちろんラテンアメリカなどにも沢山の移住者がいるらしい。

アイルランド人の祝福の言葉は、作者不明のようだが、辛くて厳しい環境や文化を反映して、あんなに優しく、きれいな内容なのではないかと思っている。そのうち、本を買って調べてみたい。

ジョン・ラッター

アイルランドの祝福を知るきっかけになったのは、イギリス人作曲家のジョン・ラッターの曲、ゲーリック・ブレッシング(ゲール人の祝福)という曲がきっかけです。ジョン・ラッターは1945年生まれで、存命中の人です。教会音楽だけを作曲、編曲してきたそうで、欧米では大変人気のある作曲家です。1年前、ウイリアム王子が結婚しましたが、その時にもジョン・ラッターのThis is the dayという曲が選ばれてウエストミンスター寺院で流れていました。

この人の曲はいくつかありますが、自分が気に入ってるのはクリスマスソングの編曲で「ロウソクの灯りのキャロル」という曲です。Youtubeで、聞いて、こんなにきれいな曲があるのを知らなかったことに自分でもびっくりです。引用しているのは、ケンブリッジシンガーズのコーラスで、日本でもよく知られるようになってきたそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=zAXSSTsbPG0

CANDLELIGHT CAROL

John Rutter - The Cambridge Singers: Candlelight Carol by John Rutter

How do you capture the wind on the water?
How do you count all the stars in the sky?
How can you measure the love of a mother,
or how can you write down a baby's first cry?

REFRAIN: Candlelight, angel light, firelight and starglow shine on his cradle till breaking of dawn.
Gloria, Gloria in excelsis deo! Angels are singing; the Christ Child is born.

Shepherds and wisemen will kneel and adore him,
Seraphim round him their vigil will keep;
Nations proclaim him their Lord and their Savior,
but Mary will hold him and sing him to sleep.

(REFRAIN)

Find him at Bethlehem laid in a manger:
Christ our Redeemer asleep in the hay.
Godhead incarnate and hope of salvation:
A child with his mother that first Christmas Day.

(REFRAIN)
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