道東を発見する旅 第3の人生

閃輝暗点、その後・・・、candle light carol

閃輝暗点、ヘモジデリン沈着症、その続き

前回、4月のMRI検査で「ヘモジデリン沈着症」の所見があり、半年後にMRi検査を受けるということまでブログに書きました。

半年後の検査

閃輝暗点出現からずっとお世話になっていた先生が4月に退職され今は別の先生が担当されています。

前の先生は寡黙な方であまり説明をされなかったのですが、今度の先生はあれこれ詳しく説明してくれます。

半年後の10月のMRI検査では全く変化が無かったそうです。先生から「次の検査は1年後でいいでしょう」という事になりました。

自分の場合、脳血管造影までしているので色々な事が分かるそうです。いわゆる脳血管の奇形などは無いそうですが、血管の走行が「閃輝暗点などが起こりやすい、すなわち血管の攣縮などが起こりやすい」血管走行なのだそうです。これは仕方がないです。

有り難いことに、今回、先生から「血管の状態(たぶん動脈硬化とかのことだと思います)から見て、今後10年くらいの間は、いわゆる脳梗塞や脳出血などの症状を伴う発作が起こることはまず無いでしょう」とのご託宣を頂きました。

ただし、「微小脳出血の跡がパラパラと見えているので年に1回くらいはMRI検査を受けてください。くれぐれも今は大丈夫ですが、高血圧にならないように注意してください」との事でした。おかげで寿命がちょっと伸びたような嬉しさを感じています。

その後の閃輝暗点

今年の1月に家内が死んだ後、もう10ヵ月たちますが家内の死後は閃輝暗点発作が全く出ていません。以前は、日光や暗闇の車のライトなどを見ると、まぶしくて、そのまま発作が起こるのではないか、と不安になっていましたが、今は、そんな気持ちになっていた事さえも忘れています。

何がどう変わったのか、自分では分かりません。はっきりしているのは家内が死んだあと、発作が出なくなったという事実です。

振り返ってみれば、家内の介護をしている時は、「いったい自分は何をしているのだろう」とか「面白くない、つまらない、だけどやらなきゃ・・」とため息をつくことばかりでした。きっとこんな心の姿勢が良くなかったのだろうと今は考えています。

日常生活では「面白くない」や「つまらない」・・・は誰でも考えてしまう事ですが、自分の場合、それがずっと続くと思い将来が見えない事を悲嘆して惨憺たる気持ちになってしまう、そんなところがいけなかったのかと考えています。

実際、脳梗塞になった人から「脳梗塞の症状が出る前は、ずっと面白くない気持ちが続いていて、いつも暗い気持ちだった」という話を聞いたことがあります。

一方、脳出血は怒りだと思います。自分も60前後から老眼で本が読めないことにいつも腹をたてていました。そればかりか何かあればプリプリと一人で怒ってように思います。最近は、本当に怒ることが無くなりました。だけど、たまにカッとなることがあるので気をつけようと思っています。

11か月後、再び

と、ここまで書いておいたのですが、幸か不幸か、本日の午前中、久しぶりに視野の異常を感じて小さなギラギラが見えました。「エーッ!まさか」と思ったのですが、目をつぶると小さくピカピカ光っていたので閃輝暗点です。

前と違って、すぐ消えましたが、神経内科の先生の言うように、暗点が出やすい血管走行だとすれば仕方がないのでしょう。うっとおしいけど、人生には受け入れざるを得ないことが多々あります。

この記事の上の方で反省しているように、誰でも面白くないという気持ちになることがあるし、実際今日の自分もそんな瞬間があって、それで起こっていますのであっさりと受け入れて面白くない、なんてことのないような人生を過ごそうとあらためて思っています。

キャンドルライト・キャロル

いよいよクリスマスシーズンになりました。毎年、この時期に聴くのがジョン・ラターのクリスマスキャロルシリーズです。

以前紹介したかもしれませんが、ジョンラターは、いくつものキャロルを作曲していて、それぞれが世界のあちこちの合唱団で歌われています。その中でも自分が大好きなのは、キャンドルライトキャロルです。

ジョン・ラター キャンドルライトキャロル :Candle light carol John Rutter

https://www.youtube.com/watch?v=2C4aHEh0j1U

この曲をYoutubeで検索すると、世界各国で白人の合唱動画がたくさん出てきます。今日紹介するのは、その中でもベストというコメントがついている合唱です。

ミネソタ州はアメリカの北西部、カナダと国境を接している州でアメリカ建国時には北欧からの移住者が多かった州だそうです。ミネソタのある教会に所属する合唱団の動画です。

ご覧のように白人ばっかりの教会の合唱団で、珍しくハープの演奏までついています。この動画以外にもキャンドルライトキャロルはいろんな場所でいろんな人が合唱していますので、色々聴き比べるのも結構楽しいです。

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