道東を発見する旅 第3の人生

新宿で学会、迷子になりそう、オピオイドクライシス、スカイラウンジでランチ

新宿のホテルで学会

学会で東京に行ってきた。

以前は、時々東京に行く用事があったのだが、最近は、半分リタイア状態なので東京に出かけるのは久しぶりだ。

学会会場は新宿の京王プラザホテル。

迷子になりそう・・・

そこへは何度か行ったことがあるので、そんなに迷うことは無いだろうと考えていたが、甘かった。

新幹線で新大阪から東京駅に行く。中央線に乗り換えて新宿まで行くのだが、まず一つ目のビックリが、東京駅は中央線の快速しか止まらない事だ。

以前はそうでは無かったように思うのだが、記憶違いかもしれないとも思ったのだが・・・

だけど、車内放送で「水道橋や飯田橋は止まらないので御茶ノ水で乗り換えてくれ」と言っていたので、そうなのかもしれない。

次に困ったのが新宿駅から出てホテルのまでの道のりである。

以前は難なく京王プラザホテルにすんなりと行けたような記憶がある。しかし、駅の改札を出てまわりを見渡しても何も目印となる建物がない。

それでどっちの方向に行くべきかさっぱりわからない。

昔はここで狼狽して右往左往したものだが、年老いた自分はためらわずに駅のインフォメーションを探して窓口のお姉さんに尋ねた。

するとこの前の通りをまっすぐ行って4つ目の交差点で右に曲がってください、という有り難いご指示があった。

後で気がついたのだが、電車の最後尾に近い車両に乗っていたので南口にしか出られなかったのだ。最初から西口広場を目指すつもりならもっとスムーズに行けたのだろう。

話を元に戻して、広い通りをひたすらまっすぐ歩き、4つ目を右に曲がる。

ハテ?どれがホテルなのか、さっぱりわからない。ここでiphoneを取り出してGoogleMapsを開き、ホテルの場所を確認して歩き出しながら、正しい方向に進んでいるのを検証しながらホテルに着いた。

ホテルの前で気がついた。東京都庁に行く通りがまっすぐに通っていて(都庁通り)、目印は東京都庁だったのだ。その道は西口広場へとつながる道、である。 

オピオイドクライシス

無事ホテルにたどり着き、いくつもある会場の一つに入り、色々な話を聞いた。

面白かったのが、米国で働いている日本人医師で薬物中毒の専門家の話であった。アメリカにはオピオイドクライシスという言葉があるように、薬物中毒の中でも合成オピオイドの過剰摂取による中毒死があいついでいるそうで、その最前線の話であった。

処方薬でも違法な合成化合物が入っていたり、次から次へと新しい化合物が作られネットで簡単に入手できるそうで、それをどう検出するかという話の内容で、新型の凄い機能をもつ質量分析器を購入して、化合物を調べているそうだ。

興味のある方は「オピオイドクライシス」で検索してください。次の記事が結構本格的で面白かったです。

製薬会社が米国を滅ぼす鎮痛剤「オピオイド危機」の現実 http://medg.jp/mt/?p=8094

スカイラウンジでランチ

お昼に医局の後輩の先生(女性です)と待ち合わせてランチに行く。

どこに入るか、ホテルの1階にあるレストランを回った。4軒ほど回ったのだがどこも予約で満席である。

どこのお店もランチメニューが一人8000円から9000円だし、こんなに混んでいるなんて、と驚く。

予想外だったのが、対応してくれるお店のマネージャーがらしき人が4人とも一緒に行った相方の方を向いてしか話をせず、自分の方はチラリとも見ない。

いったい、これはどういう事だと思いながらも、向こうは15歳ほど年下なので、夫婦に見えるのなら財布を握っている奥さんに言った方が話がつくと思われた、即ち自分は軽く見られたのかなと、ちょっと不満気に、自分が「それなら、いいです」と話をさえぎって次に回るパターンばかりだったのだ。

流石に4軒とも満席だとガッカリしながらも、スカイラウンジのポスターが目に入る。「ダメもとで行ってみようか」とエレベーターで45階まで上がり、お店に入る。

入ったとたん、目の前に凄いスカイヴューが目に入った。対応してくれたウェイターさんが、「予約が入っており」、ここでまたか、と思ったら「2時間まででしたらお席を用意できますが・・」という答えが返ってきた。

そして席に案内されランチメニュを見たところ、一人あたり2980円かそれくらいの安さである。それに一杯950円のスパークリングワインを頼んで、午後の新宿の眺めを楽しみながら、ゆったりとランチを楽しんだ。

結局、2人で8000円くらいの会計だった。

高いところほど、値段も高いはずだ。実際、夜のバーになると、こんな値段では済まないはずで(レジのまわりにバーテンダー人気投票という用紙が置いてあった)、きっとランチを食べにだけ来る人は少ないので、割安設定にしてあるのだろう。

しかし、内容は60代の私にとっては十分な量だったし、実際美味しかった。逆説的な(高いところが値段が低い)結果で終わったが、それならそれでちゃんと説明できる理由があるのだろうな、だからスカイラウンジも時と場合によれば安く済むという教訓を学びました。

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