道東を発見する旅 第3の人生

ダイエットと筋トレと呼吸法

ダイエット

気がついたら2ヵ月で5キロ痩せていた。

メモを見ると、9月の初めに自分の体重は75.5キロ、ウエスト93センチだったそうだ。

11月15日の体重は70キロ、ウエスト85センチである。

9月の初めごろは、ひたすらベンチプレスの記録を上げようと思って90キロを8回まであげられるようになっていた。

しかし、体重が増えてきて歩くのもフーフーいっていた。

今や、走るのはあまり苦にならなくなり、どこまでも歩けるような気がしている。

こうなったきっかけはちっぽけな出来事である。

ある雨の日の朝、出勤時に勤務先の事務員さんと一緒になった。いつもなら新大阪駅から自転車で来るのだが、その日は雨で歩いてきたそうだ。

その時、フッと思った。「雨の日こそ、車とか濡れない手段で通勤したいものだ。だけど、彼女は雨の日に自転車に乗れず歩いてこなければいけない」。

ひるがえって自分は「晴れの日も雨の日もたった一駅なのに電車出来ている。」

これはひょっとして情けないことではないのか?そうだ、せめて晴れの日は一駅分だけでも歩いてこようと思ったのだ。

その妙な論理が頭に浮かんで自分なりに妙に納得したのだった。

その日の帰りから、毎日一駅分歩くようになった。歩くと知らない町の色んな風景が見えて、歩くのが楽しみになった。

そのうち、お腹があまりすかなくなって職場で「お菓子」を全く食べなくなった。

次にゴールドジムでトレーナーにプロテインの飲み方について指導を受けた。これも情けないことに筋トレは何年もしているのだが、まともにプロテインを飲んだことが無かった。そして毎日、1日3回から4回プロテインを飲む生活が始まった。

朝は普通に卵、ベーコン、野菜、牛乳、バナナを食べて炭水化物は少量、午前と午後にプロテインを30g摂取する。

あっという間に体重が1キロ減り、3キロ減り、そして5キロ減った。

筋トレと呼吸法

これまで自分はダイエットして痩せたら筋トレの記録が落ちるものであると信じていた。

しかし、どうやらそうでもないような気がする。

これもきっかけがある。呼吸法による気功だ。嫁さんが死んでから、すっかり自由になった自分は、10月の初めに10数年ぶりに呼吸法による気功の教室に行った。

久しぶりなのだが、割とすぐに全身の気の流れを意識できるようになった。

教室で、気功(呼吸法)の先生に、痩せたらベンチの記録が下がるという話をすると、「そうでは無いと思う」と断言した。なぜなら、その先生が呼吸法に目覚めるきっかけとなった西野先生は「呼吸が全てを決める」と言っておられるからだと強く仰った。

何かちょっと騙されているような気がしたのだが、そうでもないようだ。

今、現在、75キロの自分が持ち上げていた90キロ8回は無理でも、70キロの体重で80キロ8回、90キロ4回くらい挙げている。

その先生が言うには、呼吸法で全身に気のエネルギーを充満させながら、筋トレをすればいいというのだ。

その論理を記号であらわすと、気感によるエネルギーの充足 >>体感による重量を感じ取る感覚のようなもの、、だそうだ。

そりゃ軽い重量なら可能だけど重くなるとそうはいかない。みな、息をこらえながら一回、一回全身の力をこめて重量をあげるのだ。

だけど、先生の言う通りにやってみた。すると、マックスではなかなか難しいところはあるのだが、80キロなら呼吸を続けながら上げ下げ出来るのだ。

そんな訳で、それほど重量が下がらないまま、筋トレを続けることが出来ている。

逆三角形の身体

そして何よりもビックリしたのが、あまり筋肉量が落ちていないのかもしれないが、「あれ、痩せましたね」と全く言われないことである。

上半身や下半身の筋肉はそのままで、お腹回りがスーッと細くなって、裸になると逆三角形のマッチョタイプになっている。

まさか、67歳でこんなになるなんて、とビックリしている毎日である。

 

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