道東を発見する旅 第3の人生

USJ 時価のチケット 見た覚えのない地下ホーム  

短い真夏

7月に入った。この島では、今日の最低は18度で最高が23度をちょっと超える程度だ。海に浮かぶ小さな島を風が吹き抜けていくためだろうか、最低と最高の気温差がとても小さい。

だから本土にくらべて真夏の感覚が感じられないまま夏が過ぎていく。8月の半ばに30度に届くのが数日あるかどうかだ。だから真夏はあっという間に終わる。

さて、6月の終わりに大阪の「USJ」に行ってきた。

以前から甥に家族ごと連れて行ってやると約束していたので、今回約束を果たしたのだった。

一行は甥の家族と息子の計6人である。その時、感じた自分にとってのサプライズを紹介します。

チケットは時価設定

USJまでの旅費は自分で出させる事にして、自分がチケットとホテル代は受け持つことにした。

ネットでチケットを調べると、入場チケットはネットで購入できるし、会場内で優先入場できるエクスプレスチケットなるものがあるのを知る。

驚いたのが、どちらも完全に時価での販売(日程で金額が大きく変わる)だ。そのうえ、キャンセル無効なのである。

勝手に時価設定と呼んだが、カレンダーで日付を選びその日のチケットの値段を見て予約する。チケット以外に近隣のホテル料金もそうだが、USJが混雑する土日休日には価格が上がる。特にゴールデンウィークともなれば2倍になったりする。

一行の最年少は5歳の子供だったが、ホテル料金が子供と大人が同じ料金なのだ。これにもビックリした。

キャンセル不可なので、もし誰かがコロナにでもかかったり病気になったりすれば無駄金になる。

だからヒヤヒヤしながらその日までを過ごしたが、無事に当日を迎えることが出来た事に感謝している。

客層の変化

20年以上前、まだ嫁さんが元気なころ、2人の息子の4人でUSJに行ったことがある。あの時との大きな違いは客層が大きく変化していたことだ。

多くの客が扮装してキャラクターになり切り楽しんでいる。ハリーポッターのような黒いガウンを着ていたりマリオの帽子をかぶったりしているので子供向けよりも若者から中年へかけての大人が中心の世界になっていた。

高価なチケットや園内の飲食代を考えても、一人当たりの単価が高いので、家族連れでも気楽に行けるところではないのだろう。

甥一家は凄く盛り上がっていて、自分には深く深く感謝してくれていた。

園内では

年老いた自分は、入園直後の120分の行列一回で、嫌気をさして午後はホテルでゴロゴロしていた。結局、参加したアトラクションは4つだけだったが、「スパイダーマン」のアトラクションは行列待ちの建物の内部が、昔のニューヨークの新聞社のセットに感激し、アトラクションも炎とか水とかの仕組みが凄く気に入って満足した。

しかし、5歳の子が「スパイダーマン」から出口からずっとワンワン泣いていた。凄く怖かったらしい。しかし、外に出たとたん、大音響の音楽が聞こえてきた。ハローキティやマリオ、なんだかんだとたくさんのキャラクターが山車に乗って近づいてくる。幼児は一瞬で泣き止んで、マリオ、マリオと叫んで人ごみのなかに入っていた。

それから、自分はホテルでゴロゴロしていたが、夜7時ごろ、甥一家と息子が「クタクタです。ほんとに楽しかったです」と言って帰ってきた。あれこれ見たらしくて万歩計を持っていた甥は、「一日で1万7千歩でした」と言っていた。

自分はさっさとギブアップしていて良かった。

見たことのない地下ホーム

今回、久しぶりに関空着の飛行機を利用した。関空から大阪市内に出るのに「南海電車」と「JR」がある。フラフラとJRの切符売り場に行き、「新大阪」まで行く事にした。

関空からの特急は、海を渡り、対岸のリンクウタウンから堺市を通り抜け大和川を通って天王寺に着いた。そこから特急は環状線に入り、福島駅を通過した。

本来なら、福島を出たらすぐに大阪駅のホームが見えてくる筈だ、ところが、特急は環状線の線路から左に分岐して地下に潜っていく。

「あれ、おかしいな、大阪駅に止まるなら地下に潜っていくはずはない。これじゃ外の景色が見えない、おかしい」と思った瞬間、前方に暗闇の向こうに煌々と明るく輝くホームの景色が出現した。そして「大阪、大阪」とアナウンスがある。

エーッ、こんなホームを見たことがない、なんでこれが大阪駅なんだとキョトンとしていると、すぐ発車して、地下から地上に出て淀川を渡り新大阪駅に着いた。

うめきた地下ホーム

今年の3月、大阪に新しい地下ホームが出来た。マスメディアで話題の顔認証改札口のある「うめきた地下出口」から入り、既存のホームに出来た西口から地下通路を8分歩いていくことができるのだ。

そこで、記憶の海の底から出てきたのが、「特急はるか」は大阪駅に停まることが出来なかったという事実だった。新大阪の次は天王寺だったのだ。

居場所が無くて、大阪駅に止まることが出来なかった「特急はるか」が、ようやく大阪駅に居場所が出来たのだ。以下、動画をご覧ください。

【JR大阪駅】御堂筋口改札から【JR大阪駅】23・24番線ホームまでの行き方

歩いて8分もかかる。

遠いですね。それでも大阪駅のホームから行けば、あまり迷わずに行くことができますよ。

梅田ダンジョンから行くのは難易度が高い

もし、梅田ダンジョンと呼ばれる梅田地下街からここまで行くとすれば無茶苦茶迷い続けるのではないでしょうか

基本的に梅田ダンジョンで迷ったら地上に出て、ビルと地上の道を目印に歩きながら目的地の近くで地下に潜るのがお勧めなのです。

なぜなら、梅田の地下街は地上の道路(御堂筋とか四ツ橋筋、あるは国道2号線)の下に地下街の道があるのです。

ところが、「うめきた地下出口」は、貨物列車の操車場だった広い空き地を区画整理して出来ているので、そこから地上に出ると、開発中の広場の一角に出るのです。

以下、地上のどこから出入りするのか目印をおしえてくれるサイトにリンクを貼っておきます。

梅田ランプ東交差点北西角

https://tsubakit.com/2023/04/01/osaka-umekita-access/

地上から地下口に行くには、阪神高速の入り口のある交差点が目印です。リンクを見てもらえば、地下に行くまで迷路を通っていくようになっています。参考にしてください。

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