~光と影の音色~

 自然の声をPHOTOに

ささやき

2016-04-12 22:03:58 | 【ひとりごと】
カメラを植物に近づけると、まるで囁きが聞こえてきそうな時がありますが、
以下の文は、以前に朝日新聞社の論説委員をしていた女性のコラムです。
 
 退職を機に体調不良を整えようとインドの病養施設に滞在した際、
 肩こり、不眠、ストレスによる湿疹など 延々と続く私の訴えを
 ウンウンと聞き取った医師が 最後に尋ねた言葉。

 「それで、あなたは幸せなの?」。   虚を突かれ! 思わずたじろぐ。

 私達は何かを手に入れて幸せになろうとしている。 モノ、お金。そして健康。  
 でも手に入らなければ不幸なのか? 例えば病人は不幸なのか?
 だとすれば私たちは皆、不幸にまみれて一生を終るのだ。

 だって病と死からは誰も逃れられないもの。
 でも本当は病人だって、モノやお金がなくたって幸せになれるはず。
 肝心なのは何かを手に入れることじゃない。 ハッピーになること。

 「ある」幸せがあるなら「ない」幸せがあったっていいじゃない。
 そう考えると意外なほどに心は浮き立つ。  人生は自由だ。
 そしてどこまでも開かれている。

 アーユーハッピー?
                                            
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