~光と影の音色~

 自然の声をPHOTOに

光と影

2010-01-11 02:06:25 | 【はじめに】
木原和人という写真家を御存知でしょうか。

趣味でカメラを始めた頃は土門拳、秋山庄太郎、浅井慎平、
荒木経惟、篠山紀信など、憧れのプロカメラマンは多数で、
少しでも彼らの技術を真似ようと、作品を見ては押し入れを
改造した自作の暗室に隠り、日々試行錯誤をしておりました。

日本カメラやアサヒカメラといった雑誌に応募をしてみたり、
ゼンザブロニカやマミヤという中判カメラに凝ってみたりetc.
そんなある日カメラ雑誌に「ほんわり」した自然写真が記載
されていて、以来、今日までずっと私にとってはその人が心
の師匠になっています。 (自然写真家の木原和人です)

商社マンからプロの写真家に転向した人で、自然をこよなく
愛してやまず、どの作品にも癒しを感じて、惹かれましたが、
23年前に、残念ながら彼は40歳の若さで他界しています。

先日、ネットで彼の記事を久しぶりに見つけて、あらためて
彼の持つ「光と色」に魅せられまして、この度、初心に返り
ブログタイトルをネイチャーフォトっぽく「光と影の音色」
に変更する事にしました。(内容は変わりませんけど^^;)

その技術も、その感性も、木原和人には遠く及びませんが、
光の柔らかさや色合いや構図がもたらす癒しの写真を求め、
技術的なことや評価を気にせずに自分自身が納得するモノ
を求めながら、これからも撮り続けていきたいと思います。
 

                          
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1 コメント

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Unknown (かーりー)
2010-01-11 18:42:21
自分はその写真家を知らないけど、貴殿の作品はとても心地よく感じる。ある時は絵画のように、ある時はまるで手に触れるように、ある時は一瞬を切り取るように。これからどんな世界を見せてくれるのだろう。楽しみにしている。
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