強風に倒れてしまった樹齢千年とも言われる老木(大銀杏)の「その後の姿」です。
ニュースの映像では根元から横倒しになった無残な倒木が映し出されていましたが、
今はこのように若葉もチラホラ見えるようになり、その生命力には驚かされます。
どんなに立派な大きな体でも、中から少しずつ侵食されると倒れてしまうんですね。
これって私達にも当てはまりそうな教訓ですが・・、大半を切断されてもなお蘇生
しようとするパワーには、何だか目に見えない不思議な自然の理力を感じます。
下の写真は30数年ぶりに「東慶寺(通称:縁切寺)」に立ち寄った時の1枚です。
門を超えたところで着物姿の観光客(?)の女性とスレ違ったのですが、あまりに
日傘を差したその姿が縁切寺に溶け込んでいたので・・振り返って「カシャ」っと。