ラーメン,っていうのは何なんでしょうね。いろんな方が文章で,またテレビの番組で意見,それへの思い入れを語っていらっしゃいます。どのラーメンが好きというのは本当に個人の好みと好き好き。各地方の何とかラーメンというその名前で分類されていますが,僕はどの地方も旨いのもあればまずいのもあり,そしてラーメンで一番手に負えないのが可もなく不可もなくの中間グループ。どうでもいいラーメン。ラーメンでも食おうか、という気分ではいればオッケーだけど,ラーメンを食べようと思って頂くと、短い日本の滞在時間で,またこんなラーメンを食べる羽目になるとは、、。と思ってしまいますが,それでもその店が存続しているのはお客さんが来てるからであってそういうラーメンを美味しいと思って通っているのか,ラーメンでも食おうか,の、のりで来ているお客なのか。それとも好みなのか。ま、そこの看板娘,息子目当ての客ってのもいるのかな?人間の美味しいという感覚も結構ファジーですよね。よく空腹は一番の調味料といいます。でも,腹が減ってる時こそ,僕はもっと味に厳しくなってしまう。それでも空腹如何に加えて,体調,それこそ気分で変わるでしょう。だから,ラーメンでも,と言って,もしあんまり美味しくなかった時の予防線を張っているんじゃないかしら。ラーメンでも,で,別にラーメンじゃなくってもカツどんでも天ぷらそばでもいいんだけどたまたまラーメン食ってるんだからそんなに期待してないもんねー。というスタンス。でも、どうしてここはまーまー美味しいですよと誰かが言って(多分その人にとっては最高に美味しい店?)行った店は,たいがいはずれなんでしょうかね?好みの問題なのか?それとも基本的に一見の店は旨くないのか?でも,街を歩いて初めて入った、自分で発見した店が凄く美味しい事が多多ある。ま、どいうわけか美味しい店とそうじゃない店を見分ける力は長年の経験で備わっているみたいですが。どんなジャンルの料理店でも。で,ラーメンです。前に行った店でもまた次の時に駄目な事がある。本にはよくラーメン店主の談話が載っていて,自分たちは変えてないけど,お客さんは味が違うと文句を言う,とよく書いてあります。そうなんですかね。日本に住んで、ずっといつでもラーメンが食べられる環境にあると、そんな頻繁には行かないとおもいますが,僕は帰国すると一人の昼飯は必ずラーメン,寿司よりうなぎよりラーメン。で今回の3週間の滞在でも16杯,15の店でいただきました。それだけ食べてるから厳しくなるんですかねー。ずっとラーメンに出会ってなくてデュッセルドルフのラーメン屋に行くとたいしたラーメンじゃないのに(失礼)結構喜んで食べてしまいます。ラーメンごときにこだわりすぎですかねー?でも結論はやはりずーっと食べてなくても,食べてないからこそまずいラーメンは食べたくないけど,じゃ,最高に美味しいのが食べられないのならいらないのか?ということで,結局近くにある美味しそうなラーメン屋に,それでも吟味して入り、まずくないと,それこそちょっとでも美味しかったらその幸運に満足してしまいます。だから,ラーメンでも食べるか?と言って人はラーメンを食べに行くんでしょうか。
写真はJR総武線小岩駅北口にある丸幸。ぎょうざで有名な店だそうですが,ラーメンが旨い。新宿の桂花と並んで唯一,いつでも期待を裏切らない店。小岩駅周辺はとにかくラーメン屋さんが沢山あってそれなりに旨い店もあるのですが一軒選ぶとすればこのお店。今回は小岩に3泊しかしていないのでたったの2回というのが心残りです。是非お試しを!と言いたいのですが,ま,たまたま小岩近辺に行った時,ラーメンでも食おうか?と思ったら行ってみてください。
本心は5つ星,絶対お勧めです。