レストラン第二弾は前回に続いてヴァンゼーのMoorlake.なんと言ってもここのいいところは年中無休。夏は外にテーブルを出して相当な賑わい。秋もふけると当然建物の中だけになるわけですが中がまたいい雰囲気なんです。右側がレストランで1階に大きな食堂,2階は大,中の貸し切り部屋。左の建物はカフェ。冬には前の湖は凍てつき、ここへ来る森の中の道も凍るんですが,それでも結構,通年にぎわっているのはやはり美味しい店だからでしょう。雰囲気もいいし,かなり飲み食いしてもひとり30-40ユーロ。11月からはゲンゼ,いわゆるガチョウなんですが,こちらではクリスマスに七面鳥じゃなくこれをいただきます。この店は予約でゲンゼの丸焼きがあります。家でやるにはちょっと大変で,クリスマスにはやはり欠かせないので、ここに11月に入ると必ず予約を入れて4人以上で食べに来ます。コントラバスの恩師,ヴィット先生夫妻とは長年のこの時期のモアラーケのゲンゼは欠かせない行事になっています。先生の奥さんは料理の天才でクリスマス当日には必ず彼女が丸焼きを作るんですが。先生のお宅での美味しいもの話はいずれまた書くことにします。この店で試さなければいけないのはとにかくアイスバイン。そしてイチゴの時期には白アスパラと同じくベーリッツ産のイチゴのデザート。おいしいですよ。
