久々に人物録です。DSOのKB奏者の彼は、カラヤンアカデミー出身。僕の恩師はWitt先生ですが、彼は他の団員同様、カラヤン時代のベルリンフィルを支えたもう一人の第1首席奏者、Zepperitz教授の弟子です。20代初めにこのオーケストラに入った彼はもう勤続35年以上、まだ定年まで10年以上あるのに最も古株の一人です。僕がDSOに出演するようになったのも彼のおかげ。壁崩壊のすぐ後、90年にDSO(当時はRSO Berlin)の団員で構成した小編成のオケでここから西へ200キロ弱の町の教会の仕事がありました。このとき初めて国境の検問なしで東を抜けて西ドイツに行きました。そのときが彼、クリスチャンと僕のKB2本編成。気に入ってくれたのか、普段どこで弾いてる?と訊かれて時々ベルリンフィルと、あとは室内オーケストラで、と答えたらこんど電話するといわれ、すぐそのあとに本当にかかってきてそれからDSOで弾くようになりました。
彼は当時バツイチで、その仕事の時に弾いていた東出身の20歳以上したのバイオリンの学生に一目惚れ。そのあと結婚して、今は3歳になったお嬢さんがいます。
彼は、ベルリンフィルのカラヤン時代のKBセクションの奏法を今に伝える一人ですが、いまだにほんとに良く練習します。子供が生まれてからは家に練習室を作ったので見かけませんが、リハーサルのない日でも、僕が楽器を取りに行ったり、事務局に行ったりで練習所のKB練習室を覗くと、必ず練習してました。それも21時くらいまでは。しかも非常に基礎的な練習を。
バイオリン奏者の親友B.Pappもまたよく練習しますが、オケに入ったり、プロになってもそこが出発点、人生、音楽家なら、ずーっと、練習です。また、楽しく練習できるっていうのは僕等にとって、大事な才能のひとつだと、近頃思います。
彼は当時バツイチで、その仕事の時に弾いていた東出身の20歳以上したのバイオリンの学生に一目惚れ。そのあと結婚して、今は3歳になったお嬢さんがいます。
彼は、ベルリンフィルのカラヤン時代のKBセクションの奏法を今に伝える一人ですが、いまだにほんとに良く練習します。子供が生まれてからは家に練習室を作ったので見かけませんが、リハーサルのない日でも、僕が楽器を取りに行ったり、事務局に行ったりで練習所のKB練習室を覗くと、必ず練習してました。それも21時くらいまでは。しかも非常に基礎的な練習を。
バイオリン奏者の親友B.Pappもまたよく練習しますが、オケに入ったり、プロになってもそこが出発点、人生、音楽家なら、ずーっと、練習です。また、楽しく練習できるっていうのは僕等にとって、大事な才能のひとつだと、近頃思います。
