晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

秋散歩

2015-09-27 16:25:04 | 花探索

久しぶりに 自宅周辺の秋を求めて 散歩に出た。

山間の田んぼでは稲穂が垂れている。不順な天候の今年は 豊作だろうか? 

森にさしかかると 頭上から 「コツン」と どんぐりが落ちてきた。これはクヌギの大きなどんぐりだ。風もないのに、コツン コツンと落ちてくる。 つややかなきれいな実だな。

ツルニンジンは 今が盛りだ

風船みたいな蕾が面白いね

 

キンモクセイは満開になっているが あまり香りを感じないのはなぜだろう?

 

今夜は十五夜。

明日もいいお天気になりそうです

 

 

 

 


読者登録を頂いた皆様へ

2015-09-26 15:36:14 | 日記

このつたないブログですが 時々読者登録をしてくださる方がおられて 恐縮しています。個々に お礼を申し上げていませんでしたが この場で御礼申し上げます。

「kusabana0203」さま  Oさん Mさんのお友達と聞いております。ご主人がお亡くなりになって お辛いこととぞんじます。 ゆっくりと心を癒してください。

「merunori5060」さん ずいぶん以前に登録くださいまして ありがとうございます。大阪北部にお住まいでしょうか? 時々 北の山紀行を読ませていただいています。私のフィールド 大阪南部からは遠くて あまりなじみのないところが多いですが また 読ませていただきます。

「kongouninjya1125」さん いつも美しい金剛山の花々の写真を見せていただいています。 

「dangonotare」さん 紀北にお住まいでしょうか? 歩く範囲が私と重なっているようですね。どこかでお会いしているのかも。 今後ともよろしく。

「ke-n2010」さん、「ke-n2011」さんとは別の方ですか? 2011さんは ヤマレコで 時々お見かけしますが。 三峰山は10年ほど前、春と晩夏に行ったことがあります。あのがけのような斜面一帯にホソバヤマハハコが咲くようで ずいぶん増えていますね。さぞきれいだったことでしょう。シロヤシオがたくさんあったことも覚えています。春には「ハシリドコロ」や 「ヤマシャクヤク」もたくさん咲いていましたよ。そうそう登山口で 「クマガイソウ」をたくさん見せていただきました。懐かしい思い出です。 

私のblog は いつまで続くかわかりませんが できるだけ 書くことを探しながら日々を過ごしたいと思っています。皆様のblogも 読ませていただきます。これからもよろしくお願いいたします。


SW(シルバーウイーク)は好天気

2015-09-23 03:58:24 | 花探索

SWは連日爽やかな好天気となった。 昨日は、花仲間と 千石谷を歩く予定だったが 都合の悪くなった人がいて延期となった。それじゃ一人で秋の山を歩いて来ようと 滝畑の登山口まで車で送ってもらった。

秋の花が 道の縁を飾っている。 木陰になっている林道は風がそよぎ心地よい。 人気もなく ミズヒキ   キンミズヒキ ミゾソバ アケボノソウ ツリフネソウ などの花を見ながら歩く。  お目当ての 「タカネハンショウヅル」が咲き始めている。雑草に紛れて かくれんぼしている。すこし周りの草刈りしてやらねば 負けそうだな。 

 

少し先から ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)まで急な植林の中の道をたどった。ほとんど人が通ることのないような道だが 道しるべのテープが付いているので安心してそれをたどる。ダイトレに出て すこし滝畑方面に後戻り。2番目のお目当て 「カワミドリ」も まだ咲いていた。

ヒヨドリバナには 渡り蝶といわれる 「アサギマダラ」が1頭  (蝶は1頭、2頭と数えるんですって)夢中で蜜を吸っている。

ここから山頂までは雑木林が続く。 キノコのオンパレード。色も 形も 大きさも よくこんなに多彩な造形を作りだしたものだと感心しながら ゆっくりのぼる。

アッ! タマゴタケみっけ! これは間違えないぞ! でもこの山域では めったに見かけない。

どんぐりも 可愛く山肌を埋めている。これはとてもちっちゃな「コナラ」の実

山頂のある萱原に到着。ここは 老若男女、グループや家族連れで大賑わい。 おりしもシルバーウイーク、元気なお年寄りが多い。ススキがきれいだ。

ここまで来ると 私の体も足もクタクタだ。

ススキとシラヤマギク

ハバヤマボクチ

ススキの花

テイショウソウも今年は花つきがいいです。

ツリバナの実がかわいい。

すっかり疲れ切って よたよたと 岩湧寺に着いた。最後の気力を振り絞って.

 「アケボノシュスラン」も渓谷で 素敵な花をつけていました。

下山口では お迎えの車が待ってくれていました。感謝!

 

 

 

 


「タマゴタケ」 のお味は

2015-09-21 16:26:29 | 花探索

さて タマゴタケのお味は・・・・・・

傘の開いたのは 傘の部分はとても柔らかく壊れやすい。 そおっとまな板にのせ  まず バター炒めにする。 軸はしっかりしていて コリコリと触感がいい。バターとよく合い おいしいです。

 

 

それを炊き立てのご飯に乗せて 「タマゴタケご飯」です。

蕾は 天麩羅にしました。癖がなくおいしいです。赤い色は落ちて あの鮮やかさがなくなるのは残念。頂き物の 「アマゴ」「ミョウガ」ほかに インゲン などと ちょっと高級感のある天麩羅になりました。

連れ合いや 息子は 「きのこは・・・・・」と心配そうに手を付けません。おいしいのにね、、、

 


初秋の生石高原

2015-09-19 22:43:15 | 花探索

午後は 生石高原まで足を延ばした。山頂はすすきの原で岩湧山よりずーっと広大で 起伏があり ススキは比較的背が低く 山頂一帯を見晴せる。 出たばかりのススキの穂は濃い赤色 まだ花が見えないものは赤い色の穂だ。そして黄色い小さい花が咲き 穂はピンク色になり 白くなる。それらがグラデーションとなって 高原を埋め尽くし、強い風になびいて おいでおいでしている。 傾いた太陽が 由良方面の海を赤く照らしている。

楽しみな花も多い。

 マツムシソウは 咲き始めでとても美しい。 

マツムシソウ

ホソバヤマハハコ

ツリガネニンジン

メドハギ

サワギキョウ

シオガマギク

アケボノソウ

フシグロ

オミナエシ

秋を満喫して帰路につきました

 

 

 

 

 

 

 


きのこの森へ

2015-09-19 20:48:35 | 花探索

今日は爽やかな秋晴れとなった。どこかへ出かけなくっちゃ。  

昨日友人が行った森で たくさんのタマゴタケが出ていたと電話をくれた。見たことがないので おうちまで見せてもらいに行くと 赤いきれいなキノコをたくさん採ってきて 「食べれるそうだから」 と 分けてくださった。 ネットで調べると タマゴタケ は フランス料理やイタリア料理で使われるようで 高級食材と書いてある。 ぜひ その可愛いキノコの生えているところを見たくて今日はここへ出かけることにする。

その森は 紀北にある 森林公園です。 駐車場には 管理棟やトイレが整備され 車いすでも散策できるようにバリアフリーのトレイルもあり 森の中をなだらかな遊歩道が沢山設けられている。 また 標識が丁寧に森のコースをガイドしている。 今は 咲く花は少ないが 森に入るなりあちこちにきのこが生えている。今年は 雨が多かったので たくさんのキノコが出たそうです。 一番多く生えているのは タマゴタケです。赤い色が目立つ 根元の白い殻から生まれてくるような 可愛いきのこです。

タマゴタケ

いままさに誕生?

傘が大きく開いた タマゴタケです。

タマシロオニタケ は 猛毒キノコ

他にいろんな種類のキノコが出ていますが 名前はほとんどわかりません。

タマゴタケモドキ?

 

展望台からは 南に紀ノ川が川幅広くゆったりと流れ その向こうに 高野山から 龍門山 その奥に 生石高原などが 頭をそろえている。ここを訪れる人は少ないようで 静かな森歩きが楽しめる。春に来ると いろんな花に会えるかもしれません。

 

 あす タマゴタケを食べてみようとおもいます。おいしいかな?  結果は また報告しますね。

 

 

 


自然を知り 自然の中で自分の生き方を知る

2015-09-13 20:07:08 | 花探索

今日は 岩湧の森にある四季彩館で 京都光華女子大学教授の菅井啓之氏の講演&観察会が行われた。 テーマは「目の前のいのちの営みから全体の自然を考えよう。普段何気なく見ていたり、見逃していたものをじっくり観てみましょう。」ということだった。

講座を要約すると 

自然観察会というと つい 植物をいろいろ見つけて名前を同定して 自然に近づいたような気がしているが それだけでは 自然全体を知ることにはならない。葉の形状についても なぜそのような形をしているのかを考えてみる。モミジはなぜあのように切れ込みのある形をしているのか? 秋海棠の葉は なぜあのようにいがんだような形をしているのか? 杉の木はどうして天空にむかってまっすぐ伸びていくのか? 途中で2本に分かれているのはなぜか? 岩湧寺の建物(多宝塔)は周囲に植えられた杉とどういうかかわりがあるのか? また四季彩館の天井に貼られた木材にある黒いフシがあるのはなぜか? フシとはなにか? フシのない材木は どういう形で生えていた樹木か?  等々 植物を取り巻く環境を考えて すべての生き物のいのちの大切さを感じ 動物たちとのかかわりも含めて自然全体を考え、洞察することが とても楽しく また 自然を知ることである。  ということだったと思う。

今まで 考えたことのないテーマで 目から鱗のような 講演会でした。 

いろんな形をした葉とそれの持つ意味は?

カヤの木の葉 と 実

カヤの芽生え(5年生)

杉の樹形 

白いシュウカイドウも咲いています。シュウカイドウの葉は 左右対称ではなく なぜあんな「いがんだ形」をしているのでしょう?


長雨がやんで・・・・ 

2015-09-11 11:39:52 | 花探索

当地では久しぶりに 太陽を見ましたが 関東地方や東北地方では まだ 雨が続いているところもあり 大災害になりました。新たに 宮城県でも川の堤防が決壊し 濁流の海が広がっています。 またまた 家屋や田畑が濁流の中に飲み込まれています。自衛隊が 懸命に救出活動をしています。 本当につらい風景です。 

我が家の庭で 太陽を見た「リンドウ」が大きく花弁を広げています。(晴れなければ花は開きません) 被災地にも 太陽の光が届きますように。

  

 

 


実りの秋

2015-09-10 13:37:25 | 日記

9月になって あの猛暑は一気に影を潜めたが 秋雨前線 と台風で 毎日毎日雨が降る。今日は 台風18号が東海地方を通って日本海に抜けたのに 栃木県や茨城県では 今までに経験のない多雨量で 大きな河川(鬼怒川など)も 濁流が川幅いっぱいに増水して激流となり  堤防を越えたり、決壊したりして 住宅や田畑が冠水し  人々が家の中で孤立し 家が土砂や増水した水につぶされたり 流されたりして大変な被害が出ている。 ニュースでは 家に取り残された人がヘリで救出される情景が 映し出されている。 近年 大雨による災害 や 先日来各地で発生した竜巻など 本当に異常気象だ。 こんなひどい光景を 何度見ることだろう。 これらの災害は 地球の温暖化が大きく原因しているのではないだろうか?

ここ河内長野は 古老の話では 「災害の少ない地で」ということで 私達は天候の心配はあまりしたことがないが 4年前の十津川流域の災害も 村の集落を飲みこんだのは記憶に新しい。 今また恐ろしい光景が テレビで報道し続けられている。 どうか 少しでも災害を食い止められますようにと祈る。

私は果物が大好きで 被災地の方には申し訳ないが お気楽に 奈良の大淀町まで梨を買いに出かけた。 当地も激しい雨が降ったりやんだりを繰り返しているが 災害になるほどでもない。 大阿太高原の中の農道の両側は 梨畑が続き 農家の人たちが家族総出で 収穫や 作業小屋で選別をしておられ 道路に面するところでは 梨の直売をしておられる。

  

お盆過ぎから 収穫が始まったようで ここでは 「甘水」「幸水」「豊水」と推移し これからは「20世紀」の収穫になるようだ。 梨はみずみずしく甘くおいしい。 私は 店先に並んだ商品もたっぷり購入して おまけに 商品にはならない傷ついた梨や、小さい梨を ジャム用に沢山くださるのががうれしい。帰宅して 実の柔らかい豊水をお鍋いっぱいにジャムを作る。 これでしばらく朝食用の果物やジャムに事欠くことはない。

近くの畑では そばの花が畑を埋め 道沿いで 山栗(シバグリ)も 可愛い実をつけている。実りの秋はこれからも続く。

 

 

 


花の文化園散歩- 日本で自生する秋の山野草

2015-09-05 19:30:39 | 花探索

じめじめした天気が続いたが 昨日と今日は 陽射しがあり 散歩がてら 花の文化園を訪ねた。気にかかっていた「レンゲショウマ」はきれいに咲いただろうか?  「レンゲショウマ」は 関東地方や中部地方で自生するのが知られているが 近畿地方ではあまり聞かない。以前 京都府立植物園で咲いているのを見たが 細々と咲いていた。花の文化園のレンゲショウマは 7月中ごろに見たときは 15個ほどのつぼみをつけていたが 8月も終わりになって やっと咲いたようだ。 しかしそれらがが一気に咲いたようでもなく 今日は3輪ほど開花していた。 この地では暑すぎるのか あまり生育が旺盛のようではない。それでも 何とか大好きな「レンゲショウマ」を見ることができた。

 

ほかに 珍しい花では 「タヌキマメ」が咲き始めていた。萼片が茶色の毛でおおわれなんとなく狸のシッポと顔に見えるかな?これも大阪では絶滅危惧Ⅱ類。自生しているのは見たことがありません。

 

「タニジャコウソウ」って名札が付いていましたが?・・・タニジャコウソウも 大阪府では絶滅危惧Ⅰ類。この近くでは和歌山の三石山近くで咲いています。でもこれは 「ジャコウソウ」 じゃないかな? (6日 文化園に電話したら 調査して 間違っていたと 返事がありました。)

ジャコウソウです

(左)根古川支流のタニジャコウソウ(2009.9.12撮影)  (右)金剛山のジャコウソウ(2006.9.9撮影)

  

ジャコウソウとタニジャコウソウとの違いは 花に茎があるか(花柄) ないかの違いが分かりやすいです。ジャコウソウといっても 香りは感じません。

 

「カリガネソウ」は ちょっと変わった形。きれいな花ですが 独特のにおいはちょっと・・・・ 文化園でたくさん咲いていました

 

ススキの根元では 「ナンバンギセル」が咲いています。 岩湧山で見るのは「オオナンバンギセル」で8月はじめから開花します。 こちらのほうが開花時期が遅いのかな?

「キレンゲショウマ」もまだ元気に咲いていました。開花期が長いですね。これは 宮尾登美子の書いた徳島県剣山に咲く「天涯の花」です。

今頃は花も少ないだろうと思って行った散歩道でしたが この暑さの中でもたくさんの花が咲いていました。