晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

秋空の下で

2017-10-31 21:22:09 | 花探索

今日は秋晴れになりそうだ。布団を干して、近くの湿地へ。 「ウメバチソウ」が大分咲きそろい 「イヌセンブリ」も咲き始めた。湿地の地主さんの山間の畑でみかんがぎっしり実をつけている。今年は豊作のようだ。 花仲間が 私と同じように「ウメバチソウ」を見に来ていた。「今から岩湧山へ行く」と聞いて 「私も行く」と同行することにした。 家に戻り布団を取り入れ、あわててお弁当を作り 家を飛び出した。 真っ青な空。気温は低いが暖かい太陽が心を弾ませる。

先日来の大雨で 岩湧山も相当荒れているようだ。 鈍い歩みながら 急坂の道を上がっていく。 木々は少しづつ色づいて「シラキ」は一際黄色く輝いている。 2時やっとのことで山頂に出た。 ススキが花の盛りを過ぎてふわふわ種を飛ばしている あの大雨にも負けずに「センブリ」がたくさん咲いている。 「リンドウ」もススキの中でブルーに輝いている。 同行者は まだ遠くに咲く「キッコウハグマ」を見に行くというが 私は体力の限界。そこで別れてブラブラ戻ることにした。 通行止めになっている岩湧の道を視察がてら行ってみよう。  山道は杉の葉で埋め尽くされている。2回の台風で落ちたものだ。 帰路に選んだ道は 各所で土砂崩れや 小さな沢を流れる大量の水が 大きな岩をごろごろ落として道をふさいでいる。通る人はもちろんいない。 3時を過ぎると山影になるこの道は急に薄暗くなる。 丁寧に足を運びながら やっと登山口に戻ってくると もうくたくたになっていた。 疲れたけれど 今日また山頂まで行くことが出来たことがうれしかった。 

センブリ

センブリ

リンドウ

キキョウ科のリンドウは2年草のため 傍に来年のための根生葉が育っている

 

湿地に咲く「イヌセンブリ」