勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

「Unplugged」 エリック・クラプトン

2016-09-17 02:39:51 | 音楽
一応、クラプトンの代表作の一つであり、世に「Unplugged」ブームを巻き起こすきっかけになったという意味で、ロック史上、重要なライブ・アルバムではあるのだとは思う。
ただ、個人的には、どうもイマイチな印象がある。

まず、元々が、クラプトンは、あまり得意とするアーチストではない。
ロック史上、非常に重要なアーチストだし、彼が発表した楽曲の中には、だれもが認める名曲といわれるものが数多くあるし、そういったものは、個人的には好きではある。
ただ、彼の場合、かなりブルース臭が強いアーチストであると言えるわけで、個人的に、あまりブルースというものに、それほどの興味がわかないので、どうしても、全体的には、それほど好きなアーチストであるということにはならない。
で、このアルバムは、どうも、そういう彼のブルース的な部分が色濃く出ているような気がして、イマイチな印象になってしまうのである。
しかしながら、それならば、単純にこのアルバムを無視すればいいだけの話なのだが、そうならないのは、私は、彼の代表曲である「レイラ」が大好きである。しかしながら、オリジナルアルバムで楽しむには、ほかの楽曲のブルース的な部分がダメなので、ベスト盤で楽しもうと思うのだが、どういうわけか、彼のベスト盤に収録されている「「レイラ」は、このアルバムのバージョンであることが多い。
困ったものである。


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