そんな日のこと。

いらっしゃい。

レーシャル・マージやってます(エルル編)

2014-05-11 21:25:26 | レーシャル・マージ
レーシャルマージ攻略中です
今回はエルルさんについて感想書いていきますね
(ネタバレしてるんで注意です)

エルル・アーリスについて・・・
王都に公演に来たサーカス団のメンバーで、滅びの民の女の子

滅びの民とはウィル達の暮らす王国と過去に対立し、戦争によって滅ぼされた国の国民達を指す言葉であり
エルルさんはその子孫ということですね

敗戦国の民ということで、王国の国民より身分が低く、大半の王国民からは蔑みの対象となっています
基礎的な勉学も受けさせてもらえず、危険な仕事を率先してやらされたり、人身売買の対象になっていたりと差別的な扱いをされることが多いみたいですね・・・

実際エルルさんもサーカスで命綱無しで空中ブランコなど危険な技に挑戦したりするなど、いつ命を落としてもおかしく無い状況で
例え命は落とさなくても、いずれは情婦として売られる未来が待っていると境遇は悲惨だったりします

エルルさんは滅びの民の立場を十分理解しているので、基本王国民と交流することを良しとはしません

理由は「滅びの民である私と関わると、迷惑がかかるから」との事
この他にもエルルさんは、哀愁漂う台詞を発することが多く
今の立場を受け入れてしまった感が半端ないため
見ているこちらが切なくなることが多いですね・・・

と、立場的に大きなハンデを背負っているエルルさんですが
性格は明るく元気で素直で健気と、登場人物中で一番純粋そうな印象を受ける優しい女の子だったりします
被差別民という待遇で、ここまで曇りない性格に育ったのは奇跡といえるでしょう

また、苛酷な環境で育ってきたせいか、芯も強く女性陣によるウィル争奪戦においても
フィリスさんがウィルに好意を寄せていることを知りつつも、身を引かず正面きってウィルへの想いを打ち明けるなど大胆なところも
王族に滅びの民が張り合うという、一歩間違えば命を落としかねない(まあ、フィリスさんがそんなことをするわけが無いですし、エルルさんも信頼してるから打ち明けたんでしょうが)こともやってのける豪胆さには感服いたしました
命がけで愛されるウィルが羨ましいですね・・・

さらに向上心も強く、文字の読み書きや数字の計算などを教えてるという言葉に喜んで飛びつき
高いモチベーションで勉学に励むなど、スキルアップに対する姿勢は私も見習わなければと想うほど
サーカスの高難度技にも難度も練習を重ねて習得する描写があるので全ての物事に対し真摯に取り組む性分なのでしょう。う~ん好印象

と、性格良すぎなエルルさんですが、能力自体も高く、サーカス業で養ってきた身体能力の高さは勿論
読み書きすらままならなかった状態から、一年足らずで、高難度の学院入学試験に合格するなど吸収の速さは天賦のものを持っていて
さらに滅びの民の特性で動物に好かれやすいという、生まれもってのムツゴロウ体質と規格外

欠点といえば自分を卑下しやすいこと(これも生い立ちを考えれば仕方ないですが)ぐらいで、基本ハイスペックの化け物です
流石魔法を操っていたという民族の末裔、能力はかなり高いみたいですね・・・

個人的にアリシアさんと並ぶ本作№1キャラクター
どちらが一位を決めるとか私には無理でした
どっちも良いってことで

ちなみに、先日のバナーキャンペーンではエルルさんを描いてみたりしました
時間があればアリシアさんも描いてみたいですねぇ・・・

シナリオについて・・・
序盤は、ウィル達がサーカス団からエルルさんを開放する流れになります

エルルさんの今後の人生に悲観したウィルは、何とか状況を打破しようと
サーカス団の団長に掛け合いエルルさんの解放を要求するのですが
団長は「金を出さんとエルルはやらん」と突っ返すことに
そして、身請けにかかる費用はムルムル三体分と途方も無い金額でした

共通ルートではムルムル一体分にお金を稼ぐだけで、四苦八苦していたので
それが三倍となっては、流石のウィルも首が回らず絶望感にさいなまされることに・・・

エルルさんの運命は変えられないのか・・・と、思いきや
そこで登場したるはウィルの愉快な仲間達筆頭のフィリス王妹でした

フィリスさんは王国内での人身売買は違法であることを団長に通告
更にムルムル三倍という値段が法外であることを看破しエルルさんを適正な価格で団長から引き受けることに成功します。
流石フィリスさん、王族パワー最高です!!

というわけで、サーカス団から開放されたエルルさんですが
感極まって「私なんかの為に・・・」と泣き出してしまいます
それを聞いたフィリスさんは「私「なんか」とはなんだ。エルルは私の良き友であろう」と諭すことに
ここに滅びの民と王族の間に友情が芽生え始めるのでした・・・

と、結構熱い展開が繰り広げられるのですが
アリシアルートでは過程が違うとはいえ「エルルは私が買い取った」とフィリスさんの一言だけで
サーカス団脱退問題が片付いてしまったりします
ウィルの悩みは一体・・・

このシーンはエルルさんとともにフィリスさんの見せ場でもあるので共通ルートのほうが良かったんじゃないかと思ったりして

中盤は女性陣とのウィル争奪戦において決死の思いで挑んだエルルさんが見事勝利、ウィルと想いを育んでいく展開になります
えー、サーカス脱退問題の後、誰がウィルの恋人の座に納まるかという展開になるのですが
先の件でエルルさんはウィルに想いを寄せており、女性陣の前でウィルへの想いを堂々と発言します

他のメンバーも、ウィルへの好意は告白し争奪戦の様相を呈するのですが
滅びの民が、王族に張り合うという事の意味。エルルが命を投げ出さん勢いでウィルのことを愛していることに気づき、敵わないと悟ったアリシア&メリルは戦線離脱

王族と一騎打ちとなったところで、エルルさんがフィリスさんに、いかにウィルのことを愛しているかを告白
その告白をお約束運命のいたずらで聞いてしまったウィルは、エルルを惚れさせた責任を取ってエルルさんと恋仲になることを決断
ここでウィル、エルルのカップルが誕生するのでした・・・そんな理由で人生の伴侶決めて大丈夫か?

そこからは、互いに想いを育んでいく・・・のですが、アリシア編同様丁寧な描写で好感は持てるのですが
滅びの民であることに負い目があるエルルさんがウィルの重石にならないか気にしてしまう上に
ウィルから本気の告白を受けていないので、ウィルからの想いを完全に信頼できず不安視しているので
アリシア編と比べニヤニヤ度はやや控えめか

更にラミアさんからウィルが滅びの民であることを知らされてしまい、今度はウィルの人生も心配することに・・・
差別を中心に話が進んでいくので雰囲気はやや暗めでしたね・・・テーマがテーマなので仕方ありませんがね・・・

終盤はウィルが滅びの民が暴露されてしまうものの、それがマイナス所かプラスに作用し王立選抜学院が滅びの民向けに門戸を開放、エルルさんが学院に通えるようになるという展開になります
えー、中盤にてエルルさんにウィルが滅びの民であることを暴露したラミアさんですが、状況が何も変わらないことにいらだったのか今度はウィルに直接「お前は滅びの民だ」と告げる事になります

・・・が、身分の差など興味が無い、全ての人間は対等という理念の下で動いているウィルにとって「あぁ、そうなんすか」程度の話にしか感じ取れない様子
被差別民という事実を突きつけられても全く動じない姿から、今までの人間皆平等発言が偽りでなく本心だということが分かる良シーンで
その事実を知ったエルルさんはウィルの信念に感動し涙を流すことに。結果的にウィルへの想いを増幅させる結果になりました
また自分の身を心から案じてくれたエルルさんに対するウィルの想いも増幅、互いの絆はより深まり、体を重ねることとなりました・・・ラミアさん逆効果だったみたいっすよ

その後仲間には隠し事をしないウィルの性格上、仲間達に自分が滅びの民であることを告げるウィル
そして、その事実を知ったフィリスさんは主席のウィル、驚異的なスピードで知識を吸収するエルルを見て滅びの民の才の高さに感服することに
兄である王に滅びの民に学院の門戸を開放してはどうかと直言します・・・風向きが変わってきましたね

そして優秀な人材へ学院の門戸を閉ざしたままなのは惜しいと王も考えたのか、学院が滅びの民向けに門戸を開放することが決定
学院側が急な進路変更に反発し、滅びの民に学院で学ぶ資質があるのかを問うため、臨時試験をエルルさんに課すものの
優秀な教師であるウィルの指導もあり実技座学ともに合格、遂に学院の門戸を完全に開くことに成功します。風が・・・来る・・・!差別なき時代の風が・・・!

最高の成果を上げたエルルさんに対しウィルがねぎらいの言葉をかけるとともに改めて本気の愛を告白
ウィルの事をずっとみてきたエルルさんにとって、その言葉に疑いの余地はもうなく、その想いを完全に受け入れることに
遂に二人は信頼しあった人生のパートナーとなるのでした

・・・ラミアさん完全に逆効果だったみたいっすよ
(ただラミアさんも、お人よしが仇となり死んだ人間を見た過去があったため、しょっぱい悪さと言うより現実の無情さを理解させる為に滅びの民を暴露した可能性が高いです
最終的には二人を応援する立場をとるので、強い悪意はなかった様子。不器用な愛と捕らえれば萌えられないことも無い・・・うん、無いですね)

そしてエピローグ、無事本試験を突破し滅びの民一期生として学院の制服に身を包んだエルルさんが表示されます
滅びの民に希望を与えたウィルとエルルさん
将来の展望を語り口付けを交わし、ずっとずっと一緒に居る事を誓い合うのでした・・・

えー、中盤のもどかしさを吹っ飛ばす後半の良さが印象に残る良シナリオでした
アリシア編と比べイチャラブ度では劣るものの、全ての滅びの民を巻き込んだ大団円の良さは上回っている為
結果同等の良さって感じですねぇ・・・シナリオでも優劣付けられないですね

気になったところについて・・・
えー、人によっては数十年続いた差別問題があっさり片付く事に、ご都合主義感を感じるかもしれないですね・・・
サッカーのバナナ事件とかバスケットボールのオーナーの発言とか見てますと、この手の問題は相当根が深そうですからねぇ・・・

次は、アリシア編よりは深く掘り下げられたものの、結局ザティア村がらみの謎は解けなかったところか
あ、でもザティア村にお婆さんがいることは分かりましたね

オール爺さんとかいう、口マン溢れる村じゃなくて良かったですハイ

後はやはりフィリスさんがエルルさんを救出するタイミングですかね
盛り上がるシーンが他ルートだと一言で終わるのはちょっと・・・

エロシーンについて・・・
純情なエルルさんですが意外と積極的で、草むらにウィルを引き倒して求めるなど結構情熱的だったり
そして極まると、潮噴いたり、尿噴いたりと結構なドスケベボディですね・・・

アリシアさんも媚薬飲んだときのはっちゃけぶりは、なかなかの物だったですし
やはり真面目人間はスケベという説は有力なのか・・・?

ちなみに全てのシーンでウィルさん「三連射」を達成していたりします
ウィル。お前もスケベか

なお、エルルさんはクンニシーンが二回だったり
アリシア編にもありましたし、そちらに力を入れてくれるのは素直に嬉しいですね

エルルさんについてはこんなところですね
それでは今回はこの辺で

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