コットンボール

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朱蒙ついに最終回!

2009-12-17 21:58:07 | 008 趣味
調べて見たら今年のワタシの誕生日の2日後から始まった”朱蒙”
9ケ月も欠かさず初日の木曜日に視聴してしまった。

最初はダサくてダメダメの王子だったのが最終回には誰からも尊敬される高句麗の王となった。

毎週木曜日は”朱蒙”の日だったので、来週からどうしよう・・・。
こんな大作を見たあとは何も見る気がしない。

実際、TVでやっている3ヶ月クールのドラマが軽すぎて軽すぎてどれも見る気がしなくなってしまい、今録画予約してるものと言えば全部”お笑い系”(笑)
どっちが軽いねん!というツッコミはおいといてっと。

しかし、まぁ、韓国ドラマの特徴と言うか。
女性の描き方が極端。


朱蒙の義理の父に当たるクムワ王のお妃と、長男の嫁・・・
まぁ、この二人はこれでもかこれでもかとものすごい根性悪に描いてある。

片や朱蒙の実母(ユファ)と奥さん(イエソヤ)と妃(ソソノ)は、絵に書いたような非の打ち所が無い完璧な女性に描いてある。
当然、いじめられるけれどメゲない強い意志も持っている。
まぁ、それがドラマを盛り上げる為の重要な要素ではあるんだろうけども。

クムワをはじめとして、長男の王子も長男の嫁もそれはそれは悪どい事ばかりして、根性悪なんだけど。。。


なんだろうな。
人は生まれた時から悪人ではないわけで。。。
そこまで根性悪になってしまった背景が見えるだけに、なんとも切なくもあり。。。


だって、長男なんて抱っこもしてもらえなかったわけですよ。。。
血のつながった長男だというのに、
側室であるユファに一方的に想いを寄せるクムワ王は、血のつながっていない第3の王子である朱蒙ばかりを気に掛ける。
そりゃ、長男だって正室だって根性悪にもなりますわな(笑)


そして多くの場合、正室は政略結婚が多いわけで。
政略結婚でも平気な人はそれでいいんでしょうけど、クムワの妃はやっぱり「愛されたかった」と。
「大奥」でも、木村多江さんが政略結婚で正室になった役を演じて、そんな事を言ってる場面があったなぁ。
あの物悲しい表情の木村多江さん、素敵でした。
(クムワの妃は、そんな物悲しい表情は見せなかったけれど。)

反対に、朱蒙の正室のイエソヤ。
この人、ちっとも悪くないんです。
いい人に描いてあります。
だけど、なんか暗い。。。重い。。。関西弁で言うなら「辛気臭い」(^^;)
言葉を選ばないでズバッと言うなら、「うっとおしい」(^^;;;;
さらにさらに止める人がいなかったら、もっと言っちゃう。

えーーい! 足手まとい!! (^^;)

そりゃ、命を助けてもらった恩人ではあるけれど、ソソノの方がもっと朱蒙を助けてる。
同情で結婚したんじゃないんだろうか?>朱蒙


イエソヤは誰もが「守ってあげなきゃ!」と思わせる。
けれど内面は結構強くてそれほど弱いわけじゃない。
朱蒙の子分でも十分に守れる。
そういえば昔、「ゆうき奈江」さんという女優さんがいたけれど。
まさにあんなタイプ(笑)


けれど、ソソノは朱蒙の子分ぐらいじゃ無理。
朱蒙ぐらい強くないとソソノは守れない。
だから、ソソノを守ってあげたいという男はいない。
イエソヤはかなり長いこと監禁されていたけど、ソソノなら自力で脱出できてたんじゃないかな。

イエソヤとユファが長いこと監禁されてたから、朱蒙も行く手を随分阻まれた。
ユファはクムワが手放そうとしなかったからわかるとしても、、、
イエソヤはねぇ。。。

まぁ、そんなところが「足手まとい」と思ってしまったのかも。。。


で、朱蒙は結局、イエソヤとソソノ。
両方共、愛していたのでしょうか。。。?
それとも、やっぱり・・・ソソノだけ??

おっと、これは恋愛映画ではないのですが。。。
いや、そこを唯一。
朱蒙に聞いてみたかった。。。