聖書に次ぐベストセラーなんだそうですね。恥ずかしながら初めて知りました。
自己啓発本の元祖ともいうべきこの本を紹介されていたメルマガで特に心に残ったのが・・・
「議論に負けても、その人の意見は変わらない」
という一文。
「人を動かす」という本なのに、人を動かすコツは「議論をしない」ことで、人を説得するには「議論をしない」事が鉄則なんだそう。
議論に負けた方は劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するだけ。
ここで一番やってはいけないことは、自分の正しさを証明するために議論して、相手を負かすこと。
もう、相手はもっと頑なになってしまいます。
なるほど。ものすごく納得してしまいました。
ちょうど「北風と太陽」のお話にもちょっと似てますよね。
私がやってしまうのは、、、意外と思われがちですが。。。
「議論で相手を負かすこと」・・・ではなく、「相手に屈服して自分のやりたいことを曲げてしまう」ことの方が多いのです。
だから、劣等感を持ってしまうのかもしれません。
かと言って、議論で相手を負かす事はもっと嫌です。
私も正しい、あなたも正しい、という結論に至るような論点を考え出すために、知恵を絞りましょう。
相手の間違いを指摘しても、百害あって一利なしです。
相手を負かすことのないように、相手の意見に耳を傾けることと、お互いが違いを認め合い、お互いに正しいという結論になるように、脳に汗をかくほど知恵を絞りましょう。
そうです！
私が目指しているのはまさにコレです。
「あなたの考えはわかった。わたしはやらないけどね」
そう。私はずっとこういうスタンスが好きでした。
こういう風に言える相手、こういう風に言ってくれる相手との関係が長く続いていくような気がします。
恐らく今後も私はこれで行きます。いや、これでいいんだ！
私の考えは間違ってなかった。
劣等感を少しでもなくして、ちょっとは自信を持ってもいいかなと思えることができた今日はちょっといい日でした。