「私、明後日、鹿児島へ行って来るの」
突然、彼女が言った。
びっくりして、聞き返す。
「え?出張か何か?」
「ううん。その日、仕事ないし。飛行機の空席見てたら席が空いてたから行って来ようと思って。」
と言って、彼女は楽しそうに話しだした。
滞在時間が数時間しかない事。
砂風呂の予約が取れなかった事。
鹿児島空港から行きたい所へはどこも数時間かかり、1箇所しか行けないだろうということ。
ダンナ様のこと。娘さんの事。東京での新居の事・・・etc
私はただうなづいて聞いているだけ。
そして、私はてっきり私に心を開いてくれているものとばかりに、聞き返すと。
彼女は笑って質問には答えず、また続きを話し出す。
どうも私の周りにはこういう人間が少なからず存在する。
私はいつも肩すかしをくらう。
苛立ちを隠せない反面、私がとてもできないことをいとも簡単に、さらりとやってのける。
悔しいけど、ステキだなと思ってしまう。
突然、彼女が言った。
びっくりして、聞き返す。
「え?出張か何か?」
「ううん。その日、仕事ないし。飛行機の空席見てたら席が空いてたから行って来ようと思って。」
と言って、彼女は楽しそうに話しだした。
滞在時間が数時間しかない事。
砂風呂の予約が取れなかった事。
鹿児島空港から行きたい所へはどこも数時間かかり、1箇所しか行けないだろうということ。
ダンナ様のこと。娘さんの事。東京での新居の事・・・etc
私はただうなづいて聞いているだけ。
そして、私はてっきり私に心を開いてくれているものとばかりに、聞き返すと。
彼女は笑って質問には答えず、また続きを話し出す。
どうも私の周りにはこういう人間が少なからず存在する。
私はいつも肩すかしをくらう。
苛立ちを隠せない反面、私がとてもできないことをいとも簡単に、さらりとやってのける。
悔しいけど、ステキだなと思ってしまう。