トロント 第3弾

もう、終わったかと思いきや、まだ続くトロント話

えぇ　しつこい

まぁ、だんな、そう言わずに聞いてくんなまし

トロント最終日、ゆっくり寝さしてもらって、買い物を済ませ、後は帰るのみ

フィラデルフィアまで、1時間半のフライト
一応、国際線という事もあり、5時の飛行機だったけど、2時半位にチェックイン。
すると、掲示板には私達の飛行機は、7時に遅れるとの表示
フィラデルフィア行きは、3時半もあり、それに振り替えてくれるようにお願いしてみるが、答えは「No」
「6時に来て下さい」
とだけ言われ、しょうがなく6時まで空港で時間をつぶす事に

しかし、空港で時間潰すと言ったて・・・

仕方なくCAFEでビールでも飲んでいると、
隣に50代位のカナディアン夫婦が座って来て、一言二言話しているうちに、
意気投合
楽しくっても進む進む
なんだかんだで、1時間以上は喋ってました
にしても、いい人たちだった・・・
つたない英語しか喋れない私達と、長時間付き合ってくれて
最後には、ハグハグされて、なんか嬉しかった

お酒も入って気分良くなった私達は、早めに入ろうと、
5時位には、税関へ
ここでは、アメリカへの入国審査もやってしまうらしい・・・
二人で呼ばれてカウンターへ
「お酒飲んでますか？」
「ちょっとだけ」

「今度から、飲まないように」



税関で注意されちゃいました

しかし、上機嫌の二人は、

「注意されちった、注意されちった、税関で注意されちった」

もう、酔っ払いに何を言っても遅いのです

が、しかしこの後、酔いも冷める出来事が二人に降りかかろうとは、このときの二人は知る由も無かった・・・

出発ゲートに到着した二人は、フライト時間を確認・・・
掲示板を見ると私達の便の隣にはCANCELEDと確かに書かれている



慌ててカウンターへ
「どうしたらいいんですか」
「とりあえず、ピッツバーグ行きの飛行機を待たせてあるからそれに乗って」
「って、それからは？」
「それからは、大丈夫」
「じゃ、チケットください」
「チケットは出せない。ちゃんと連絡しておくから」
「じゃ、今持っているチケット返してください」
「いや、これは返せない」
それから、もっくんバリのかっこいいお兄さんは、私達にシート名だけ書かれたメモを渡し、急いで行く様にせかす。
走ってゲートに入るとそこには、ちっちゃい、ちっちゃい
プロペラ機ですかぁ
「空いている席に座ってください」
スッチーに急かされて座席を見つけるが・・・
もしかしてここ
バスでいう、一番後ろの真ん中席・・・
そうです、遠足の時目立ちたがり屋さんが座りたがる席・・・
って私
でっかい外人さんに挟まれて、ちっちゃくなってだんな様が座ることに・・・
すまんよー

結局、ピッツバーグへの到着は7時半
車でいける距離、2時間のフライト
さすがプロペラ機

急いで、フィラデルフィア行きのゲートへ
「チケットがない人は、乗れません」
ほら来た
もっくんめー
仕方なく、カウンターまで行き、怒り奮闘でチケットをなんとか発行してもらって搭乗

それから、1時間ちょっとのフライトで、なんとかフィラデルフィアに帰っていました

にしても、遠かったぁ

これなら、車で帰って来れたじゃないですかぁ

皆さん、USエアには、ご注意です


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