少年トッパ

<10年9月11日公開作> 『ネコを探して』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『ネコを探して』(フランス)89分
 ネコと人間の関係にスポットを当てたドキュメンタリー……らしい。日本の駅長ネコ「たま」も出ているそうです。ネコ好き必見っぽいですね。
※上映館/名演小劇場

『悪人』(日本)139分
 吉田修一の同名小説の映画化。監督は『青~chong~』『フラガール』などの李相日で、妻夫木聡、深津絵里、満島ひかりなどが出演。それ以外は何も知らない状態で臨みます。
 と思ってたら、深津絵里がこの作品でモントリオール映画祭最優秀女優賞に選ばれましたね。めでたい!
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『名前のない女たち』(日本)105分
 ベストセラーになったノンフィクションの映画化。AV業界の過酷な舞台裏が赤裸々描かれているそうです。見応えありそう。
※上映館/シネマスコーレ

『ルンバ!』(フランス・ベルギー)77分/『アイスバーグ!』(フランス・ベルギー)87分
 ベルギーで道化師として活動していたドミニク・アベル&フィオナ・ゴードン夫妻の監督&主演作2本立て。サイレント・タッチのコメディだそうです。予告編の印象では、とっても面白そう。
※上映館/名古屋シネマテーク

『君が踊る、夏』(日本)123分
 高知を舞台に、よさこいに情熱を注ぐ若者と難病の少女との心の交流を描く感動作……らしい。主演は溝端淳平。『20世紀少年』シリーズで頭角を現した木南晴夏も出演。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ゾンビランド』(アメリカ)88分
 ゾンビが支配するようになってしまった世界を描くホラー・コメディ……らしい。コワい映画は好きじゃないけど、これは面白そう。
※上映館/ゴールド劇場

『恋するナポリタン 世界で一番おいしい愛され方』(日本)105分
 ナポリタンに特別な思いを抱く男女3人の恋を紡ぐファンタジックなラブストーリー……らしい。主演は相武紗季、塚本高史、眞木大輔。えーっと、予告編の印象では、まったく面白くなさそうなんですが……実際はどうでしょ。
※上映館/伏見ミリオン座

『リサとガスパール とびきりキュートなパリの住人』(フランス)60分
 フランスの人気絵本のアニメーション化。この絵、僕も好きです。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『終着駅 トルストイ最後の旅』(ドイツ・ロシア)112分
 ロシアの文豪トルストイと、「世界三大悪妻」と言われた妻ソフィヤとの知られざる愛の物語を描く人間ドラマ……らしい。主演はクリストファー・プラマーとヘレン・ミレン。見応えありそう。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『フェアウェル さらば、哀しみのスパイ』(フランス)113分
 ソ連崩壊の大きなきっかけとなったといわれる20世紀最大級のスパイ事件を映画化したサスペンス……らしい。
※上映館/名演小劇場

『バイオハザードIV アフターライフ』(アメリカ)?分
 シリーズ4作目。今度の「感染」は東京から始まるそうです。って、このシリーズとは無縁なので、よく分かりませんが。
※上映館/ピカデリー/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』(日本)100分
 1979年放映のテレビアニメを再編集した劇場版。監督は高畑勲。宮崎駿も関わっているそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *     *     *

中国での話ですが、こんなニュースがありました。

「上映前のコマーシャルが長すぎる!中国で女性が劇場を訴える」

 この気持ち、すげー分かります。特に109シネマズ! 暗くなってから延々とCMを流すなよ。その点に関してはコロナグループを見習うべし。
 CM収入で稼ぎたいなら、場内が明るいうちにジャンジャン流せばいいじゃん。ただし音量は控え目で。

*     *     *     *     *

 ようやく『キャタピラー』を観ました。これは全日本人必見作。戦争の醜さ、愚かさを、こういう切り口で描いた若松孝二監督はスゴいです。
 寺島しのぶの熱演が話題になっていますが、その旦那役を演じた大西信満も相当のもんです。それに、特殊メイクの担当者も凄腕。観ながらついつい、どうやって撮ったんだろうか、なんて無粋なことを考えちゃいました。

 『ベスト・キッド』も観ました。これはもう、娯楽映画のお手本のような仕上がり。いささか長すぎる(140分!)ということ以外には、ほとんど欠点がない映画でした。お見事。
 主演のジェイデン・スミスに関しては「けっ、親の七光りじゃねーか」という意見もあるでしょうが、いやいや、この身体能力と演技力は大したもんです。もちろん幼い頃からの英才教育の賜物でしょうが、スター性みたいなものも感じました。
 そして何より、ジャッキー・チェンが渋カッコいい! すでに『新宿インシデント』などで味わい深い演技を見せてくれているわけですが、これから老境に差しかかるにつれ、ますます存在感を増していくんじゃないでしょうか。

 アカデミー賞の外国語映画賞に選ばれた『瞳の奥の秘密』も観ました。チラシの雰囲気から格調高い文芸大作かと思っていたんですが、ずいぶん通俗的な娯楽映画でした。いや、悪い意味じゃなくて。
 基本的にはサスペンスであり、終盤に明かされる事実にはゾゾゾッとしたりしたんですが、はっきり言ってツッコミどころも多いです。たとえば、ヒロインがある男を怪しみ始めるシーン。あんな風に胸をはだけてたら、男なら誰だって見るわ!

 あと、書きそびれていましたが、かなり前に『きな子 見習い警察犬の物語』も観ました。うーん、可もなく不可もなく……。あ、ところどころで「ケータイ使えばいいのに!」と思いました。

コメント一覧

トッパ
ソンリエさん、すみません、返事が遅くなりました。

『瞳の奥の秘密』、最終的には思いっきりメロドラマだったような気もします(笑)。ただ、「罪の償わせ方」については、いろいろと考えさせられました。観たあと、誰かと語り合いたくなるタイプの映画ですね。

トリビュートLIVE、楽しかったですよねぇ。お疲れ様でした!
ソンリエ
トッパさん、おはようございます!

『瞳の奥の秘密』、私も見ました。

>通俗的な娯楽映画

そうですね~。確かに文芸大作ではなかったですよね。
でも、すごく楽しめました。
機会があったら、もう一度見に行きたいくらいです。

今日は暑くなりそうですね。
トリビュート日和ですね!

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