少年トッパ

<10年2月19・20日公開作> 『人間失格』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 ☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。

『人間失格』(日本)134分
 説明不要ですね。太宰治の代表作の映画化。とりあえず観てみなきゃ。
※上映館/109シネマズ名古屋伏見ミリオン座TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『パレード』(日本)115分
 『今度は愛妻家』に続いて、早くも行定勲の新作。希薄な現代人の関係性を浮きぼりにする青春群像劇……らしいです。原作は吉田修一の同名小説で、藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介など、なかなかの豪華キャスト。さらに、野波麻帆と中村ゆりも出演! 観ないわけにゃいきませんね。
※上映館/ピカデリー

『コララインとボタンの魔女 3D』(アメリカ)100分
 ボタンの目を持つ不思議な人々が暮らす世界に迷い込んだ少女の冒険を描くファンタジーアニメ……らしい。監督は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック。これは面白そう。
※上映館/中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『恋するベーカリー』(アメリカ)118分
 大人の恋愛コメディだそうです。主演はメリル・ストリープ。大きくハズれることはなさそう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『カラスコライダー』(日本)80分
 楽天イーグルスの非公認マスコットMr.カラスコ主演のコメディ映画……らしいです。
※上映館/シネマスコーレ

『COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター』(日本)108分
 オリンピックを目指す40歳の女性フィギュアスケーターの姿を描くスポーツ・ドラマ……らしい。
※上映館/109シネマズ名古屋

『シャネル&ストラヴィンスキー』(フランス)119分
 またもやシャネルの映画。今度のは、音楽家との秘められた恋を描く物語だそうです。
※上映館/名演小劇場中川コロナシネマワールド

『台北に舞う雪 Snowfall in Taipei』(中国・日本・香港・台湾)103分
 美しく切ないラブストーリーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『書の道』(日本)93分
 挫折した青年が書道に心を奪われていく様を描いた青春映画……らしいです。しかし、なんかBLモノっぽい感じが……。
※上映館/シネマスコーレ

『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』(日本)90分
※上映館/シネマスコーレ

『日本の青空』
『いのちの山河 日本の青空II』
※上映館/シネマスコーレ

『機動戦士ガンダムUC』(日本)58分
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

 ここからは特集上映など。

<パリめぐり映画祭>
 『ぼくの伯父さん』『彼女について私が知っている二、三の事柄』『男性・女性』の3本。
※上映館/名古屋シネマテーク

<生誕100年記念 マザー・テレサ映画祭>
 『マザー・テレサとその世界』『マザー・テレサと生きる』などマザー・テレサに関する国内外のドキュメンタリーを一挙上映、とのことです。
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *

 ピカデリーの閉館記念イベントの詳細、発表されました。『アラビアのロレンス』『ローマの休日』『七人の侍』『十戒』といった王道路線に加え、『怪獣大戦争』『宇宙からのメッセージ』『網走番外地 南国の対決』『太陽を盗んだ男』という、マニア受けしそうなラインナップ。この中にあると、最終日の『スタンド・バイ・ミー』と『愛と青春の旅だち』がごく最近の作品のように思えちゃいます(よね?)
 このイベント、なんと会員は無料だって。ひゃっほう。一般でも500円なので、ずいぶんおトクだと思います。しかし、『太陽を盗んだ男』、日曜の夜なんだ……。
http://www.nnk-cinema.co.jp/topics/info1003-heikan.html

 アカデミー賞の有力候補作品『ハート・ロッカー』、3月6日から公開なんですが、今のところ名古屋市内での上映館はTOHOシネマズ名古屋ベイシティだけみたい。もっと増やして! 作品賞に選ばれたら増えるかな?

 で、そのTOHOシネマズ名古屋ベイシティでの「午前十時の映画祭」、明日からはハリソン・フォード主演の『刑事ジョン・ブック/目撃者』です。これも良い映画! とは言いながら、20年以上前に観たっきりなので、あんまり覚えてないんですが……。

 えー、『ずっとあなたを愛してる』を観ました。人との関わり方、付き合い方について、深く考えさせられる作品。人の過去にどこまで踏み込んでいいのか、後ろ暗い過去(という表現はナンですが)を持った者にどう接していけばいいのか、といったことを、観たあとにしみじみと考えちゃいました。
 ほら、「アイツは昔○○○だった」とか「とんでもねー事件を起こしたヤツだ」とかいう評判を聞いてから本人に接すると、意外に普通の好人物だった、ってことがよくあるじゃん。そもそも何らかの事件を起こしたからには、そこに至るまでの経緯やら事情やらがあるわけだし。善悪の基準だって、第三者が勝手に判断できるもんじゃないし。
 結局のところ、実際に接した感触で人に相対するのが一番なんだろうけど、未熟な僕はどうも先入観とかに惑わされてしまうことが多いです。もっと本質を見る目を養わねば。って、映画の内容とはほとんど関係ない話になっちゃいました。

 ところで、先週のこのコーナーでは「役に立ってたら拍手を!」と書いたわけですが、その反響のあまりの少なさにはいささか愕然としました。世間は厳しいもんですね。でも、拍手コメントで温かい言葉を送ってくれたみなさんには感謝!
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