◎『中学生円山』(日本)?分
謎めいた男と中学生男子の不思議な交流を描いたホームドラマ……らしい。脚本&監督は『あまちゃん』も絶好調の宮藤官九郎で、主演は草なぎ剛。それ以外の情報は仕入れずに観たいと思っています。
ただ、クドカンって脚本だけだと面白いのに、自分で監督すると……まあ、今回は違うことを願います。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『暗闇から手をのばせ』(日本)68分
身体障害者向けの風俗嬢として働く女性の姿を描いた人間ドラマ……らしい。予告編の印象が強烈だったので、ぜひ観たいと思っています。
※上映館/シネマスコーレ
○『モネ・ゲーム』(アメリカ)90分
モネの名画の贋作詐欺をめぐる珍騒動を描いたコメディ……らしい。『泥棒貴族』という映画のリメイクだそうです。コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマンなどが出演。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』(インド)169分
華やかな映画界を舞台に繰り広げられる生まれ変わりの神秘と復讐劇……って、よく分からないけど、インド映画なのでド派手でツッコミどころ満載なのは間違いなさそう。
※上映館/名古屋シネマテーク
○『きっと、うまくいく』(インド)170分
こちらもインド映画。真の友情や幸せな生き方や競争社会への風刺を描いたヒューマン・ストーリー……らしいです。
※上映館/シネマスコーレ
○『ビル・カニンガム&ニューヨーク』(アメリカ)84分
ニューヨーク・タイムズ紙の名物カメラマン、ビル・カニンガムの実像に迫ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/109シネマズ名古屋
『ブルーノのしあわせガイド』(イタリア)95分
15歳の少年と同居することになった中年男性の喜怒哀楽を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/名演小劇場
『エリア52』(オーストラリア)87分
地下深くの極秘基地での実験をめぐる特殊部隊の攻防を描いたSFアクション……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『クロユリ団地』(日本)106分
謎の死が続く集合住宅が舞台のホラー……らしい。監督は『リング』シリーズなどで知られる中田秀夫で、主演は前田敦子&成宮寛貴。チラシを見ただけでも怖かったので、もちろん観ません。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
話題の『HK 変態仮面』、明日からピカデリーで上映されます。結局僕は観てないんですが、なかなか評判はいいみたいですね。
吉井和哉ライブの生中継、いよいよ明日です。名古屋市内ではTOHOシネマズ名古屋ベイシティとワーナー・マイカル・シネマズ大高にて。
http://yoshiilive.com/
韓国の最新アニメーションを上映する企画「花開くコリア・アニメーション2013」、明日と明後日です。会場は愛知芸術文化センター12階のアートスペース。
http://anikr.com/2013/top.html
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この1週間で観た映画は2本。ちょっとずつ感想を。
●39窃盗団
知的障害者もしくは「ボーダー」と呼ばれる人たちが実社会において、いかに生きづらい日々を送っているのか。それを切々と訴えるのではなく、笑える映画として作ったところに大きな意義があると思います。多くの人に観られるべき作品。
特筆すべきは、ダウン症の青年の役を実際にダウン症である青年が演じていること。それが作品に現実感と、何とも言えない温かみをもたらせています。ちなみに、その弟を演じているのは実際の兄弟で、監督は一番上のお兄さんだそうです。素晴らしき家庭内コラボ。
●ホーリー・モーターズ
寓意的趣向が強い作品。基本的には「ワケわかんねー」と言いたくなるような作りではあるんですが、ものすごく見応えがある場面が次々と現れるので、まったく退屈はしません。極めて刺激的で、想像力を喚起させられます。
映像に力強さをもたらせているのは、やはりドニ・ラヴァンの肉体と演技。この人、失礼ながら若い頃は醜男という印象が強かったんですが、年を取るにしたがって渋味が増し、すごく存在感のある顔つきになりましたね。しかも身体能力が高い! 劇中での俊敏な動きには、ちょっとビックリしちゃいました。
読んだ本は2冊。
●教科書に載ってないUSA語録/町山智浩
町山氏、相変わらず好調です。アメリカという大国のトホホさ加減を日本人に知らしめた、という意味で彼の功績は非常に大きいんじゃないでしょうか。しかし、それはつまりアメリカ国家から見ると腹立たしい存在となるわけですよね。この先、アメリカの諜報員とかに狙われるようなことがないよう願ってます。
そういえば、来週の「すっぴん」木曜、水道橋博士の回にゲスト出演するそうです。町山ファンのみなさま、お聴き逃しなく。
http://www.nhk.or.jp/suppin/
●世界から猫が消えたなら/川村元気
本屋大賞にノミネートされるなど、去年から話題になっていた小説。表紙の写真が素晴らしいので、猫好きの方なら間違いなく読んでみたいと思うんじゃないでしょうか。で、僕も読んでみたんですが……何とも薄っぺら。設定も展開もありふれてるし、散りばめられたギャグも中途半端。それなりに考えさせられる部分もなくはないんですが、マイナス面が強すぎて印象に残りません。
明日、ラジオで山下久美子&大澤誉志幸のライブがオンエアされます。これは聴かなきゃ。
http://www.tfm.co.jp/live/
まだまだ書きたいことはあるんですが、例によって時間がなくなっちまいました。なんで金曜ってバタバタするんだろ。というか、昨日は割と余裕があったのに、時間を有効に使わなかった僕がダメなんですね。