少年トッパ

<10年8月20・21日公開作> 『カラフル』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『カラフル』(日本)127分
 森絵都のベストセラー小説のアニメ映画化。監督は『クレヨンしんちゃん オトナ帝国』『河童のクゥと夏休み』の原恵一! ってことで、観ないわけにゃいきません。声優陣の中には宮崎あおいの名も。
※上映館/109シネマズ名古屋TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ハナミズキ』(日本)128分
 一青窈のヒット曲「ハナミズキ」をモチーフにした純愛映画……らしい。あんまり惹かれないんですが、新垣結衣が主演なので観ておいた方がいい……よね?
※上映館/ピカデリー109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』(アメリカ)82分
 猫と犬の壮絶なバトルが繰り広げられるアニマル・アクションの続編……らしい。しかし、あんなに面白くない映画に続編が作られるとは! 字幕版で上映してくれるところがあれば観たいと思うけど、名古屋市内じゃゼロみたい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『瞳の奥の秘密』(スペイン・アルゼンチン)129分
 今年のアカデミー賞で最優秀外国語映画賞に選ばれた作品。1970年代のアルゼンチンを背景に、一人の人間の罪と罰や祖国の軌跡を描くサスペンス・ドラマ……らしい。かなり奥深そう。
※上映館/伏見ミリオン座

『NECK ネック』(日本)96分
 恐怖の妄想を具現化する巨大な箱に入れられた大学生の運命を描く、ホラー仕立てのラブストーリー……らしい。原作は舞城王太郎で、主演は相武紗季。ちょい気になります。
※上映館/伏見ミリオン座

『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(アメリカ)118分
 1980年代の人気TVアクションドラマ『特攻野郎Aチーム』のリメイク。痛快なノリが楽しめそう。
※上映館/ゴールド劇場109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『華麗なるアリバイ』(フランス)93分
 フランスの平穏な村で起きた殺人事件を軸に、愛憎渦巻く人間模様を描くミステリー……らしい。原作はアガサ・クリスティの推理小説『ホロー荘の殺人』。ミュウ=ミュウなどフランスの有名女優が多数出演しているそうです。
※上映館/名演小劇場

『さよなら夏休み』(日本)?分
 郡上八幡を舞台にした感動作だそうです。主演は緒方直人。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『シロメ』(日本)?分
 アイドルユニット「ももいろクローバー」が映画の撮影と知らぬまま、怖がる様子を記録したフェイク・ドキュメンタリー……らしい。このグループ、歌ってる時のアクションがなかなかスゴいですよね。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『劇場版 怪談レストラン』(日本)90分
 怪奇現象専門の中学生探偵が奇妙な出来事に遭遇する様を描く冒険ファンタジー……らしい。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『劇場版 メタルファイト ベイブレードVS太陽 灼熱の侵略者ソルブレイズ』(日本)?分
 TVアニメの劇場版。よく分からないけど、地球滅亡の危機を救うそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

<革命銀河系/足立正生>
 足立正生監督作品の特集上映。『堕胎』『性遊戯』『略称・連続射殺魔』『噴出祈願』と、タイトルだけでも不穏さ満載ですね。
※上映館/名古屋シネマテーク

 キノシタホールでは『フローズン・リバー』と『渇き』が上映されます。どちらもオススメ。ただ、『フローズン・リバー』は硬質なタッチで現代社会の暗部を描いた正攻法の作品ですが、『渇き』の方はトンデモ映画っぽい部分も多いので、ハードルを下げて臨んだ方がよろしいかと思います。とりあえず、キム・オクビンという美人女優のあられもない姿を拝めるだけでもお金を払う価値ありまくり!

*     *     *

 ここんとこ平日に映画を観ることができまへん。今週観たのは『ちょんまげぷりん』のみ。えーっと、まあ、ぬるい映画ではありますが、なかなか好感が持てる部分もありました。ただ、もうちょっとタイムスリップものならではの面白さを出せれば、もっと良くなったようにも思います。江戸時代からタイムスリップした武士があんなに簡単に受け入れられるなんてねぇ。それに、働いて給与をもらうようになれば健康保険とか税金とかの手続きも必要になるはずなのに……ま、いっか。

 現在公開中の映画でイチオシは『ヒックとドラゴン』! 先週も書いた通り「戦争と平和」についていろいろと考えさせられる作品ですが、「難しいことを抜きして楽しんじゃえ」というノリで観ても大満足できるんじゃないかと思います。友情、恋愛、親子の絆、そして冒険! ヒックとドラゴンが空を飛ぶ時の迫力も相当なもんでした。僕は2Dで観たんですが、時間とお金があれば3Dでも観たいと思っております。もうすぐ夏休みは終わっちゃいますが、お子さんのいる方は、ぜひとも『ヒックとドラゴン』を観に行くべし! あ、余裕があれば『トイ・ストーリー3』も。春に公開された『プリンセスと魔法のキス』も面白かったし、最近のアメリカのアニメ、レベルが高いです。

 『ソルト』もオススメ。この映画、よくマット・デイモン主演の『ボーン』シリーズを引き合いに出して語られそうですが、大きな違いのひとつは、手持ちカメラを多用していないことじゃないでしょうか。『ボーン』シリーズにはやたらと画面がブレるシーンがあって、そういうのに弱い僕は気持ち悪くなっちゃったわけですが、『ソルト』に関してはそういうことは皆無でした。なので「最近のアクション映画はめまぐるしすぎてダメ」という方でも充分楽しめると思います。というか、めまぐるしく見える映像って、ほとんどの場合、撮り方が雑なだけだよね。……ちょっと毒舌でした。

 さ、この週末こそ『キャタピラー』か『ザ・コーヴ』を観るつもり。でも、『カラフル』も早く観ちゃいたいなぁ。『ベスト・キッド』や『きな子』も観た方がいい? って、誰に聞いてるんだ?

コメント一覧

￿トッパ
ソンリエさん、コメントどうも! すみません、返事が遅くなりました。

>スペイン語圏の映画はとりあえず観ておきたい派なので、

へーっ、そうなんですか。『瞳の奥の秘密』は前評判も高いので、期待していいと思います。

『ヒックとドラゴン』、ぜひぜひご覧ください。だまされたと思って! だます気はありませんが(笑)。
ソンリエ
トッパさん、こんにちは!

「瞳の奥の秘密」、名古屋でも上映されるんですね。スペイン語圏の映画はとりあえず観ておきたい派なので、伏見まで出かけようと思います。

あと、夏休みの間にトッパさんおすすめの「ヒックとドラゴン」も観にいってみたいです。
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