そして僕らは卓治のギターで歌った。＜その15＞

＜トッパ＞●素晴らしいライブでした。
　卓治さん、お疲れ様でした。名古屋トリビュート組のトッパです。素人の分際で歌わせていただき、恐縮しております。
　「Naked“eyes”」は素晴らしい企画だと思います。今まで20回ぐらい卓治さんのライブに行きましたが、その中でも今回が最高でした。あんまり素晴らしかったので、誰も僕らの「嵐からの隠れ場所」は覚えていない……かも。
　特にアンコールの「君が本当に欲しいもの」での一体感はスゴかったですね。鈴木君のギターをスタッフが弾き、研さんのギターをファン（名古屋トリビュート組のroad21さん）が弾く、という訳の分からない状況でした。これぞロック！（笑）
　そして最後の淡々とした「Passing　Bell」。あえて感情を抑えて歌っているからこそ、ひとつひとつの言葉が心に刺さりました。
　「やつらの足音のバラード」と「雨ニモ負ケズ」のカバーも良かったし、鈴木君の2曲の鋭い切り口と鮮やかな寓意性にも唸らされました。そして、研さんの客さばきもお見事！　「種の歌」では会場が歌声喫茶みたいになりましたね。
　また素敵なライブを見せてください。楽しみにしてます！

＜TOSHI＞ありがとうございました
　名古屋での素敵な時間をありがとうございました。
　<Naked“eyes”〉は初めての参加ですごく不安もありました。歌が会場の隅々まで届くのだろうか？って。でも全然、大丈夫でしたね。マイクがある時とはまた違った感動を感じました。１曲目から〈Naked“eyes”〉の世界にすーっと入っていきました。
　「嵐からの隠れ場所」楽しかったです。本番の事はもうあまり覚えていませんが、リハの時、自分のパートの直前に卓治さんと目が合い、「はい、歌って」と目で言われ、「あ～、今一緒に音楽を卓治さんと演奏して楽しんでいるんだ」と実感でき、とても楽しかったです。
　そして１番嬉しかったのは、他のお客さんが僕等を温かく迎えてくれた事でした。あの日会場にいた皆様、ありがとう！　ただ「ひだまりの歌」の次っていうのは凄いプレッシャーになりました（笑）
　「真夜中のボードビル」は圧巻でした。言葉がビシビシと胸に刺さってきました。アンコールでの「Passing