＜2021年6月4日・5日公開作＞ 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『トゥルーノース』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
すみません、ちょっとしたトラブルがあって更新が遅くなってしまいました。

☆『るろうに剣心　最終章 The Beginning』　＜シネマトゥデイ＞
シリーズの最終章2部作の第2弾。ってことは、これが正真正銘のラスト作品になるんでしょうね。楽しみです。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

☆『トゥルーノース』　＜シネマトゥデイ＞
北朝鮮の強制収容所を舞台にした3Dアニメーションだそうです。強烈そう。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

◎『胸が鳴るのは君のせい』　＜シネマトゥデイ＞
人気マンガの映画化。久々にド直球の胸キュン映画のようです。タイトルも素晴らしいですね。
主演の浮所飛貴って男の子のことはよく知らないですが、ヒロインを演じる白石聖は大好き。『時をかけるバンド』で注目するようになって、現在放送中の『ガールガンレディ』も見てます。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ・ワンダー／イオンシネマ大高

◎『コンティニュー』　＜シネマトゥデイ＞
タイムループを題材にしたSFアクションだそうです。面白そう。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド

◎『映画大好きポンポさん』　＜シネマトゥデイ＞
映画業界が舞台のマンガのアニメ化。原作が面白かったので楽しみにしていました。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／伏見ミリオン座

◎『グリーンランド－地球最後の2日間－』　＜シネマトゥデイ＞
巨大隕石衝突による人類滅亡の危機に見舞われた世界を描いたディザスタームービー……らしい。迫力ありそう。
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

◎『幸せの答え合わせ』　＜シネマトゥデイ＞
結婚29年目にして離婚危機に陥った夫婦を描く人間ドラマ……らしい。
※上映館／伏見ミリオン座

◎『猿楽町で会いましょう』　＜シネマトゥデイ＞
カメラマンと読者モデルの関係を描いたラブストーリー……らしい。
※上映館／センチュリーシネマ／イオンシネマ・ワンダー／イオンシネマ名古屋茶屋

◎『はるヲうるひと』　＜シネマトゥデイ＞
佐藤二朗の監督・出演作。売春宿が点在する島が舞台だそうです。主演は山田孝之。
コメディー作品での佐藤二朗はどうも好きになれませんが、この作品は前から気になっていました。
※上映館／センチュリーシネマ／イオンシネマ名古屋茶屋

◎『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』　＜シネマトゥデイ＞
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンが共演したコメディー。面白そう。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ名古屋茶屋

○『シドニアの騎士　あいつむぐほし』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ名古屋茶屋

『劇場版　少女☆歌劇　レヴュースタァライト』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ名古屋茶屋

『2gether THE MOVIE』　＜シネマトゥデイ＞
タイのボーイズラブドラマの再編集版だそうです。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

●リバイバル

『デカローグ　デジタルリマスター版』
※上映館／名古屋シネマテーク

●特集上映

＜アニメーションの神様、その美しき世界　川本喜八郎、岡本忠成監督特集＞
※上映館／名古屋シネマテーク

＜台湾巨匠傑作選2021＞＜台湾巨匠傑作選アンコール特集＞<
※上映館／シネマスコーレ

この前の土日には休業している映画館もありましたが、今週末はどこも営業しています。ただし席数は半分、営業終了は20：00または21：00というところが多いので、行かれる方は事前にチェックしておく方が良いかと思います。
しかしまあ、映画館に対する休業要請って、結局のところ何の意味もなかったんじゃない？　むしろ人の移動を増やしただけ、という印象が残ってます。東京のシネコンが閉まっているので川崎まで観に行く都民が多かった、という報道もあったし。

リアルサウンド映画部での宇野維正の興行分析、毎週楽しみにしています。最新回では大手シネコン及び全興連による「ディズニー作品排除」の話題が取り上げられていました。
https://realsound.jp/movie/2021/06/post-784455.html
「一体いつまでこんな「映画ファン不在」の対策を続けるつもりなのだろう？」という言葉には全面的に賛同。『ブラック・ウィドウ』が全シネコンで公開されることを願っています。
あと、前にも書いたように思いますが、映画ファンに向けて最も誠実な姿勢を見せているのは、ネットフリックス作品の劇場公開をいち早く実行してくれたイオンシネマだと僕は思っています。もちろん、ディズニー作品もイオンシネマでは上映されています。

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●観た映画

『アオラレ』※観る価値あり
いやはや怖い怖い。常軌を逸したイカレ野郎にからまれてしまった恐怖を描いた作品です。誰でも一度や二度はそういう体験があるかと思いますが、僕も過去に数キロの間ずっとあおらたり、地下鉄でヘンな野郎に因縁付られたりした時の記憶が脳内で再生されて胸クソ悪くなりました。
あ、映画としてはなかなか楽しめる出来栄えです。自分が加害者になる可能性もある、ということを意識しながら日々を送らねば、とも思いました。

『アメリカン・ユートピア』※超オススメ！
画期的なコンサートの記録映像。なんと、ステージ上にケーブルが一切ありません。つまり、全部ワイヤレス。上から見るとほぼ正方形のステージを、メインのデヴィッド・バーンを含む12人のメンバーが動き回ります。その動きが完璧に計算されていて実に見事。
トーキングヘッズもデヴィッド・バーンのソロも熱心に聴いてこなかったので、半分以上が知らない曲でした。にもかかわらず思いっきり楽しめたのは、それだけ楽曲の完成度が高く、なおかつパフォーマンスが優れているからだろうと思います。カメラアングルも秀逸。
もうひとつ重要なポイントは、明確な政治的メッセージを放っていること。いや、政治的というよりは、世の中で起きている理不尽なことに異議を唱える、という姿勢を明確に示しているわけです。まったくもってカッコよすぎ！

●読んだ本
『エロ本黄金時代』本橋信宏、東良美季
『阿久悠と松本隆』中川右介

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●TVer雑感

いやぁ、TVerは便利。実は今週、『大豆田とわ子と三人の元夫』の予約録画に失敗してしまったのですが、TVerで視聴して事なきを得ました（って大げさ？）。
以前なら録画にミスったら泣き暮れるか、はたまた誰かに頼んでダビングしてもらうしかなかったわけですが、TVerのおかげでそういう必要もなくなったわけです。ありがたや。
ただねTVerさん、1.25倍再生とか1.5倍再生とか、そういうのは必要ないんじゃないかと思いますよ。ながら見とか斜め見とかになるのは仕方ないけど、早送りでTVドラマや映画を見るというのは邪道じゃん。
いや、もちろんそんなのは見る側の勝手です。しかし、作品を提供する側がそういう機能をわざわざ付ける必要はないでしょ、と思うわけです。

あ、そうだ。『パパはニュースキャスター』の配信が始まってます。懐かしや。
https://tver.jp/feature/f0075278

●Spotify雑感

西野カナの全楽曲がサブスプリクション解禁されたってことで、Spotifyでもすべての曲が聴けるようになりました。ありがたや。
実は僕、恥ずかしながら半年ぐらい前までは、有料会員登録をしないと、ほとんどの曲は聴けないと思っておりました。無料登録だけで全部聴けると知った時は超ショック。CDを買わなくても、収録されている曲すべてを聴けるなんて！
まあ、僕の場合、パソコンで利用しているだけなので、いつでもどこでも聴けるわけではありません。そもそもサブスプリクション解禁されていない楽曲も多いので、ありとあらゆる音楽を聴けるわけでもありません。
でも、検索してみたら、ここ数年に自分が購入したCDに関しては、ほぼすべてSpotifyで聴けるわけです。じゃあ買わなくても良かった……とまでは思わないけど、ちょっと損した気分になったのは事実です。セコい性分なので。
というか、そんな風に無料登録でも聴けるようにしちゃって、ミュージシャン側はちゃんと収益が得られるんでしょうか。これ、聴かれた回数によって料金が発生するシステムなんだよね？　そのあたりの収益構造はよく分かりませんが、いささか心配になってきます。

さて、そんな感じで「音楽をタダで聴ける」というのが当然の世の中になりつつありますが、歌手によって1曲もサブスク解禁されていないケースもあります。たとえば郷ひろみ。Spotifyで検索してみたら1曲もありませんでした。
そして、なぜか1曲だけ見つかったのが中原めいこ。1曲だけって！　……この話題、ダラダラと長くなってしまいそうなので、また今度。

今週は、萩原みのりが『佐々木、イン、マイマイン』の内山拓也監督との結婚した、というニュースもありました。これはめでたい！
これからますます良い演技を見せてくれることを期待しています。
https://natalie.mu/eiga/news/430596