基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『るろうに剣心 伝説の最期編』(日本)135分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
説明不要ですね。まだ『京都大火編』も上映されてるので、2本続けて観るのもいいかも。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『海を感じる時』(日本)118分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
1978年に発表された中沢けいの小説の映画化。脚本が荒井晴彦なので、とりあえず観なきゃね。監督は『僕は妹に恋をする』などの安藤尋で、主演は市川由衣と池松壮亮。
※上映館/伏見ミリオン座
☆『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(アメリカ)121分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
アメコミ原作モノ。銀河系を守るお尋ね者5人組の活躍を描いたアクション・アドベンチャー……らしい。すごく前評判が高いので楽しみです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
『舞妓はレディ』(日本)135分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
周防正行監督作品。鹿児島生まれ津軽育ちの少女が美しい舞妓を目指す姿を描いた痛快作……らしい、というか、実は試写会で観ました。オススメです。新人の上白石萌音が素晴らしい!
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『フランシス・ハ』(アメリカ)86分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ニューヨークを舞台に、不器用な女性が個性的な友人たちを巻き込みながら自分探しをする日々を描いた人間ドラマ……らしい。予告編の印象では、なかなか面白そう。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『チング 永遠の絆』(韓国)122分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
『友へ チング』の続編。前作では明かされなかったドンスの死の真相も描かれる、とのことですが、前作のことをすっかり忘れております。今はなきシネプラザ2で観たことと、かなり面白かったことだけはかろうじて覚えてますが……。
※上映館/シネマスコーレ
○『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』(イタリア)93分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ローマを囲む環状高速道路の周辺に暮らす人々の姿を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
○『竜宮、暁のきみ』(日本)94分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
浦島伝説の残る香川県・荘内半島を舞台に、事故で親友を失った青年と不思議な少女との出会いを描いた青春ファンタジー……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
○『リルウの冒険』(日本)117分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
異世界を旅する少女の冒険を描くファンタジー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
○『リスボンに誘われて』(ドイツ/スイス/ポルトガル)111分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
偶然手にした古本に心を動かされた大学教授がリスボンを訪れて人生を見つめ直していくさまを描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/伏見ミリオン座
『So Young 過ぎ去りし青春に捧ぐ』(中国)131分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
甘く切ない初恋と青春をリアルに描いた人間ドラマ……らしい。女優ヴィッキー・チャオの監督デビュー作だそうです。
※上映館/名演小劇場
『野良犬たち』(韓国)99分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
韓国で実際に起こった暴行事件をモチーフにした社会派サスペンス……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『魂のリアリズム 画家 野田弘志』(日本)71分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名演小劇場
『映画 きかんしゃトーマス みんなあつまれ!しゅっぱつしんこう』(イギリス)61分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『劇場版カードファイト!! ヴァンガード ネオンメサイア』『劇場版カードファイト!! ヴァンガード 3つのゲーム』(日本)?分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ大高
そんでもって、3連休には『猿の惑星 新世紀(ライジング)』の先行上映もありますね。
あと、伏見ミリオン座で再上映中の『そこのみにて光輝く』、26(金)までの続映が決まったそうです。2014年を代表する日本映画の一本なので、お見逃しなく!
アメリカじゃ大ヒットしているらしい『ヒックとドラゴン2』、なぜか日本公開がなかなか決まらないそうです。というわけで署名活動が行われているので、ジャンジャン署名すべし!
http://chn.ge/YBWoIo
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今週は試写会に2日続けて行けたりしたので、またまた5本も観ちゃいました。
●イントゥ・ザ・ストーム
面白い! 要は「巨大竜巻に襲われて大変」という状況を描いてるだけの作品なんですが、その衝撃映像を録画しようと奮起するクルーに、地元の高校に通う生徒たちと親である教頭、野次馬根性だけで竜巻に接近しようとするバカな連中など、人物配置が絶妙です。人間ドラマとしても、なかなか秀逸。オススメです。
ちなみに久々に春日井コロナで観たわけですが、あまりに座席数が少なくてビックリ。調べてみたら43席でした(一番小さいハコではあるけど)。ってことはシネマテークとほぼ同じじゃん。
●TOKYO TRIBE
園子温の新作。ものすごく猥雑なエネルギーに満ちた作品ではありました。とにかくもう、セットの作り込みがハンパじゃないです。隅々までキッチリ汚く(これが重要)作り込んであって、だからこそ荒唐無稽な内容ながら不思議と説得力があるんだなぁ、と感心しました。
で、吉瀬美智子が妙に若い役で出てる……と思ってたら、それが話題の新人、清野菜名でした。この子、すごくいいじゃん。アクションにもキレがあるし、顔立ちも凛々しいし、立ち姿がカッコいいし。これから大成しそう。
とはいえ、映画自体は僕にとっていまひとつ楽しめないものでした。前半の手ブレ画像で気分が悪くなってしまったということも大きいんですが、そもそもラップは苦手だし、物語に面白味がないし、清野菜名以外の登場人物にほとんど魅力が感じられないし……あ、市川由衣は可愛くて良かったんですが。
●イン・ザ・ヒーロー
スーツアクターの矜持を描いた作品。そういう裏方的な存在にスポットを当てる方向性は大好きだし断固支持したいところですが、いかんせん、話の流れがお粗末。以下ネタバレありです。
最後、大がかりな殺陣の場面をワンカットで撮るわけですが、「CGもワイヤーも使わない」と劇中の監督が言ってた割には、壁が思いっきりブルーバック仕様じゃん。つまり、あとからCG合成するってことだよね?
そもそも、あのシーン、まったくリハーサルをしていないどころか、戦う相手とも直前に会ってるわけじゃん。あれだけ大がかりのことをやるんなら、どう考えても入念なリハーサルは必要でしょ。それを一切なしで敢行しちゃうのはあり得ないだろうし、もしもそれで成功したとしても、それは監督(劇中のね)の手腕とは全然関係ないじゃん。丸投げしただけじゃん。
主人公がその場に赴く時、その妻がエリート風の男に会ってる、という安っぽい展開に関しては、もうホントに勘弁してほしいです。主人公の男気を際立たせるための比較対象としてああいう人物を出したんだろうけど、あまりにも説得力がなさすぎ。
唐沢寿明や寺島進など実際にスーツアクターの経験がある役者たちが好演していただけに、いささか残念な出来栄えでした。「ピンク」役の寺島がブラジャーを胸に当てるシーンとか、すごく大好きなんですが。
●柘榴坂の仇討 ※試写
殺された主君、井伊直弼の仇を討つためだけに生き続ける男が主人公。時代が明治に変わり、武士という存在が世の中から消えても彼は髷を結った武士の姿のままで主君に忠誠を誓い、仇である刺客を捜し続けているわけです。その主人公を演じるのが中井貴一で、仇が阿部寛。パッと見は冴えない雰囲気の中井貴一と見るからに男前の阿部寛という対比も鮮やかで、なかなか見応えのある人間ドラマでした。
この日の試写会、同時刻に東京では主要キャストらによる舞台挨拶が行われており、僕が行ったミッドランドスクエアシネマでもそれが同時生中継されました。で、中井貴一やら広末涼子やらが喋るのをスクリーンで見ることができたわけですが、いやはや、中井貴一の受け答えが実に男前です。言うことがいちいちカッコいいし、司会者からの無茶ぶりへの対応も見事。この日は午前中に錦織圭の決勝があったので急にその話題を振られたんですが、華麗にボールを打ち返すように「メディアが使えるコメント」を発してました。アドリブが利くなぁ、と感心。
そんなわけで、映画そのものも丁寧に作られた良作ではあるんですが、それ以上に印象に残ったのは舞台挨拶での中井貴一の喋り方や立ち振る舞いの見事さでした。同い年として誇らしい、と言いたいところですが、足元にも及ばな過ぎる自分が情けなかったりもします。
●舞妓がレディ ※試写
これはオススメ。和装によるミュージカルを満喫できる作品でした。主演の上白石萌音は朴訥とした雰囲気ながらも動きにキレがあって、何とも可愛らしいです。『TOKYO TRIBE』の清野菜名と同じく、これから大活躍しそう。
読み終えた本は5冊。というか、ちょっと前に読んでいたけどタイトルを記し忘れてたのも含めて5冊。すんません、時間がなくなったので感想は省略。あ、日本映画が好きな方なら『スクリプターはストリッパーではありません』は必読です。
●カメダ式J-POP評論 ヒットの理由/亀田誠治
●結婚/橋本治
●寄居虫女(ヤドカリオンナ)/櫛木理宇
●スタープレイヤー/恒川光太郎
●スクリプターはストリッパーではありません/白鳥あかね
そうそう、今月は吾妻ひでおと姫野カオルコの新刊が出るから買わなきゃ、と思ってたら、なんと宮崎学先生の新刊も出るじゃん。しかも『突破者外伝』というタイトル。そそられます。
あと、どうやら吾妻ひでおの新刊は、今月中にもう一冊発売になるみたい。そない集中的に出さんでも!